2024年12月11日(木)、『デュエル・マスターズプレイス』5周年記念ムービーが公開されました。
デュエプレも遂に5周年。
当ブログでデュエプレに関する記事を投稿し始めたのは勝太編あたりからですが、ゲーム自体はもっと昔から遊んでいたりするので感慨深かったりします。
さて、5周年記念ムービーの公開の翌日から年末実装の特別エキスパンション「LEGEND OF PLAY´S 2025」(「レジェプレ2025」)に収録されるカードが次々と公式X(Twitter)で公開されていますね。
この記事では「LEGEND OF PLAY´S 2025」で実装予定のスーパーレア以上のレアリティのカードを紹介していきます。
一応、少し前の記事で予想記事も出してますのでそちらも併せてどうぞ!
この記事がおススメな方
・「LEGEND OF PLAY´S 2025」で新録・再録されるスーパーレア以上のレアリティのカードの魅力が知りたい方。
新録カード
永久龍程式 Q.E.D.=X/龍波弩級戦艦 エビデックス
龍波弩級戦艦 エビデックス
自分のターン開始時に1枚追加ドローができるクリスタル・コマンド・ドラゴン。
メインデッキに入れられる《龍波動空母 エビデゴラス》といった趣きです。
攻撃は不可ですが、その分パワーが7000と高めとなっていますね。
デュエプレ版《龍波動空母 エビデゴラス》の龍解条件と同様に自分のターン中にカードを4枚引けば、強化形態に進化します。
《龍波動空母 エビデゴラス》と比較すると、コストが4なので、マナ加速や《一撃奪取 マイパッド》を絡めれば3ターン目に出せるのが魅力。
ただ、あくまでも《龍波弩級戦艦 エビデックス》自身はパワーの高いクリーチャーで除去耐性なども一切ないので、場持ちはそこまで良くなさそうです。
《勝利のガイアール・カイザー》からの侵略や革命チェンジの起点にもされてしまいますしね。
また、3ターン目には《轟く侵略 レッドゾーン》や《蒼き団長 ドギラゴン剣》が走ってくるこのご時世で悠長に役割がドローのみのカードをプレイする余裕があるのかという問題もあります。
永久龍程式 Q.E.D.=X
《龍波弩級戦艦 エビデックス》がメインデッキに入れられる《龍波動空母 エビデゴラス》ならば、《永久龍程式 Q.E.D.=X》はメインデッキに入れられる《最終龍理 Q.E.D.+》でしょうか?
ターン開始時の選択式ドローと自軍水クリーチャーに対するアンブロッカブルは《最終龍理 Q.E.D.+》の能力と同じです。
さらに、《最終龍理 Q.E.D.+》に無かった能力として登場時能力で相手クリーチャー1体を手札に戻すことができます。
しかし、《最終龍理 Q.E.D.+》の「龍回避」のような除去耐性は持ち合わせていません。
《最終龍理 Q.E.D.+》の強みとしては、除去されても龍回避で除去手段が乏しい《龍波動空母 エビデゴラス》になる事で実質的にバトルゾーンにとどまり続けるという事だったので、除去耐性が無いのは弱体化点かもしれません。
ただ、「革命チェンジ」と組み合わせるならば話は別。
龍回避があると革命チェンジが不発に終わるので、《永久龍程式 Q.E.D.=X》から革命チェンジをするという事ならば除去耐性が無い方が好都合です。
《龍波弩級戦艦 エビデックス》状態でドローして革命チェンジ先をかき集めつつ進化し、《永久龍程式 Q.E.D.=X》から革命チェンジするというのが良さそうです。
《龍波弩級戦艦 エビデックス》から進化しない場合の召喚コストは7と少々重めですが、タダ出しを咎めるクリーチャーがいた場合は水のクリーチャーから普通に進化させるという手段もありです。
相手クリーチャーの手札戻しでメタクリーチャーを手札に戻してから革命チェンジできますしね。
コスト5以上の水のドラゴンから革命チェンジできるクリーチャーで強力なものには第29弾で実装される可能性が高い《時の法皇 ミラダンテⅫ》がありますが、そちらが実装されてからが本番かもしれません。
「誣」の頂 ウェディング・イノセンス
《「祝」の頂 ウェディング》のリメイク版がこの《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》。
召喚時コストが13と《「祝」の頂 ウェディング》よりも高いコストが気になりますが、相手のバトルゾーンにあるエレメントの文明の数だけコストが2下がります。
《勝利のリュウセイ・カイザー》や《偽りの王 ヴィルヘルム》などの3色クリーチャーがあれば、コスト7で召喚できますね。
《時空の支配者ディアボロス Z》があれば何とコスト3で《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》を召喚可能となります。
「LEGEND OF PLAY´S 2025」で再録された《時空の支配者ディアボロス Z》/《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》ですが、いきなりの受難に見舞われてしまいました。
ゼニス特有の召喚時能力は相手の無色クリーチャー以外を全てシールド化し、自軍の無色クリーチャーの数だけ相手のランダムな手札をシールド化!
《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》自身が無色クリーチャーなので最低1枚は手札破壊できます。
《「祝」の頂 ウェディング》は手札を身代わりにされて、肝心のバトルゾーンのクリーチャーを除去し損ねるという事がありましたが、《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》だとそのような事はありません。
ただ、無色クリーチャーには無力なのが玉にキズ。
また、《「祝」の頂 ウェディング》の能力でもあるシールド焼却能力も当然のごとく備えています。
もちろん、「エターナル・Ω」もありますね。
最近のデュエプレ環境は【ドギラゴン剣】や【キリコ・アンプラウド】のように複数の文明のクリーチャーが並ぶ事が多いので返しの手段として検討できそうです。
ただ、《蒼き団長 ドギラゴン剣》や《神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド》からタダ出しされたクリーチャーが並んでいる時点で「お前はもう死んでいる」状態な気もしますが……。
再録カード(ビクトリー)
勝利宣言 鬼丸「覇」
デュエプレ公式Xで紹介されなかったスーパーレア以上のレアリティのカードその1。
デュエプレ第18弾で実装されてから今に至るまで、そして、2025年中もNew Divisionで使用可能な1枚となっています。
似たような境遇のカードとしては《偽りの王 ヴィルヘルム》や《永遠のリュウセイ・カイザー》がありますね。
攻撃時能力でガチンコ・ジャッジをして勝てば追加ターン!
こちらが優位に試合を進めていても、突如バトルゾーンに現れた《勝利宣言 鬼丸「覇」》からの追加ターンでそのまま敗北という事は非常によくありました(n敗)。
皆さんもそのような経験はお有りだと思います。
革命ファイナル環境でも強力な1枚ですが、侵略や革命チェンジもちのクリーチャーは額面上のコストは大きめだったりするので、デッキ全体のコストが低くなりがちな速攻・ビート系デッキが相手だったとしても油断は禁物。
なお、「LEGEND OF PLAY´S 2025」のイラストは「キリコ」のリメイクカードが主役のレジェンドスーパーデッキ「神歌繚乱」に収録されたバージョンとなっています。
これはやはり、《神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド》と併用して使う事を示唆しているんですかね?
超次元リュウセイ・ホール
最強超次元呪文がまさかのNew Division復帰!?
超次元ゾーンからコスト7以下のハンター・サイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出し、さらにマナ加速、ドロー、パワー3000以下の相手クリーチャー破壊のうち1つを実行可能!
デュエプレ第17弾で実装されてから大暴れし、実装当時は速攻以外の水火自然のデッキならば確定で4枚入る超次元呪文と言われていました。
勝利シリーズのサイキック・クリーチャーは《超次元ボルシャック・ホール》に付属したため2024年にNew Divisionで使用できたものの、《超次元リュウセイ・ホール》自体はNew Divisionに帰還することはありませんでしたね。
デッキに入れ得なカードなので、複数枚集めるとなるとレアリティがビクトリーなのもあって初心者・無課金勢には厳しい……。
一応、2024年11月下旬までコインで購入できた「Ultimate All Division Deck」の「光水火自然刃鬼」に2枚投入されていたため、それを購入した方はNew Divisionでも流用できます。
ただ、《超次元リュウセイ・ホール》の強さの1つである《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》と《魂の大番長「四つ牙」》がNew Divisionに復帰するかも気になるところ。
それらが復帰しなかった場合、出せるサイキック・クリーチャーがほぼ勝利シリーズに限定されるのでNew Divisionで使用する場合の選択肢が非常に狭まり弱体化しそうです。
他にも、2025年に実装されるカードの中には《異端流し オニカマス》のようなタダ出しに対する強烈なメタカードがあるのも気がかり。
革命ファイナルの時点でも非常に強力な1枚ですが、上記の懸念点に加えて実装当初よりも周りのカードパワーが上がっている事もあり何が何でも無条件で4枚デッキに入るカードにはならないかもしれません。
勝利のガイアール・カイザー
登場時ターン限定のアンタップキラーとスピードアタッカーをもつコマンド・ドラゴン。
最近では、名誉侵略者兼革命軍として侵略と革命チェンジ元として活躍しています。
《勝利のガイアール・カイザー》の使用不可でNew Division環境での侵略と革命チェンジのカードパワーが落ちるかと思われましたが、そんな事はないようです。
あとは、《超次元ボルシャック・ホール》や《超次元リバイヴ・ホール》などの基本的な超次元呪文がNew Divisionに復帰するかどうかですが……。
勝利のプリンプリン
登場時能力で相手クリーチャーの攻撃とブロックを封じる姫様。
ここぞという時に役に立つ能力なのがウリ。
コストが低めなので様々な呼び出し手段が使えますが、それらがどれだけNew Divisionに復帰もしくは残留するかが気になるところ。
勝利のリュウセイ・カイザー
相手のターンにはじめて置かれたマナを使用不可(TCG版だとマナタップイン)にするコマンド・ドラゴン。
侵略や革命チェンジは《勝利のガイアール・カイザー》から行うのが鉄板ですが、《勝利のリュウセイ・カイザー》で相手をもたつかせてから後続を追加しつつ侵略や革命チェンジを行っても強力!
最近では《神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド》の進化元として起用されていたりもします。
唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
《勝利のガイアール・カイザー》、《勝利のプリンプリン》、《勝利のリュウセイ・カイザー》が「V覚醒リンク」することで登場するサイキック・スーパー・クリーチャー。
バトルに勝った時にアンタップし、相手シールド2枚を手札に加えさせることができます。
また、自身のパワーも26000もあり、ワールド・ブレイカーを備えています。
表面が単体で強力なカードなのでリンクすることはあまり無いですが、《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》の存在を失念していると、奇襲的にV覚醒リンクされてクリーチャーをなぎ倒しつつシールドを全てブレイクの後にダイレクトアタックを決められることも……。
再録カード(スーパーレア)
封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン
自身のシールドゾーンにカードが置かれるたびに相手クリーチャーを選んでタップさせ、そのクリーチャーを相手のターンのはじめにアンタップさせないようにする光ブロッカー。
(以下、上記の能力を疑似フリーズと呼びます)
登場時能力でもシールド化があるので、最低1体は疑似フリーズさせることができます。
2024年の【ヘブンズ・ゲート】でもよく採用されていた強豪カードです。
また、コスト9の光コマンドなので【九極侵略】とも相性が良いですね。
いぶし銀的な強さがあるカードなのは確かですが、このタイミングで《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》が再録されたのは意外。
「封印の精霊龍」とあることから、革命編で登場したギミックの「P‛S封印」を意識しているのでしょうか?
1つ考えられるのが、2025年に突入する可能性の高い「新章デュエル・マスターズ」で登場した「裁きの紋章」との相性が良いから再録されたという事です。
「裁きの紋章」は手札から唱えた後に自分のシールドの上に置かれるので《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》の疑似フリーズが起動できます。
また、「裁きの紋章」ギミックと連動した《サッヴァークDG》はシールドゾーンに表向きのカードが3枚あれば、光のドラゴンを手札からタダ出しできます。
もちろん、《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》もタダ出しの対象です。
合わせて使われるかはともかく、相性は良いので「裁きの紋章」ギミックの登場を見据えての再録なのかもしれません。
龍素記号Sr スペルサイクリカ
龍素兼ドラゴン・サーガの最高傑作。
決して、《龍覇龍 デッドマン=THE END》は関係ない。
DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」仕様のモノクロイラストで再録です。
登場時能力で墓地のコスト7以下の呪文をタダ詠唱し、唱えた呪文を手札に加えます。
また、破壊されれば山札の下に戻る能力もありますね。
唱えたい呪文としては「LEGEND OF PLAY´S 2025」で同時に再録される《超次元リュウセイ・ホール》や《超次元ガード・ホール》でしょうか?
呪文を唱えた後には水のコマンド・ドラゴンがバトルゾーンに残るので侵略や革命チェンジに利用できます。
特に、革命チェンジだと強力な《龍素記号Sr スペルサイクリカ》の登場時能力を使い回すことができますね。
今でも強力なカードですが、呪文の墓地回収と言う面では《時の秘術師 ミラクルスター》、コスト7以下の呪文のタダ詠唱と言う面では《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》が実装間近なのが気になるところです。
《龍素記号Sr スペルサイクリカ》は水単色であったり、登場時能力で呪文をタダ撃ちできる点で差別化を図りたいところ。
界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ
デュエプレ公式Xで紹介されなかったスーパーレア以上のレアリティのカードその2。
5色デッキの防御用ジュラシック・コマンド・ドラゴンです。
以前の予想記事でも紹介したカードとなっていますね。
自分のマナゾーンに5文明あり、かつマナが5枚以上あれば「多色マナ武装5」で「スーパーS・バック」が付与!
スーパーS・バックによりブレイクされたシールドを墓地に置く事で手札からタダ召喚できます。
登場時能力で相手クリーチャー1体をマナ送り!
また、《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》がバトルゾーンにいる限り相手のドラグハートは龍解不可になります。
ただ、年末にドラグハートが全く再録されず、2025年1月末に残りのドラグハートがNew Division落ちすることを考えたら、New Divisionではこの能力はインクの染みとなりそうです。
《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》の強みとしては相手のターンに登場できる自然のドラゴンという事。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》や《百族の長 プチョヘンザ》の革命チェンジ元となり、自身を再び使いまわすことができます。
第29弾では多色を参照したマナ武装(多色マナ武装とは少々異なります)をもつカードも登場するので、追い風ではありますね。
超次元ガード・ホール(時空の支配者ディアボロス Z/最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z)
バトルゾーンのクリーチャーをシールド化しつつ、超次元ゾーンからコスト10以下の光か闇のコマンド・サイキック・クリーチャーを呼び出す超次元呪文。
除去手段としてシールド化は革命ファイナルとなっても一線級。
地味に相手の革命を妨害もできますね。
また、文明も光/闇なので《超次元リュウセイ・ホール》と合わせてマナゾーンで5文明を揃えられ、《フェアリー・ミラクル》で2ブーストできるのも嬉しい。
New Divisionで《フェアリー・ミラクル》が復帰すればこの2枚を軸にした【5色コントロール】が再び見られるかもしれません。
特典カードは《時空の支配者ディアボロス Z》/《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》。
「LEGEND OF PLAY´S 2024」に収録されたほぼ同型再販の《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》/《究極の覚醒者 デビル・ディアボロス ZZ》がNew Division落ちするのでその代わりに収録されたような形ですね。
《時空の支配者ディアボロス Z》はクリーチャー除去で選ばれない水クリーチャーなので《神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド》の進化元にも有用。
この使い方は《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》では代用できませんね。
「LEGEND OF PLAY´S 2025」ビクトリー&スーパーレア紹介まとめ
以上が、「LEGEND OF PLAY´S 2025」で実装されるビクトリーとスーパーレアの紹介となります。
「LEGEND OF PLAY´S 2025」で収録されたカードは2025年年末までNew Divisionで使用可能という事で、New Divisionのランクマッチを中心にプレイしている方にとってはどんなカードが新録・再録されるかは気になるところだと思います。
この記事で紹介したカードは今後1年間付き合っていくことになるので特徴や相性の良いカードをチェックしておきたいところですね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
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引用元:
・デュエル・マスターズプレイス公式X(旧Twitter)
サムネイル画像:
・【特別PV】5周年記念ムービー【デュエプレ】
・いらすとや
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