皆さんデュエプレ楽しんでいますか?
さて、デュエプレの元になったTCG版デュエル・マスターズには「背景ストーリー」が存在します。
デュエマの公式でもたびたび取り上げられていますね。
そして、デュエマから派生したデュエプレでも当然のことながら背景ストーリーがあります。
ただし、デュエプレとTCG版デュエマの背景ストーリーは大まかな流れは同じですが細部が異なっていたりしますね。
具体的にはTCG版とは登場する時期が異なるクリーチャー達がいたり、そもそも登場しないクリーチャーが存在したりとかですね。
この記事ではデュエプレとTCG版デュエマの背景ストーリーの異なる点を解説したいと思います。
前回の記事では以下のエキスパンションについて解説しました。
・DMPP-01「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」
・DMPP-02「伝説の再誕 -RETURN OF LEGENDS-」
(TCG版の「基本セット」&「闘魂編」に相当)
今回の記事では以下のエキスパンションについて解説します。
・DMPP-03「英雄の時空 -ETERNAL RISING-」
・DMPP-04「混沌の軍勢 -REBELLION SYMPATHY-」
・DMPP-05 「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」
(TCG版の「聖拳編」に相当)
・DMPP-06 「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」
(TCG版の「転生編」に相当)
この記事がおススメな方
・デュエプレ背景ストーリーのDMPP-03「英雄の時空 -ETERNAL RISING-」、DMPP-04「混沌の軍勢 -REBELLION SYMPATHY-」、DMPP-05 「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」、DMPP-06 「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」の大まかな流れが知りたいという方。
・デュエプレ背景ストーリーDMPP-03&DMPP-04&DMPP-05&DMPP-06のTCG版と異なる点を知りたいという方。
デュエプレ背景ストーリーの要約(DMPP-03~DMPP-06)
デュエプレではDMPP-04辺りから背景ストーリーの詳しい動向がフレーバーテキストで取り上げられています。特に無限軍団(ウェーブストライカー)の戦いは細かなところまで描かれていますね。
聖拳編(DMPP-03~DMPP-05)
打つ手が無くなった超獣達は絶望に包まれる。
転生編(DMPP-06)
しかし、各文明は過去の超獣を転生させるなど、衝突の時に向けて力を蓄えていた。
戦争が激化する中、各文明の古代兵器「インビンシブル兵器」が起動。
その激突により時空の裂け目が生じ、世界は崩壊していった。
TCG版との違い(聖拳編)
敵対色レインボー獣の対抗相手
敵対色レインボー獣の対抗相手
DCG版:無限軍団(ウェーブストライカー)
TCG版:五王
デュエプレ背景ストーリーの大きな変更ポイントの一つです。
敵対色どうしのレインボー化はデュエプレでは無限軍団に対抗するための策でした。
しかし、TCG版では聖拳編のラスボス枠である「五王」(デュエプレでは「五大王」)に対抗するために行われました。
圧倒的な力を誇る五王に対抗する最終手段として行われたわけです。
結局のところ敵対色レインボー獣でも五王には全く歯が立たなかったわけですが……。
無限軍団の軍事行動の大規模化
無限軍団の攻撃対象
DCG版:レインボー獣+全文明
TCG版:レインボー獣のみ
敵対色レインボー獣の対抗相手である無限軍団の動向もまたTCG版よりも細かに描写されています。
TCG版では多色化の波に乗り遅れたクリーチャー達が徒党を組み、多色クリーチャーを襲っていたという設定で攻撃対象は多色クリーチャーのみでした。
しかし、デュエプレでは多色クリーチャーを襲いつつも各文明を制圧するといったように個々の文明に対しても攻撃をしかけています。
それに対して、五文明側も水文明が「アカシック計画」を発動させたり、光文明が天門を解放(後述)したりとかなり大規模な対抗手段を用いますね。
無限軍団に対抗する術として、水文明は長らく凍結していた「アカシック計画」を再始動した。
《電磁旋竜アカシック・ファースト》(デュエプレ)のフレーバーテキストより引用
天門の初使用時期
天門の使用時期
DCG版:聖拳編
TCG版:転生編
2体の超巨大光ブロッカーを踏み倒す光文明を代表するS・トリガー呪文《ヘブンズ・ゲート》(通称、天門)
TCG版の背景ストーリーで光文明が初めて天門を使用したのは転生編の文明間戦争でした。
しかし、デュエプレでは無限軍団への起死回生の逆転策として光文明が使用することになります。
守護者たちは密かに天へ連なる門への経路を確保していた。起死回生の逆転のために。
《結界の守護者クレス・ドーベル》(デュエプレ)のフレーバーテキストより引用
デュアル進化獣の削除
デュアル進化獣について
DCG版:登場しない
TCG版:聖拳編に登場
デュエプレでは無限軍団は敵対色レインボー獣に敗れたんだったら、TCG版は誰にやられたんだという疑問を思い浮かべる方も多いと思います。
TCG版で無限軍団を壊滅させたのは「デュアル進化」の力をもつ多色進化クリーチャーでした。
デュアル進化は2つの種族のどちらかを進化元にして進化するクリーチャーのことです。
DM-12 「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合」に5体登場しました。
デュエプレでは存在を抹消されたのか1体も登場していません。
ちなみに、TCG版背景ストーリーのデュアル進化獣は無限軍団を壊滅させるものの、やがて、デュアル進化できない多色クリーチャーを攻撃対象にするという内ゲバを起こすことになります。
そこにラスボスの五王が登場するわけですね。
TCG版との違い(転生編)
クロスギアが登場しない
クロスギアの初登場時期
DCG版:戦国編
TCG版:転生編
デュエプレの最大の変更点。
TCG版では王たちの戦いの影響で深い地に眠っていたクロスギア(背景ストーリーでは「魔導具」と呼ばれます)が出土し、それを改良して超獣達が使用することになります。
クロスギアは転生編の文明間戦争でも積極的に使われ、より強力なクロスギアを開発することが文明の生死に直結しました。
(実際、強力なクロスギア開発に成功した光文明と火文明が文明間戦争の覇者となり、クロスギア開発を怠った闇文明が文明間戦争からドロップアウトしていきました)
デュエプレではクロスギアが登場しないので文明間戦争はただの「基本セット」&「闘魂編」の戦争の延長線上の印象を受けますね。
世界崩壊の原因
転生編の世界崩壊の原因
DCG版:五文明のインビンシブル兵器
TCG版:進化クロスギア
デュエプレでは転生編の世界崩壊の元凶は「インビンシブル兵器」でした。
一方、TCG版では地下深くから出土した5つの進化クロスギアの力のぶつかり合いによって世界の崩壊が起こりました。
デュエプレでは転生編でクロスギアそのものが出なかったから仕方がない……。
ただ、デュエプレでもTCG版でも超兵器の衝突によって時空の裂け目ができ、そこにあらゆるものが吸い込まれて世界が滅亡するという結末は変わりません。
デュエプレの背景ストーリーのTCG版との違い解説まとめ
以上が、DMPP-03「英雄の時空 -ETERNAL RISING-」、DMPP-04「混沌の軍勢 -REBELLION SYMPATHY-」、DMPP-05 「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」、DMPP-06 「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」におけるデュエプレ背景ストーリーのTCG版との違いとなります。
今回の記事では聖拳編&転生編の背景ストーリーを取り上げました。
前回予告していたとおり聖拳編からデュエプレの背景ストーリーはTCG版と大きく異なるところがでてきましたね。
次回の不死鳥編も今回の聖拳編&転生編に負けず劣らず変更点が多いので楽しみにしていてください。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
次回記事:
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サムネイル画像:
・デュエプレ 第5弾「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」タイトル画像
・いらすとや
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