前回の記事ではデュエプレ第26弾・第27弾で実装されそうな革命軍のカードについて取り上げました。
この記事では打って変わって革命軍の敵対勢力である侵略者のカードを紹介していきたいと思います。
侵略条件が進化クリーチャーの侵略もちや手札以外のゾーンから侵略できる「S級侵略者」などただでさえ強力な侵略者がよりパワーアップしましたね。
この記事がおススメな方
・デュエプレ第26弾・第27弾にどんなカードが収録されるのか気になる方。
・TCG版革命編後半のエキスパンションの目ぼしいカードが知りたい方。
収録カード予想~侵略者(レジェンドカード)~
極まる侵略 G.O.D.
極まる侵略 G.O.D. LEG 光文明 (9) |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 15500 |
進化−自分の光のコスト9のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略−光のコスト9の進化クリーチャー |
T・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト9のクリーチャーを9体まで、自分の手札またはマナゾーンからバトルゾーンに出す。 |
《轟く侵略 レッドゾーン》に続いてレジェンドカードとなった光の侵略者。
光の侵略者集団「九極」の頭領とも言えるクリーチャーです。
侵略条件が光のコスト9の進化クリーチャーとかなり厳しめ。
しかし、それに見合った能力をもっており、登場時能力で手札とマナゾーンから光のコスト9クリーチャーを9体までタダ出しできます。
ただ、デュエプレでは盤面制限の影響で《極まる侵略 G.O.D.》が出た時点で最大でも盤面の空きが6体までとなっています。
幸い進化クリーチャーも出せるので非進化クリーチャー6体、進化クリーチャー3体で合計9体のクリーチャーを一応タダ出し可能です。
マナからのタダ出し能力はTCG版ではマナゾーンからのタダ出しを咎める《超九極 チュートピア》と相性最悪でしたが、デュエプレでは《超九極 チュートピア》のロック能力は相手のみへと変更になったので併せて使っても問題ありません。
……とはいっても、TCG版でも《超九極 チュートピア》を一番最後にタダ出しすれば実質的な被害は無かったのですが……。
デュエプレでは盤面制限の関係上《極まる侵略 G.O.D.》のコンセプトが半ば崩壊しているため実装されるか怪しいと思っていました。
しかし、第25弾で九極関連のカードのフレーバーテキストで存在が言及されているため登場する可能性は高いでのはないでしょうか?
《極まる侵略 G.O.D.》まとめ
・光のコスト9の進化クリーチャーを条件とした侵略をもつ九極のリーダー。
・登場時能力で手札とマナからコスト9の光クリーチャーを9体タダ出し。
・盤面制限がネックだがフレーバーテキストで言及されているため実装される可能性は高い。
収録カード予想~S級侵略者+α~
S級宇宙 アダムスキー
S級宇宙 アダムスキー SR 水文明 (7) |
進化クリーチャー:マジック・コマンド/S級侵略者 7000 |
進化:水のクリーチャー1体の上に置く。 |
S級侵略[宇宙]:水のコマンド(自分の水のコマンドが攻撃する時、バトルゾーンまたは自分の手札にあるこのカードをその上に重ねてもよい) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーはブロックされない。 |
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、かわりに相手の山札の上から2枚を、持ち主の墓地に置く。 |
水文明の侵略者一派の「宇宙」のリーダー。
シールドをブレイクするかわりに相手の山札の上2枚を墓地に置くというライブラリアウト狙いの能力をもちます。
《S級宇宙 アダムスキー》はW・ブレイカーなので一度のシールドへの攻撃で4枚の山札を墓地に置けます。
さらに、「S級侵略[宇宙]」で手札だけでなく、バトルゾーンに存在する《S級宇宙 アダムスキー》を攻撃中の水コマンドの上に重ねることが可能です。
なので、バトルゾーンの攻撃可能な水コマンド1体につき4枚山札破壊が可能というわけですね。
山札破壊能力とスライド進化という2つの意味でデュエプレに実装されなさそうな特徴をもっています。
特に山札破壊能力をもつのはデュエプレでは《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》のみで、そちらは一撃必殺のテイストが強いカードです。
一応、TCG版とは異なり《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》や《デュエマの鬼!キクチ師範代》で無力化することができますが……。
(TCG版では《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》と《デュエマの鬼!キクチ師範代》の能力は置換効果だったため同じく置換効果の《S級宇宙 アダムスキー》の山札破壊を防ぐのは不可能でした)
ひょっとすると山札破壊能力が大幅に変更されての実装となるかもしれません。
ただ、それははたして《S級宇宙 アダムスキー》と言っていいのか疑問ですが。
《S級宇宙 アダムスキー》まとめ
・「S級侵略[宇宙]」による場からのスライド侵略が特徴の進化マジック・コマンド。
・ブレイクの代わりに相手の山札を破壊する。
・山札破壊戦術を嫌うデュエプレではそのまま登場するかは怪しい。
S級不死 デッドゾーン
S級不死 デッドゾーン SR 闇文明 (6) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/S級侵略者 12000 |
進化:自分の闇のクリーチャー1体の上に置く。 |
S級侵略[不死]:闇のコマンド(自分の闇のコマンドが攻撃する時、自分の手札または墓地にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい) |
T・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-9000する。 |
一度倒された《轟く侵略 レッドゾーン》が文字通り「再生怪人」と化した姿。
コスト、パワーはそのままに闇文明へと変化しています。
「S級侵略[不死]」により手札だけでなく、墓地からも侵略することが可能です。
なので、破壊されて墓地に置かれても闇のコマンドが攻撃すれば何事も無かったかのごとくバトルゾーンに復帰できます。
登場時能力で相手クリーチャーのパワーを-9000できます。
S級侵略で2体重ねれば厄介な《獅子頂龍 ライオネル》や《真・天命王 ネバーエンド》も一発で葬り去ることが可能ですね。
また、闇文明に移籍したのも大きく、コントロールデッキでの取り回しがしやすくなっています。
特に《勝利のガイアール・カイザー》との組み合わせがより光りますね。
再生怪人は弱いというのが通説ですが、この《S級不死 デッドゾーン》は《轟く侵略 レッドゾーン》とは別ベクトルの強みを持っているのが魅力です。
《S級不死 デッドゾーン》まとめ
・「S級侵略[不死]」による墓地からの侵略が特徴の闇の進化ソニック・コマンド。
・登場時能力で相手クリーチャーのパワーを-9000。
・《轟く侵略レッドゾーン》よりもコントロール適性が高い。
S級原始 サンマッド
S級原始 サンマッド SR 自然文明 (3) |
進化クリーチャー:ゲリラ・コマンド/S級侵略者 3000 |
進化−自分の自然のコスト3のクリーチャー1体の上に置く。 |
S級侵略[原始]−自然のコスト3のクリーチャー(自分の自然のコスト3のクリーチャーが攻撃する時、自分の手札またはマナゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい) |
自分のクリーチャーが3体以上あれば、このクリーチャーに「T・ブレイカー」を与える。 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにクリーチャーが4体以上あれば、そのうちの1体を選び、持ち主のマナゾーンに置く。 |
自然文明の侵略者一派の「原始」のリーダー。
「S級侵略[原始]」により手札だけでなく、マナゾーンからも侵略することが可能です。
マナ加速でマナゾーンに落ちても無問題(モーマンタイ)!
むしろ、手札破壊を警戒してマナゾーンに温存しておけるというのは強みですね。
自然のコスト3のクリーチャーからしか進化できませんが、自然のコスト3のクリーチャーはマナ加速能力をもつ《青銅の鎧》や《雪精 ジャーベル》など強力な登場時能力をもつ逸材がそろっています。
素のパワーは3000ですが、バトルゾーンに自軍クリーチャーが3体以上いればT・ブレイカーへと変貌!
登場時能力でバトルゾーンのクリーチャーが4体以上ならばバトルゾーンのクリーチャーを1体マナ送りにできます。
マナ送りにできるのは自軍クリーチャーでもOKですし、何なら《S級原始 サンマッド》自身も問題なくマナ送り可能です。
カードデザインとしてはマナゾーンから突如侵略し、登場時能力で相手のブロッカーを排除しつつ、T・ブレイカーを決めるというのが想定だったと思いますが、自身をマナに送ってアンタップマナを生成できるという点が注目されてループパーツとしてTCG版では活躍していました。
現在のTCG版でも殿堂入りしているので、デュエプレで実装されるならばマナ送りの対象は相手クリーチャーのみになりそうです。
原始の侵略者は4以上の数字が理解できないという設定ですが、複雑なループで活躍するという何とも皮肉な1枚となってしまいました。
《S級原始 サンマッド》まとめ
・「S級侵略[原始]」によるマナゾーンからの侵略が特徴の自然の進化ゲリラ・コマンド。
・バトルゾーンのクリーチャー数によってマナ送り&ブレイク数アップ。
・登場時のマナ送り能力は相手限定に変更になりそう。
SSS級天災 デッドダムド
SSS級天災 デッドダムド P(SR) 水/闇/自然文明 (8) |
進化クリーチャー:トリニティ・コマンド/S級侵略者 11000 |
進化:水、闇、または自然いずれかのクリーチャー1体の上に置く。 |
SSS級侵略[天災]:水、闇、または自然のコマンド(自分の水、闇、または自然のコマンドが攻撃する時、バトルゾーン、自分の手札、墓地、マナゾーンにあるこのカードをその上に重ねてもよい) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーを別のクリーチャーの上に重ねた時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の墓地かマナゾーンに置く、または手札に戻す。 |
《S級宇宙 アダムスキー》、《S級不死 デッドゾーン》、《S級原始 サンマッド》の3体のS級侵略者が合体した姿。
3体の文明を受け継いでおり、3文明から進化及び侵略可能となっています。
「SSS級侵略[天災]」でバトルゾーン、手札、墓地、マナゾーンから侵略することが可能です。
さらに、《SSS級天災 デッドダムド》をクリーチャーに重ねた時に相手クリーチャー1体を墓地、マナゾーン、手札のいずれかにゾーン移動させます。
あらゆるゾーンから侵略でき、相手クリーチャーに対して状況に応じた除去をぶつける事が可能で最強の侵略者と言っても過言ではありません。
《超次元リュウセイ・ホール》に負けず劣らず未来スペックなためデュエプレの革命編で登場するかは怪しいですが、実装されるとすれば第26弾で《S級不死 デッドゾーン》が実装された後の第27弾でしょうか?
《S級不死 デッドゾーン》と一緒に実装されれば彼の立場を奪いかねないですしね。
《SSS級天災 デッドダムド》まとめ
・「S級侵略[天災]」によってあらゆるゾーンからの侵略が可能な進化トリニティ・コマンド。
・除去能力も3種のゾーンに相手を送ることが可能。
・デュエプレで実装されるならばおそらく第27弾。
収録カード予想~派生レッドゾーン編~
熱き侵略 レッドゾーンZ
熱き侵略 レッドゾーンZ SR 火文明 (6) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 11000 |
進化−自分の火のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略−火のコマンド |
W・ブレイカー |
このクリーチャーを進化ではないクリーチャーの上に置いた時、相手のシールドをひとつ選び、持ち主の墓地に置く。 |
《轟く侵略 レッドゾーン》の派生カードの1枚。
オリジナルの同様の侵略をもち、登場時能力で相手のシールド1枚を焼却します。
ただ、進化クリーチャーに重ねた時には焼却能力は発動しないので、《熱き侵略 レッドゾーンZ》を4枚重ねて相手のシールドを4枚墓地送りと言うような都合の良い動きはできません。
オリジナルと比べてW・ブレイカーとなっていますが、そこは《轟く侵略 レッドゾーン》を一番上に重ねれば無問題(モーマンタイ)!
【レッドゾーン】は相手のS・トリガーをどう乗り越えるのかが課題となっていますが、その回答札の1つがこの《熱き侵略 レッドゾーンZ》となっていますね。
相手が仕込んだ《ヘブンズ・ゲート》や《秘拳カツドン破》を焼却し、悠々とウイニングロードを突っ切りたいところです。
《熱き侵略 レッドゾーンZ》まとめ
・シールド焼却能力をもつ《轟く侵略 レッドゾーン》の派生型。
・進化クリーチャーの上に重ねても焼却能力が発動しないので注意。
・打点が低いのは上に《轟く侵略 レッドゾーン》を重ねることでカバー可能。
超音速 レッドゾーンNeo
超音速 レッドゾーンNeo VR 火文明 (4) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 5000 |
進化:自分の火のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略:コスト3以上の火のクリーチャー |
このクリーチャーの、各ターン最初の攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップする |
《轟く侵略 レッドゾーン》の派生カードの1枚。
コスト3以上のクリーチャーを侵略条件とし、ターンはじめの攻撃後にアンタップします。
2回目の攻撃で火のコマンドとなるので、コスト3以上の火の非コマンドクリーチャーを打点を1増やしつつ《轟く侵略 レッドゾーン》などの強力進化ソニック・コマンドに化けさせることが可能ですね。
また、2回攻撃が可能になるので、盤面ががら空きでも《龍覇 グレンモルト》から《超音速 レッドゾーンNeo》に侵略させることで《銀河大剣 ガイハート》を龍解させて《熱血星龍 ガイギンガ》を降臨させることができます。
他の進化ソニック・コマンドに比べるといささか地味ですが、使いようによっては強力なカードですね。
《超音速 レッドゾーンNeo》まとめ
・2回攻撃を可能にする軽量型レッドゾーン。
・2回目の攻撃時に侵略で進化ソニック・コマンドを重ねれば強烈。
・《銀河大剣 ガイハート》の龍解のお供にも最適。
禁断の轟速 レッドゾーンX
禁断の轟速 レッドゾーンX SR 闇/火文明 (6) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/S級侵略者/イニシャルズ 8000 |
進化:闇または火のクリーチャー1体の上に置く。 |
S級侵略[轟速]:闇または火のコマンド(自分の闇または火のコマンドが攻撃する時、自分の手札か墓地、またはバトルゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印をひとつ付ける。 (カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドが出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する) |
《轟く侵略 レッドゾーン》が《S級不死 デッドゾーン》となった後に禁断に力を分け与えられて誕生した姿。
「S級侵略[轟速]」で手札だけでなく、墓地とバトルゾーンからも侵略することが可能です。
バトルゾーンからの侵略は《S級宇宙 アダムスキー》とは異なり進化元のカードも一緒に移動することになります。
なので、バトルゾーンからの侵略を繰り返すたびに頭数が減っていきます。
先に紹介した《S級宇宙 アダムスキー》とは挙動が異なる点は頭に入れておきたいところ。
また、登場時能力で相手クリーチャー1体に封印を付けることができます。
(封印が付いたクリーチャーは無視され、封印されたクリーチャーと同文明のコマンドが場に出れば封印を外すことが可能です)
厄介なシステムクリーチャーなどを狙い撃ちで封印できるのは大きな魅力。
墓地から侵略可能なので火のコマンドを出して《禁断 ~封印されしX~》の封印を外した際にその封印がこの《禁断の轟速 レッドゾーンX》ならばそのまま墓地から侵略してさらに封印を外せます。
デュエプレでは《禁断 ~封印されしX~》/《伝説の禁断ドキンダムX》がどのような形で登場するのか、あるいは「封印」のギミックがTCG版と同様になるのかは不明ですが、TCG版と同じように実装されれば「禁断」と合わせて活躍しそうです。
《禁断の轟速 レッドゾーンX》まとめ
・「S級侵略[轟速]」で墓地とバトルゾーンからの侵略が可能な禁断版レッドゾーン。
・登場時能力で相手のクリーチャー1体を封印。
・禁断の封印解除時に墓地に落ちればそこから侵略可能なのがウリ。
収録カード予想~侵略者編(スーパーレア編)~
超獣軍隊 ベアフガン
超獣軍隊 ベアフガン SR 自然文明 (8) |
進化クリーチャー:ゲリラ・コマンド/侵略者 21000 |
進化:自分の自然のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略:自然の進化コマンド |
Q・ブレイカー |
このクリーチャーまたは自分の他の自然のクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く。 |
デュエマ界のアーバンベアー。
第25弾で実装されるかと思っていましたが、冬眠から寝過ごしたのか登場しませんでした。
ただ、革命編の侵略者の代表的1体をそのままスルーするとも思えないので第26弾で実装される可能性が高いです。
獣軍隊のリーダーの《超獣軍隊 ゲリランチャー》がデュエプレではベリーレアで実装された(なお、対となる《超奇天烈ベガスダラー》はスーパーレア)ので、この《超獣軍隊 ベアフガン》が獣軍隊のスーパーレアポジションとして収まりそうに思います。
《超獣軍隊 ベアフガン》については以前の第24弾・第25弾の予想記事で紹介していますのでそちらをどうぞ!
裏革命目 ギョギョラス
裏革命目 ギョギョラス SR 自然文明 (7) |
進化クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/侵略者 12000 |
進化−自分のコマンド1体の上に置く。 |
侵略−コスト6以上の革命軍 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の進化ではないクリーチャーを1体、持ち主のマナゾーンに置く。その後、そのクリーチャーのコスト以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 |
前回紹介した《革命目 ギョギョウ》が革命軍を裏切り侵略者となった姿。
進化条件がコマンドで、侵略条件がコスト6以上の革命軍と言う異色な侵略者です。
《燃える革命 ドギラゴン》などの革命軍のコマンド・ドラゴンから侵略させることが想定されていますね。
また、第24弾で登場した革命編のスタートデッキの切り札達の種族に「革命軍」が追加されているため、それらを進化元にするのも良いですね。
登場時能力で相手クリーチャーを1体選んでマナ送りにし、選んだクリーチャー以下のコストをもつ非進化クリーチャーをマナゾーンからタダ出しできます。
まさに、マナゾーン版《地獄門デス・ゲート》と言ったところでしょうか?
侵略もマナゾーンからのタダ出しも文明を問わないので、光の連鎖デッキの《革命天王 ミラクルスター》から突如《裏革命目 ギョギョラス》が侵略で登場し、光の後続を呼び出すというような形で相手の意表を突くことが可能です。
《裏革命目 ギョギョラス》まとめ
・革命軍を侵略条件とし、登場時能力でマナ送り&マナからタダ出しの原始龍。
・文明を問わないので意外なクリーチャーを侵略元にしたい。
・デュエプレでは革命編スタートデッキの切り札3種を侵略元にできる。
革命類侵略目 パラスキング
革命類侵略目 パラスキング SR 自然文明 (8) |
進化クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍/侵略者 14000 |
進化:自分のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略:コスト5以上のクリーチャー(自分のコスト5以上のクリーチャーが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい) |
T・ブレイカー |
バトルゾーンにある自分のカードを、すべての文明のカードとして扱う。 |
革命2:自分のシールドが2つ以下なら、自分のクリーチャーの召喚コストを5少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。 |
侵略と革命の力を併せ持ったジュラシック・コマンド・ドラゴン。
侵略条件が非常に緩く、コスト5以上のクリーチャーであれば何でも侵略進化させることが可能となっています。
《凶殺皇 デス・ハンズ》や《破壊者 シュトルム》といった登場時能力は強力だが、それ以外は貧弱な高コストS・トリガークリーチャーを大型のT・ブレイカーに化けさせることが可能です。
また、バトルゾーンのカードに全ての文明を与える能力も備えています。
元々の文明を超越した侵略で奇襲したりといった使い方ができますね。
バトルゾーンのクリーチャーの文明を参照する能力は多数あるのでデュエプレプレイヤーならぜひとも面白コンボを見つけたいところ。
革命2で召喚コストを5下げる能力も非常に強力。
ただ、侵略で出す事を考えるとあまり噛み合っていないのが気になるところです。
条件の緩い侵略、文明追加、革命によるコスト軽減と個々の能力は強力なのでデュエプレでも活躍が期待できる1枚となっています。
《革命類侵略目 パラスキング》まとめ
・侵略、バトルゾーンの染色、革命によるコスト軽減と多彩な原始龍。
・パワーと打点も十分及第点。
・コストの大きいS・トリガー獣を侵略元にしたい。
収録カード予想~侵略者編(その他侵略者編)~
奇天烈 シャッフ
奇天烈 シャッフ VR 水文明 (4) |
クリーチャー:マジック・コマンド/グレートメカオー/侵略者 4000 |
このクリーチャーが出た時または攻撃する時、数字を1つ選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、相手はその数字と同じコストの呪文を唱えられず、同じコストの相手のクリーチャーは攻撃もブロックもできない。 |
最強の奇天烈の侵略者がこの《奇天烈 シャッフ》。
登場時能力と攻撃時能力で数字を1つ選び、自分の次のターンのはじめまでその数字と同じコストの呪文を唱えられなくし、同じコストのクリーチャーの攻撃とブロックを封じます。
【ヘブンズ・ゲート】などの特定の呪文に頼ったデッキ相手ならば《奇天烈 シャッフ》が非常に良く刺さります。
ただ、クリーチャーの攻撃を封じる効果は既にバトルゾーンに出ているクリーチャーのみが対象で、新たに出てきたクリーチャーがスピードアタッカーで殴ってくることを防ぐことはできません。
なので、過信は禁物です。
非常に強力な能力をもちますが、その力を余すことなく発揮するには相手のマナゾーンや墓地から相手のデッキタイプを類推する力や環境で使われているカードを読む力が必要になります。
よって、熟練者とそうでないプレイヤーで強さに大きな差が出てくる1枚となりそうです。
実装されればデュエプレが奥深いゲームになりそうですが、手軽にデュエマがプレイできるという触れ込みから少し外れるような気がしますね。
《奇天烈 シャッフ》まとめ
・登場時と攻撃時に選んだ数字の呪文とクリーチャーの動きを封じるいぶし銀侵略者。
・数字の宣言後に出たクリーチャーの攻撃を止められない点には注意。
・使いこなすにはカードの知識と環境の読みが必要。
獣軍隊 ヤドック
獣軍隊 ヤドック C 自然文明 (4) |
クリーチャー:ゲリラ・コマンド/侵略者 4000 |
相手のマナゾーンにあるカードの枚数より大きいコストを持つ相手のクリーチャーをバトルゾーンに出す時、相手はかわりにそのクリーチャーを自身のマナゾーンに置く |
相手のタダ出し、ズル出しを妨害する自然の侵略者。
相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのクリーチャーのコストが相手のマナゾーンより大きければマナゾーンに封じ込めます。
まさに自然版《制御の翼 オリオティス》と言ったところでしょうか?
しかも、《制御の翼 オリオティス》と異なり着地すらさせないので登場時能力を発動させることもありません。
ただ、能力が起動すると相手のマナゾーンの枚数が増えるためそう何度も能力を起動できませんが、侵略デッキどうしの戦いならば1度でも相手のタダ出しを防げればその隙に侵略して一気に主導権を握れますね。
咎める対象がサイキック・クリーチャーやドラグハート・クリーチャーならばマナが増えないので、継続的に能力を起動させることが可能となっています。
能力以外のスペックもパワー4000と及第点。
火力で簡単に破壊されないのもポイントですね。
《獣軍隊 ヤドック》まとめ
・相手のタダ出しズル出しを咎める「不正は許さない」系侵略者。
・着地すらさせないので登場時能力の発動を防ぐことも可能。
・能力が起動するたびにマナが増えるので効果が薄くなるのはご愛敬。
天災 デドダム
天災 デドダム P(R) 水/闇/自然文明 (3) |
クリーチャー:トリニティ・コマンド/侵略者 3000 |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を手札に加え、1枚をマナゾーンに置き、残りの1枚を墓地に置く。 |
革命編より4年遅れて登場した「天災」の侵略者。
登場時能力で山札の上3枚を見て、それぞれ手札、マナゾーン、墓地に振り分けることができます。
バトルゾーンにコマンドを出しつつ、手札を減らさずにマナと墓地を充実させることができるということでTCG版では水闇自然が入るデッキ全般で採用されているインフラカードですね。
デュエプレでは未来から来た《超次元リュウセイ・ホール》が基盤カードとして幅広く採用されていますが、この《天災 デドダム》がデュエプレに実装されれば《超次元リュウセイ・ホール》と同じく様々なデッキで見られるカードとなりそうです。
レアリティはやはりベリーレアでしょうか?
ただ、最近のデュエプレはあまり未来のカードを積極的に実装させる傾向に無いので《天災 デドダム》が第26弾、第27弾で登場するかは疑問です。
しかし、実装されれば《母なる大地》のように話題にはなりそうなので話題性重視なら《SSS級天災 デッドダムド》と合わせて収録されるかもしれませんね。
《天災 デドダム》まとめ
・手札、マナ、墓地を増やす未来スペックの侵略者。
・収録されればベリーレアとなる可能性が高い。
・デュエプレに実装されるかは疑問だが収録されれば話題性はありそう。
第26弾・第27弾収録カード予想まとめ
以上が、第26弾・第27弾に収録されるカードの予想となります。
今回は革命編後半の「侵略者」中でデュエプレでも活躍しそうなものの紹介を行いました。
第25弾で侵略を引っ提げてデュエプレに登場した侵略者でしたが、革命編後半ではより強力になった「S級侵略」でさらにデュエプレ環境を侵略者一色に侵略しそうです。
また、2019年に登場した《SSS級天災 デッドダムド》と《天災 デドダム》がデュエプレに登場するかも気になります。
さて、これまでの紹介記事では「革命軍」と「侵略者」を紹介しました。
次回の記事は「革命軍」でも「侵略者」でもないカードについて紹介していきたいと思います。
もちろん、革命編の黒幕についても触れていきますよ。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
次回記事:
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