2023年5月12日(金)デュエル・マスターズプレイス 第20弾「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨-」のティザームービーが公開されました。
それにともなって、デュエプレ公式Twitterで第20弾の新カードの情報が次々と公開されていますね。
今回は最新弾のビクトリーとスーパーレアをTCG版とも比較しつつ紹介していきたいと考えています。
一応、少し前の記事で予想記事も出してますのでそちらも併せてどうぞ!
新ギミックについて
エピソード3では「エグザイル・クリーチャー」と「ゴッド・ノヴァ」がより使いやすいギミックを引っ提げて登場するようです。
エグザイル・クリーチャーは「P‛sドロン・ゴー」、ゴッド・ノヴァは「中央G・リンク」ですね。
P‛sドロン・ゴー
エグザイル・クリーチャーが破壊された時、手札の同文明のエグザイル・クリーチャーを捨てれば別の形態へと変身もしくは墓地から復活できる能力です。
TCG版とは異なり、ドロン・ゴーをもつエグザイル・クリーチャーが変身前と変身後で1枚のカードになったため、手札のエグザイル・クリーチャーをコストにして変身するという仕様になっています。
手札から捨てるエグザイル・クリーチャーは文明さえ合えば何でも良い(《武闘龍 カツドン》/《武闘将軍 カツキング》は文明すら問わない)ので、手札に名称指定のカードを揃える必要があったTCG版よりも効果が起動しやすくなっています。
また、ドロン・ゴーをもたないエグザイル・クリーチャーは同名カードが出せない普通のクリーチャーでしたが、「P’sドロン・ゴー」のコストになるという独自性を得ることになりました。
一応、破壊されたエグザイル・クリーチャーは「P‛sドロン・ゴー」によって墓地から出てくることになるので、TCG版のドロン・ゴーでは咎められなかった《とこしえの超人》や《若き大長老 アプル》に引っかかることになってしまいますね。
まぁ、デュエプレにはそれらが登場することは当面は無いでしょうし、登場するころにはエグザイル・クリーチャー自体がカードパワー不足になっていることでしょう。
そもそも、その頃までまでデュエプレが続くのか……。
中央G・リンク
コストを支払ってゲーム外からゴッドを選択してG・リンクする能力です。
左神と右神のそれぞれ1体ずつを選択することができます。
リンクしたゴッドは1体のクリーチャーとなり、コストとパワーはリンク前のゴッドのものの合計となります。
ゲーム外からカードを使用するというのは第17弾の《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》を想起させますね。
デュエプレのエグザイル・クリーチャーは《眠りの森のメイ様》/《お目覚めメイ様》みたいだし、第20弾はエグザイル・クリーチャー VS ゴッド・ノヴァの様相ですが、実は《眠りの森のメイ様》/《お目覚めメイ様》と《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》の代理戦争なのかもしれませんね。
閑話休題
TCG版と比べてゲーム外からリンクするゴッドを持ってくることができるので、デッキスペースの圧縮を行えます。
空いた枠にS・トリガーを多めに搭載するなどして防御力を高めたりすることができますね。
ただ、TCG版ではゴッド・ノヴァをバトルゾーンに出せばリンクしているゴッド・ノヴァのリンクを外して、再度リンクすることができたのですがデュエプレでは不可能になっています。
なので、一度リンクしてしまえば別のゴッド・ノヴァに置き換えられないのでリンクするゴッド・ノヴァの選択をTCG版よりも考える必要がありそうですね。
ビクトリー
武闘龍 カツドン/武闘将軍 カツキング
エピソード3 第1弾のビクトリーだった《武闘将軍 カツキング》。
デュエプレでもTCG版と同様にビクトリーとして収録されるようです。
ドロン・ゴー前の《武闘龍 カツドン》と合わせてセットのカードとして実装されました。
それにともなってドロン・ゴーも「P‛sドロン・ゴー」へとパワーアップ!
しかも、《武闘龍 カツドン》と《武闘将軍 カツキング》は「P’sドロン・ゴー」の上位能力である「P‛sドロン・ゴーV」をもっています。
武闘龍 カツドン
TCG版からの変更点
・レアリティがアンコモンからビクトリーへと昇格。
・「ドロン・ゴー」が「P‛sドロン・ゴーV」へと変更。
《武闘将軍 カツキング》のドロン・ゴー前の形態である《武闘龍 カツドン》。
本体のスペックはTCG版から変わっていませんが、《武闘将軍 カツキング》へのパワーアップが一枚のカードで完結するようになりました。
パワーアップのコストとして手札のエグザイル・クリーチャーを1枚捨てなければなりませんが、他のエグザイル・クリーチャーと異なり《武闘龍 カツドン》の「P‛sドロン・ゴーV」でコストとして捨てるエグザイル・クリーチャーの文明は問わないのでより発動しやすくなっています。
武闘将軍 カツキング
TCG版からの変更点
・パワーが1000上昇。
・ブレイク数の変更。
・バトル勝利時のブレイクが相手限定に変更 & 2枚に増加。
DCG版)T・ブレイカー
TCG版)W・ブレイカー
・アンタップキラーの持続時間の変更。
DCG版)相手のターンのはじめまで
TCG版)バトルゾーンに出たターン
・「ドロン・ゴー」が「P‛sドロン・ゴーV」へと変更
エピソード3の火文明アウトレイジの首領である《武闘将軍 カツキング》。
「P‛sドロン・ゴーV」の獲得ばかりに目が行きがちですが、それ以外の部分も強化が入っています。
まず、パワーが1000上昇し、T・ブレイカーを得ました。
もともとT・ブレイカーだったと思い込んでいましたが、実はW・ブレイカーだったんですね。
というか、TCG版のエピソード3 第1弾の主人公格のエグザイル・クリーチャーの変身後は全てW・ブレイカーもちだったのか……。
次に、バトル勝利時のブレイクが相手限定に変更となり、ブレイク枚数も2枚に増えています。
予想記事にも書きましたがTCG版では地味に自分のシールドもブレイク可能でしたが、デュエプレ調整あるあるで相手のみとなりました。
さらに、アンタップキラーの持続時間が出たターンのみだけでなく、相手のターンのはじめまでへと延びていますね。
この変更によって、相手ターン中に《デーモン・ハンド》等で《武闘将軍 カツキング》が破壊されて「P‛sドロン・ゴーV」で復活した場合、自分のターンが回ってきたらその《武闘将軍 カツキング》は再度アンタップキラーを得ていることになります。
なので、相手にとってはより破壊を躊躇したくなるようなクリーチャーとなっています。
最後にドロン・ゴーが「P‛sドロン・ゴーV」へと変更されており、手札のエグザイル・クリーチャーを捨てれば何度でも復活できます。
他のエグザイル・クリーチャーはコストとなるエグザイル・クリーチャーの文明が指定されていますが、《武闘将軍 カツキング》はその種類を問いません。
《武闘将軍 カツキング》自身に手札補充能力が無いので、他の文明のエグザイル・クリーチャーと合わせて使いたいところです。
水や自然と組み合わせるのが無難ですかね……。
TCG版で活躍している某カツキングもその組み合わせだし……。
暴走龍 5000GT
TCG版からの変更点
・特になし
エピソード3を代表とするデッキの「墓地ソース」に搭載されていたビクトリーアウトレイジ。
墓地のクリーチャーの枚数だけコストが軽くなり、出た時効果で互いのサイキック・クリーチャーとパワー5000以下のクリーチャーを全て破壊し、互いのサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出せなくし、パワー5000以下のクリーチャーの召喚を禁じます。
先に情報が公開された《武闘龍 カツドン》/《武闘将軍 カツキング》がビクトリーで収録されるとのことだったので、《暴走龍 5000GT》はスーパーレアで収録されると思っていましたが、こちらもまさかのビクトリーでの収録とのこと。
非常に強力なカードなのでビクトリーに相応しいと思う反面、「墓地ソース」では4枚投入必須なのでスーパーレアとして収録される《百万超邪 クロスファイア》と合わせて生成ポイントが非常に膨大になるのが気になるところです。
また、出た時効果の破壊能力はサイキック・クリーチャーを全て破壊した後にパワー5000以下のクリーチャーを全て破壊するという処理順となっています。
デュエプレではサイキック・スーパー・クリーチャーは除去された時に「リンク解除」で基本的にパワーの最も大きいリンク前サイキック・クリーチャーが超次元ゾーンに戻ることになるのでTCG版よりもサイキック・スーパー・クリーチャーを完全破壊しやすいです。
デュエプレではサイキック・スーパー・クリーチャーがTCG版よりも活躍しやすくなっているので、リンク解除の仕様の変更によって《暴走龍 5000GT》の対サイキック・スーパー・クリーチャー性能がより強化されているというのは頭に入れておいていいかもしれません。
神人類 ヨミ
神人類 ヨミ
TCG版からの変更点
・中央G・リンクの仕様変更
・シンパシー:オラクル、オラクリオンの追加
・3ドローの条件の変更
DCG版)バトルゾーンに出した時
TCG版)召喚時
・ブレイク数の変更
DCG版)パワード・ブレイカー
TCG版)T・ブレイカー
・ブレイク禁止能力が「自身がタップされている時」という条件が付いた。
エピソード3のオラクル教団のトップ。
先に情報が公開された《武闘龍 カツドン》/《武闘将軍 カツキング》と《暴走龍 5000GT》のレアリティがビクトリーだったので、スーパーレアで収録されるかと思っていましたが《神人類 ヨミ》もビクトリーで実装されるようです。
中央G・リンクによりゲーム外からリンクするゴッドを呼び出すことが可能で、《神人類 ヨミ》が呼び出すことができるゴッド・ノヴァの種類は左神と右神でそれぞれ3種類ずつとなっています。
デュエプレでは新たにオラクル、オラクリオンを参照元としたシンパシー能力を獲得しました。
リンクするゴッド・ノヴァの枠が空いた分そこにオラクルやオラクリオンを搭載しろということですかね。
また、TCG版だとゼニスのような召喚時効果だった3ドローがバトルゾーンに出た時効果に変更となりました。
《策士のイザナイ ゾロスター》や《神聖斬 アシッド》がコスト8以下まで呼び出せる範囲が拡大したのでそれらで呼び出して旨味があるように調整されたのだと思います。
ブレイク能力もTCG版のT・ブレイカーからパワード・ブレイカーに変更になっています。
これによって《聖霊左神ジャスティス》+《神人類 ヨミ》+《悪魔右神ダフトパンク》という形で3体リンクした場合のブレイク数がTCG版では4枚だったのが、5枚へと増加しました。
全体的にTCG版よりも強化されていますが、目玉の3体神でのブレイク禁止効果が自身がタップされている時限定となる弱体化が施されました。
《神人類 ヨミ》のブレイク禁止効果はオラクル教団が至高神として崇めている《「無情」の極 シャングリラ》の攻撃封殺能力をオマージュしたものと言われていますが、弱点までそのままオマージュしなくても……と思ってしまいますね。
聖霊左神ジャスティス
TCG版からの変更点
・《神人類 ヨミ》を介して召喚する仕様に変更
・リンク時のブレイク増加能力の削除
出た時効果で山札の上5枚を見て、その中からコスト6以下の呪文を唱えることができるエンジェル・コマンドのゴッド・ノヴァです。
左神特有の仕様変更としてリンク時のブレイク数増加の能力が削除されています。
《聖霊左神ジャスティス》自体は能力はほぼそのままですが、《神人類 ヨミ》の「中央G・リンク」を介してのみ召喚できる仕様になったため《神聖斬 アシッド》や《ウェディング・ゲート》と組み合わせられなくなりました。
一応、《神聖斬 アシッド》に関しては《神人類 ヨミ》を呼び出すことができるので間接的に呼び出せると言えなくもないですが……。
新たにゴッドを呼び出す《大地と永遠の神門》や《プロジェクト・ゴッド》もデュエプレでは未実装ですし、TCG版よりも使い勝手が良くないような気がしますね。
まぁ、無難に《デーモン・ハンド》や《地獄門デス・ゲート》を撃っても十分だと思いますが……。
妖精左神パールジャム
TCG版からの変更点
・《神人類 ヨミ》を介して召喚する仕様に変更
・リンク時のブレイク増加能力の削除
・リンク時のマナブースト効果が削除及び使用可能マナが増えなくなった
・コストの変更
DCG版)5
TCG版)6
・パワーの変更
DCG版)5000
TCG版)6000
出た時効果でマナブーストを行うスノーフェアリーゴッド・ノヴァです。
《神人類 ヨミ》だけでなく、《イズモ》からも呼び出すことができます。
左神特有の仕様変更としてリンク時のブレイク数増加の能力が削除されています。
また、コストが1減少し、パワーが1000低下しています。
さらに、リンク時のマナブースト効果がオミットされ、使用可能マナが増えなくなるという弱体化が施されてしましました。
《神人類 ヨミ》から呼び出す分には地味ですが、《神人類 ヨミ》をシンパシーやコスト軽減で早出しした場合、マナがあまりたまっていないことが有りうるので《妖精左神パールジャム》を呼び出してマナブーストするのも有効な手だと思いますね。
封魔左神リバティーンズ
TCG版からの変更点
・《神人類 ヨミ》を介して召喚する仕様に変更
・リンク時のブレイク増加能力の削除
・リンク時のパワー低下効果が削除
・パワー低下効果の値の変更
DCG版)-5000
TCG版)-2000
出た時効果で相手のクリーチャーのパワーを低下させるグランド・デビルのゴッド・ノヴァです。
左神特有の仕様変更としてリンク時のブレイク数増加の能力が削除されています。
また、パワー低下量が大きくなり、5000となりました。
TCG版では出た時効果とリンク時効果でパワー低下量が計4000だったので量から見れば強化と言えます。
ただ、リンク時効果でのパワー低下が削除されました。
召喚の後に即リンクして相手の小型クリーチャー2体を除去するという芸当は行えなくなっています。
そこは《爆裂右神ストロークス》に任せましょう。
悪魔右神ダフトパンク
TCG版からの変更点
・《神人類 ヨミ》を介して召喚する仕様に変更
・蘇生効果は無色以外のクリーチャー対象に拡大
出た時効果でクリーチャーを墓地から蘇生させることができるデーモン・コマンドのゴッド・ノヴァです。
デュエプレではコスト6以下の無色以外のクリーチャーも蘇生できるようになりました。
もともとはコスト6以下の左神ゴッド・ノヴァを蘇生してそのままゴッド・リンクするための能力でしたが、ゴッド・ノヴァの仕様変更により役者が減ったのでその分範囲が広がった感じですね。
コスト6の有色クリーチャーを蘇生したくなるところですが、普通に身代わりとして墓地に行った《信心深きコットン》や相手に破壊された《策士のイザナイ ゾロスター》を蘇生させるだけでも十分強力な気がします。
戦攻右神マッシブ・アタック
TCG版からの変更点
・《神人類 ヨミ》を介して召喚する仕様に変更
・リンク時のドロー効果が削除
・コストの変更
DCG版)5
TCG版)6
・パワーの変更
DCG版)5000
TCG版)6000
出た時効果でドローすることができるアース・イーターゴッド・ノヴァです。
《神人類 ヨミ》だけでなく、《イズモ》からも呼び出すことができます。
また、コストが1減少し、パワーが1000低下しています。
さらに、リンク時のドロー効果がオミットされるという弱体化が施されてしましました。
《イズモ》から呼び出すならともかく、《神人類 ヨミ》は出た時効果で3ドローできるのであまりありがたみがありませんね。
とはいえ、相手が手札破壊重視のデッキならば、相手の手札破壊によって手札が枯れても《戦攻右神マッシブ・アタック》を呼び出すことで手札を補充することができます。
まぁ、墓地に蘇生対象がおらず、相手に除去対象となるクリーチャーがいなければとりあえず《戦攻右神マッシブ・アタック》を呼び出すのが良いですね。
爆裂右神ストロークス
TCG版からの変更点
・《神人類 ヨミ》を介して召喚する仕様に変更
・リンク時の火力破壊効果が削除
・出た時効果の火力破壊効果が2体対象に変更
出た時効果で相手のパワー3000以下のクリーチャーを破壊できるフレイム・コマンドのゴッド・ノヴァです。
デュエプレでは破壊できるクリーチャーが2体までとなる調整が施されました。
しかし、リンク時の火力破壊効果は削除されたので実質的にはあまり違いがありません。
TCG版では《封魔左神リバティーンズ》のパワー低下で相手のパワーを3000に収めつつ、《爆裂右神ストロークス》の火力破壊で小さくしたクリーチャーを焼き払うということができたのですが、リンク時に効果が起動しなくなった関係上そのようなコンボはやりにくくなっています。
(一応、同一ターンに《封魔左神リバティーンズ》と《爆裂右神ストロークス》をリンクさせればパワー8000までのクリーチャーを破壊可能です)
スーパーレア
神聖斬 アシッド
TCG版からの変更点
・レアリティがビクトリーからスーパーレアへと降格。
・山札からのクリーチャーの選択が超探索へと変更。
・タダ出しの効果のコストの範囲
DCG版)8
TCG版)7
ターン終了時に自身のタップしているクリーチャーを破壊して、無色クリーチャーへと転生させることができるオラクリオンです。
元のレアリティはビクトリーでしたが、スーパーレアに降格されて実装されました。
コストとパワーの金文字は元々ビクトリーだった名残です。
デッキの核になるカードですし、《神聖斬 アシッド》の能力が自身も対象となるので4枚デッキに搭載したいのでビクトリーよりは生成ポイントが抑えめになるのはありがたいです。
まず、山札からのクリーチャーの選択が超探索になりました。
デュエプレでは山札からカードをサーチしたりタダ出しする能力は探索になったので予想の範囲内でしたが、ただの探索でなく超探索で実装してくれたのは嬉しいサプライズですね。
《神聖斬 アシッド》と同日に発表された《真実の名 リアーナ・グローリー》のようにピンポイントで活躍する無色クリーチャーを必要な時に呼び出しやすくなりますね。
さらに、タダ出しできる無色クリーチャーの最大コストが8に拡大しました。
無色クリーチャーでコスト8と言えば真っ先に思い浮かぶのは《神人類 ヨミ》ですね。
《神聖斬 アシッド》のタダ出しの対象コストが8まで拡大したのは《神人類 ヨミ》を呼び出せるようにするためなのでしょうか?
神聖麒 シューゲイザー
TCG版からの変更点
・特になし
出た時効果と攻撃時効果で手札かマナゾーンからコスト5以下の進化でないクリーチャーをタダ出しできるオラクリオンです。
TCG版では出た時効果で《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》を呼び出して《神聖麒 シューゲイザー》をスピードアタッカー化して攻撃時効果で《逆転王女プリン》を呼び出して連続攻撃を行うコンボで活躍していました。
デュエプレでもTCG版と全く変わらず実装されるようです。
懸念点だった《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》のNew Division落ちかつ弱体化も、第20弾で《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》再録&《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》の上方修正によりまさかの解決!
なので、デュエプレでもTCG版と同じような「シューゲイザー」デッキが作成できそうです。
スーパーレアは最低限《神聖麒 シューゲイザー》が4枚あれば良いので、カード資産があまりない人にも優しいですね。
ただ、デュエプレではTCG版よりも全体的にカードパワーが上がっていますので果たしてどこまで通用するかは未知数ですが……。
「修羅」の頂 VAN・ベートーベン
TCG版からの変更点
・特になし
第19弾のビクトリーの《「戦慄」の頂 ベートーベン》の別形態の姿です。
前弾で登場すると思いきやスルーされたのでデュエプレでは実装されないものかと思いましたがまさかの登場!
召喚時効果で敵軍全てを手札に戻し、さらにコマンドとドラゴンをバトルゾーンに出す代わりに墓地行きにしてしまうという超凶悪ゼニスとなっています。
デュエプレでは《聖鎧亜キング・アルカディアス》がターンの始めに登場した単色クリーチャーのみを能力の対象としていたので、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》も同一の調整が施されるものと思っていましたがそんなことはありませんでしたね。
まぁ、《聖鎧亜キング・アルカディアス》は効果の対象の範囲やバトルゾーンに出す難易度が違いますが……。
《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》の強みとしてはゼニスの特権として「エターナル・Ω」をもっているので、除去されてもマナが十分にあれば手札戻しをしながらバトルゾーンに帰ってくるということが挙げられます。
最近のデュエプレでコマンドを使用するデッキと言えば「天門」や「祝門」、ドラゴンを使用するデッキと言えば「刃鬼」や「ライゾウ連ドラ」といったものが主ですがそれらをほぼ機能不全に追い込むことが可能です。
特に「ライゾウ連ドラ」は除去能力もちのドラゴンである《偽りの名 ヴィルヘルム》や《真実の名 ヴィオラ・ソナタ》を使用不可にするので実質詰みとなりますね。
ただ、召喚でバトルゾーンに出さなくても強力な重量級ドラゴンということでミラーマッチ対策として「ライゾウ連ドラ」に採用されそうではありますが……。
百万超邪 クロスファイア
TCG版からの変更点
・特になし
エピソード3を代表とするデッキの「墓地ソース」に搭載されていた主力アタッカーの1体。
墓地の枚数が6枚以上あればG・ゼロでコストを支払わずに召喚できるスピードアタッカーです。
さらに、攻撃時にはパワーが1000000上昇します。
エピソード3の目玉カードの1枚なので実装されるとは思っていましたが、まさかのスーパーレアでの収録となりました。
タダ出し効果はあるとはいえ、除去能力等が無いただのアタッカーなのでベリーレアで収録されると思っていたのですが……。
「墓地ソース」ならば4枚搭載したいカードなので、生成ポイントが少なくて済むベリーレアで収録してくれたほうがありがたかったように思いますね。
まぁ、「スーパーレア100%パック」でスーパーレアとして過去に収録された実績が鑑みられたのかもしれません。
鼓笛獣 五朗丸/獣音鼓笛 グローバル
エピソード3のぶっちゃけの相棒だった「五朗丸」。
《武闘将軍 カツキング》を除く、4文明のエグザイル・クリーチャーの中で唯一スーパーレアで実装されました。
それに伴っていくらか強化もなされていますね。
鼓笛獣 五朗丸
TCG版からの変更点
・レアリティがアンコモンからスーパーレアへと昇格。
・コストの変更
DCG版)3
TCG版)4
・パワーが1000低下。
・「ドロン・ゴー」が「P‛sドロン・ゴー」へと変更。
《獣音鼓笛 グローバル》のドロン・ゴー前の形態である《鼓笛獣 五朗丸》。
コストが1低下して3となっており2ターン目のマナ加速が無くとも3ターン目に場に出しやすくなっています。
また、パワーは1000減少しています。
しかし、「P‛sドロン・ゴー」を発動させることを考えたらパワーが低くなったことはあまり気になりません。
《鼓笛獣 五朗丸》単体では「P‛sドロン・ゴー」を発動させにくいのが気になるところではありますが……。
一応、ガードマンをもっており相手のクリーチャーへの攻撃を肩代わりして破壊を誘発させることはできます。
獣音鼓笛 グローバル
TCG版からの変更点
・パワーが4000上昇。
・ブレイク数の変更。
DCG版)T・ブレイカー
TCG版)W・ブレイカー
・ガードマンを獲得。
・「ドロン・ゴー」が「P‛sドロン・ゴー」へと変更。
《鼓笛獣 五朗丸》の変身後の形態である《獣音鼓笛 グローバル》。
出た時効果で山札の上から5枚をめくり、その中からアウトレイジを好きな数手札に加えることができます。
当然、エグザイル・クリーチャーも手札に加えられるので、手札に加えられた自然のエグザイル・クリーチャーの数だけ《獣音鼓笛 グローバル》は破壊耐性を得ることになりますね。
TCG版からの変更点としては、パワーが4000上昇し、T・ブレイカーを得ました。
また、申し訳程度にガードマンを獲得しています。
《獣音鼓笛 グローバル》自体のパワーが高いので、「P‛sドロン・ゴー」の起動用というよりは純粋に他のクリーチャーを守るため用と考えた方がよさそうです。
そして、デュエプレのエグザイル・クリーチャー共通の変更点としてドロン・ゴーが「P‛sドロン・ゴー」となりました。
未知なる弾丸 リュウセイ
TCG版からの変更点
・マナゾーンから墓地に置くカードの選択のランダム化。
第16弾から登場しているエピソードシリーズの看板ドラゴン「リュウセイ」がアウトレイジとなった姿です。
出た時効果で自分と相手の最大マナが6になるようにマナゾーンのカードを破壊!
さらに、相手がマナにカードを置いたときに使用可能マナが増えないようにします。
第18弾と第19弾で隆盛を極めた「ターボ」や「ビッグマナ」といった大量にマナをためて大型を出すデッキに刺さるクリーチャーとなっています。
ターボ系のデッキが相手ならばマナからカードがごっそりと墓地に行くので、自分のバトルゾーンに《偽りの名 ヴィルヘルム》があれば自分のマナのカードが減るどころか増えるといった珍現象が起こることに……。
デュエプレでは自分と相手のマナゾーンから墓地に置かれるカードがランダムで選択されるようになりました。
相手が多色デッキなら相手の色事故を誘発しやすくなった一方で、運が悪いと自分が色事故に見舞われる可能性があるかもしれません。
また、墓地にピンポイントでカードを落とせなくなったので、墓地蘇生系のカードや墓地に落ちると山札を回復する《悠久のフォーエバー・プリンセス》との相性が悪くなっています。
聖霊王アルファリオン
TCG版からの変更点
・特になし
第20弾のリバイバル枠の「聖霊王」の新カード枠として登場した進化エンジェル・コマンドです。
TCG版では2016年発売のDMD-32 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 聖霊王の創世」の目玉カードでした。
相手の呪文を唱えられなくし、さらに、相手クリーチャーの召喚コストを5加重します。
しかも、自分のバトルゾーンにエンジェル・コマンドが5体以上いればG・ゼロでタダ出しできます。
第20弾には出た時効果で光ブロッカーをタダ出しできる《天門の精霊ヘブンズ》が収録されており、エンジェル・コマンドを横並べしやすくなっています。
《知識の精霊ロードリエス》のドローと合わせてどんどんエンジェル・コマンドを展開していきましょう。
ここにガチンコ・ジャッジに勝った数だけ光ブロッカーを展開できる《真実の名 タイガー・レジェンド》がデュエプレに実装されていればもっと展開力に磨きがかかったのですが……。
G・ゼロで参照するエンジェル・コマンドは文明を問わないため闇エンジェル・コマンドのデッキに入れてみても面白いかもしれません。
あと、《聖霊王アルファリオン》がそのまま実装されたのだから、もういい加減《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》のG・ゼロの制限はそろそろ取っ払ってあげてもいいと思います。
そうじゃないと、あまりにも不憫……。
シークレットスーパーレア
第20弾でもリバイバル枠で選ばれたテーマの中心カードとなるスーパーレアがシークレットオンリーで収録されています。
今回のリバイバル枠は「聖霊王」ということで、TCG版の王来編においてデュエマを代表する12体のクリーチャーの1体にも選ばれたあの進化エンジェル・コマンドがシークレット仕様で帰ってきました。
聖霊王アルファディオス
そうです。彼が僕の畏敬する天使様なのです
デュエプレ第6弾で実装された《聖霊王アルファディオス》がイラスト違いのシークレットカードとして第20弾で再収録されるようです。
光以外のクリーチャーと呪文を封殺する能力は未だに強力で、相手が光以外の文明を主体としている場合は詰みに追いこめます。
ただ、《超次元ガード・ホール》+《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》といった除去手段も出てきましたので、必ずしも安心はできません。
第20弾では《天界の神罰》というたったの3マナで除去できるカードも実装されますしね。
第20弾でのエンジェル・コマンドの戦略は大量展開ですが、その戦略に《聖霊王アルファディオス》はあまりマッチしていない感じがするのが気がかりですが……。
ちなみに、第20弾で収録される《聖霊王アルファディオス》のイラストはデュエプレ用に書き下ろされたわけでなく、2008年に発売されたスーパーデッキ・クロス「Arcadias騎士団(アルカディアス・ナイツ)」に再録されたバージョンとなります。
スーパーデッキのカードは必ず手に入るということで廉価版的なイメージがありますし、スーパーデッキ・クロスのカードはクリーチャーや呪文の集合絵を切り抜いて個々のカードのイラストにしているので迫力に欠ける気がします。
ですから、このイラストが好きな方やイラストレーターさんには申し訳ないですが、シークレット扱いされても、うーん……と思ってしまいます。
個人的にはアルトアートですが、ドラゴン・サーガ期のプロモカードだった蒼色の《聖霊王アルファディオス》が迫力があったのでそちらで収録してほしかったですね。
第20弾ビクトリー&スーパーレア紹介のまとめ
以上が、第20弾「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨-」で実装されるビクトリーとスーパーレアの紹介となります。
TCG版のエピソード3ではエグザイル・クリーチャーやゴッド・ノヴァはあまり活躍しなかったので、デュエプレではより活躍できるような調整がなされているように思いますね。
今回紹介したカードが実際の環境でどう活躍するのかが楽しみなところです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
※ブログ記事に関するご意見・ご感想等がありましたらコメント欄に記載をお願いします。
引用元:
・デュエル・マスターズプレイス公式Twitter
サムネイル画像:
・デュエプレ 第20弾カードパック「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨-」タイトル画像
・いらすとや
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