前回はデュエプレ第30弾に収録されそうな革命軍のカードを紹介しました。

この記事では敵方種族の禁断勢力のカードの中で目ぼしいものを紹介していきます。
D2フィールドもより汎用性の高いものが登場し、さらに、禁断の親玉となる《終焉の禁断 ドルマゲドンX》が収録されそうです。
この記事がおススメな方
・デュエプレ第30弾にどんなカードが収録されるのか気になる方。
・TCG版革命ファイナル第3弾に収録された目ぼしいカードが知りたい方。
収録カード予想~禁断&イニシャルズX~
FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~/終焉の禁断 ドルマゲドンX
革命ファイナルのラスボスを務める禁断クリーチャー。
デュエプレ第27弾で登場した《伝説の禁断 ドキンダムX》の親玉という設定。
(《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》のイラストには多数の《伝説の禁断 ドキンダムX》の姿が見られます)
《伝説の禁断 ドキンダムX》とは以下の共通点があります。
《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の《伝説の禁断 ドキンダムX》との共通点
・ゲーム開始時に封印された状態でバトルゾーンに置かれる。
・封印を全て外すと形態が変化。
・クリーチャー面になれば相手クリーチャーを全て封印。
・バトルゾーンを離れるとコントロールしているプレイヤーがゲームに敗北。
デュエプレで実装された場合のレアリティは《伝説の禁断 ドキンダムX》同様「禁断レジェンドカード」でしょうか?
また、TCG版では1つのパックから5枚の構成パーツ全てが出てきましたが、デュエプレでは1枚のカードとして排出されそうです。
超次元ゾーンのカードと同様に4枚の禁断コアは付録カードとして付いてくる可能性もあります。
FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~

FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~ FFL 闇/火文明 (マナコストなし) | |
最終禁断フィールド | |
この最終禁断フィールドは、ゲーム開始時、四隅に封印を1つずつ付けてリンクしたフィールドとしてバトルゾーンに置く。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く) | |
バトルゾーンにある自分の封印は、各ターンに1つだけ、闇または火のコスト5以上のコマンドを召喚または「侵略ZERO」を使ってバトルゾーンに出すことによってのみ、外すことができる。(外した封印は墓地に置く) | |
自分は、コマンド、イニシャルズ、あるいは名前に《禁断》とあるクリーチャーでしか攻撃できない。 | |
この最終禁断フィールドはバトルゾーンを離れない。 | |
(左上)α:このカードから封印が外された時、相手のパワー1111以下のクリーチャーを1体、破壊する。 | (右上)δ:このカードから封印が外された時、このターン、自分のクリーチャー1体に「スレイヤー」を与える。 |
(左下)β:このカードから封印が外された時、このターン、自分のクリーチャー1体に「パワーアタッカー+2222」を与える。 | (右下)γ:禁断爆発:このカードから封印が外された時、この最終禁断フィールドに封印が1つもなければ、裏返し、1体のクリーチャーとして合体させる。 |
《禁断 ~封印されしX~》と同様にゲーム開始時からバトルゾーンに置かれる5枚組のカード。
《禁断 ~封印されしX~》と同様に封印が付けられるのですが、《禁断 ~封印されしX~》が6枚なのに対して《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》は4枚。
一見、封印を外すのは簡単なように見えますが、コスト5以上の闇または火コマンドの召喚あるいは「侵略ZERO」でのタダ出し限定かつ各ターンに1枚しか外せないため《禁断 ~封印されしX~》のように連続侵略で複数枚の封印を外すという芸当はできません。
ただ、1ターンに1枚しか封印を外せない代わりに封印を外すたびに効果が発動します。
デュエプレでは任意の封印を外すことはできませんが、《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》に限ってはどの封印を外すかを選択できるようになりそうです。
封印を外した時に発動する能力で特に強力なのは自軍クリーチャー1体のスレイヤー化でしょうか?
S・トリガーで召喚した《禁断V キザム》をスレイヤー化させればそちらの登場時能力のバトルで相手クリーチャー1体を確実に討ち取る事ができます。
あと、《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》がある限り、自分は、コマンド、イニシャルズ、あるいは名前に《禁断》とあるクリーチャーでしか攻撃できません。
《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》を中心としたデッキだと「コマンド」や「イニシャルズ」多めのデッキとなるためあまり実感が湧きませんが……。
幸い、デュエプレだとアプリの処理で該当クリーチャー以外を攻撃できないようにしてくれるため一安心。
しかし、《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》の攻撃制限効果を見落として攻撃できないクリーチャーを攻撃できるものと思い込んで勝ちを逃すという事が無いように忘れないようにしたいですね。
《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》まとめ
・コスト5以上の闇または火コマンドの召喚か「侵略ZERO」でのタダ出しで各ターンに1枚封印を外せる。
・封印を外すたびに効果が発動。
・特定のクリーチャー以外の攻撃を禁じる能力を忘れないようにしたい。
終焉の禁断 ドルマゲドンX

終焉の禁断 ドルマゲドンX FFL 闇/火文明 (999) |
最終禁断クリーチャー:(種族なし) 999999 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが禁断爆発した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印を1つ付ける。(クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する) |
相手は自身のクリーチャーに付いている封印を墓地に置けない。 |
このクリーチャーに封印を付けることはできない。 |
このクリーチャーが離れる時、かわりにこのクリーチャーの禁断コアを2枚、このカードの下に置いてもよい。そうしたら、自分のシールドを1つ墓地に置く。 |
このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、クリーチャーをすべて破壊し、自分はゲームに負ける。 |
《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》が「禁断爆発」すればついに《終焉の禁断 ドルマゲドンX》が降臨!
禁断爆発時に相手クリーチャーに封印を1つずつ付けます。
そこは《伝説の禁断 ドキンダムX》と同じです。
ただ、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》がいる限り、相手は封印を墓地に置けないというのが大きな相違点。
コマンドを出せばそのコマンドと同じ文明のクリーチャーに付いている封印を外せますが、それが不可能になります。
デュエプレでは盤面制限一杯にクリーチャーが出た状態で全てのクリーチャーが封印されると事実上詰みなので、それを回避するために5マナ消費して封印を外す事ができるようになりました。
《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の能力もコマンドが出る事で封印を外す事ができないようになるだけで、5マナを消費して封印を外す行為は制限されなさそうです。
また、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》自身には封印が効きません。
除去も2発までなら自身の禁断コアとシールドを犠牲にして耐える事ができます。
バトルゾーンを離れれば《伝説の禁断 ドキンダムX》同様コントロールしているプレイヤーがゲームに敗北しますが、その際にバトルゾーンのクリーチャー全てを道連れに破壊します。
総じて《伝説の禁断 ドキンダムX》の上位種と言えますが、《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》の攻撃制限や封印外しの難易度から簡単にデッキに入るようなカードではありません。
専用のデッキを組んで輝くカードですね。
《終焉の禁断 ドルマゲドンX》まとめ
・禁断爆発時に相手クリーチャーを封印する禁断の親玉。
・相手は封印を墓地に置けず、自身は封印されない。
・バトルゾーンを離れるとゲームに敗北するが、除去は2度まで耐えることが可能。
終断α ドルーター

終断α ドルーター UC 闇/火文明 (2) |
クリーチャー:イニシャルズX 1000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに自分のフィールドがあれば、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、カードを2枚引く。 |
イニシャルズX4人衆の1体。
バトルゾーンに自分のフィールドがあれば、登場時能力で1枚ディスカードし2枚ドロー!
《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》は最終禁断「フィールド」なので2ターン目に《終断α ドルーター》の能力を起動させる事が可能です。
墓地から召喚できる《終断δ ドルハカバ》(後述)を捨てれば実質的な損害はありません。
《終断α ドルーター》まとめ
・フィールドがあれば登場時能力で1ディスカード&2ドローのイニシャルズX。
・《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》を参照して能力を発動可能。
・墓地召喚可能な《終断δ ドルハカバ》を墓地に置きたい。
終断β ドルドレイン

終断β ドルドレイン C 闇文明 (3) |
クリーチャー:イニシャルズX 3000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに自分のフィールドがあれば、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを-1000し、自分のクリーチャーすべてのパワーを+1000する。 |
イニシャルズX4人衆の1体。
バトルゾーンに自分のフィールドがあれば、登場時能力で相手クリーチャーのパワーを-1000し、自分のクリーチャー全てのパワーを+1000します。
《終焉の禁断 ドルマゲドンX》のサポートカードと言うよりはどちらかと言うと漫画・アニメ上のストーリー展開用のカードの側面が強いです。
デュエマの漫画やアニメにおいては《龍の極限 ドギラゴールデン》の「極限ファイナル革命」によって《終焉の禁断 ドルマゲドンX》は攻撃が封じられひとまず難を逃れた……。
しかし、《終断β ドルドレイン》の能力によってパワーが1000000を超えた《終焉の禁断 ドルマゲドンX》が再び攻撃可能に……というストーリー展開のために登場したカードとなっています。
一応、相手クリーチャーの除去に利用できますが、パワーを1000低下させるだけなので《コッコ・ルピア》や「一撃奪取」程度しか潰せません。
《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の「極限ファイナル革命」対策としてもパワーが1000000を超えればよいためデュエプレではパワーの低下と上昇の量が2000にアッパーされれば実戦でも採用が検討できるようなカードになりそうですが……。
《終断β ドルドレイン》まとめ
・フィールドがあれば登場時能力で相手獣パワー低下&自軍パワー増加のイニシャルズX。
・自軍パワー+1000で《終焉の禁断 ドルマゲドンX》が「極限ファイナル革命」を突破可能になる。
・デュエプレではパワー低下とパワー上昇を2000程度にアッパー調整してほしい。
終断γ ドルブロ

終断γ ドルブロ C 闇文明 (5) |
クリーチャー:ソニック・コマンド/イニシャルズX 3000 |
S・トリガー |
ブロッカー |
このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーを破壊する。 |
イニシャルズX4人衆の1体。
S・トリガーもちのブロッカーでバトルに勝てば破壊されます。
いわゆる「逆スレイヤー」もちのクリーチャーですね。
コスト5の闇コマンドなので召喚すれば《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》の封印を外せます。
S・トリガーも召喚扱いなので、S・トリガーで引き当てることができれば相手のターンにも《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》の封印が外せるのが嬉しい。
《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》の右上の封印を外せばスレイヤーブロッカーとなるため相手の攻撃を牽制できます。
スペック自体は淡白なので、デュエプレに実装されれば登場時墓地肥やしあたりの能力が追加されそうです。
《終断γ ドルブロ》まとめ
・S・トリガー&逆スレイヤーもちブロッカーのイニシャルズX。
・闇のコスト5のコマンドなためS・トリガーで《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》の封印を外せる。
・デュエプレでは登場時能力での山札からの墓地肥やしが追加されそう。
終断δ ドルハカバ

終断δ ドルハカバ UC 闇/火文明 (5) |
クリーチャー:ソニック・コマンド/イニシャルズX 3000 |
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない) |
バトルゾーンに自分のフィールドがあれば、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。 |
イニシャルズX4人衆の1体。
コスト5の火/闇コマンドということで《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》の封印を外すことができます。
バトルゾーンに自分のフィールドがあれば墓地から召喚できるのが強み。
破壊されても再び墓地から召喚でき、《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》の封印を外して禁断爆発を進める事ができます。
また、スピードアタッカーもちの火/闇コマンドなので《復讐 ブラックサイコ》や《S級不死 デッドゾーン》の侵略元としても適していますね。
特に《S級不死 デッドゾーン》は破壊されても侵略元となる《終断δ ドルハカバ》ごとバトルゾーンに帰還できるという点で強力。
《終断δ ドルハカバ》まとめ
・フィールドがあれば墓地召喚可能なイニシャルズX。
・破壊されても墓地から召喚して何度でも《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》の封印を外せる。
・スピードアタッカーもちの闇&火のコマンドなため侵略との相性が抜群。
収録カード予想~強力D2フィールド~
Dの牢閣 メメント守神宮

Dの牢閣 メメント守神宮 UC 光文明 (4) |
D2フィールド |
S・トリガー(このD2フィールドをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ展開してもよい) |
自分のクリーチャーすべてに「ブロッカー」を与える。 |
(他のD2フィールドが出た時、このD2フィールドを破壊する) |
Dスイッチ:いずれかのプレイヤーが自身のターンに最初のカードを引いた時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーをすべてタップする。 |
革命ファイナル第3弾で登場したS・トリガーもちD2フィールドの1枚。
自軍クリーチャーを全てブロッカーにするシンプルながら強力な効果を有しています。
S・トリガーでタダ出しできればバトルゾーンのクリーチャーを守りに転用できるようになりますね。
TCG版ではニンジャ・ストライクでタダ出ししたシノビをブロッカー化する事ができましたが、デュエプレでは実装されていないため組み合わせることはできません。
Dスイッチはいずれかのプレイヤーが最初のカードを引いた時に、相手クリーチャーを全てタップします。
自分のターンならば、相手クリーチャーのタップキルに利用でき、相手のターンであれば相手クリーチャーを実質的にアンタップさせないようにすることが可能。
すでにバトルゾーンにいるクリーチャーをフリーズさせ、新しく出てきたクリーチャーはブロッカーを付与したクリーチャーのブロックで対処できます。
デュエプレでは盤面制限があるためフリーズ効果はTCG版以上に強力!
ただ、毎ターン《Dの牢閣 メメント守神宮》の張替えでクリーチャーがアンタップされないというのは盤面制限も相まって対戦相手のフラストレーションが溜まりそうです。
デュエプレでは自分のターンのみDスイッチが起動できるように弱体化がなされる可能性もありますね。
《Dの牢閣 メメント守神宮》のマスターは(おそらく)《D2J2 ヴィスエンマ》。
《時の法皇 ミラダンテⅫ》に討たれた《D2J ジェルヴィス》が復活した姿(多分)。
D2フィールドがあれば常勝能力を得るためブロッカー化できる《Dの牢閣 メメント守神宮》とはシナジーがあります。
ただ、素のコストが重いためわざわざ組み合わせて使いたいかと言うと……。
《Dの牢閣 メメント守神宮》まとめ
・自軍全てにブロッカーを与える光のS・トリガーD2フィールド。
・Dスイッチで相手クリーチャーを全てタップ。
・相手ターン中にDスイッチを発動させれば相手クリーチャーを疑似フリーズできる。
D2J2 ヴィスエンマ

Dの博才 サイバーダイス・ベガス

Dの博才 サイバーダイス・ベガス R 水文明 (5) |
D2フィールド |
S・トリガー |
自分のターンの終わりに、カードを1枚引いてもよい。 |
Dスイッチ:相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、水のコスト7以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。 |
革命ファイナル第3弾で登場したS・トリガーもちD2フィールドの1枚。
自分のターン終了時に1ドロー。
D2フィールドのためクリーチャーよりも除去されにくく、堅実に毎ターンドロー効果が使えます。
そして、Dスイッチで相手クリーチャーが自分を攻撃する時に手札からコスト7以下の水の呪文をタダ詠唱!
《超次元 ガロウズ・ホール》や先の記事で紹介した《テック団の波壊Go!》がタダ撃ちの候補呪文ですね。
TCG版では《英知と追撃の宝剣》も候補呪文でしたが、コストが8となっているため対象外となりそうです。
その代わりコストが1下がって7になった《ラスト・バイオレンス》を唱える事ができます。
実装されれば【水闇ハンデス】等のデッキでのドローソースとしてよく見かける1枚となりそうです。
《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》のマスターは《奇天烈X ネオベガス》。
革命編の《奇天烈 ベガス》がイニシャルズに改造された姿です。
攻撃時能力で《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》をタダ出しできますが、正直、そのまま手札から展開する方が強いと言わざるを得ない。
デュエプレでは登場時能力でD2フィールドをタダ出しできる《改速 ドライバースW》という強力すぎるライバルもいます。
何らかのアッパー調整が無ければデュエプレで活躍するのは厳しそう。
《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》まとめ
・ターン終了時に1ドローの水のS・トリガーD2フィールド。
・Dスイッチで相手の攻撃に合わせて水のコスト7以下の呪文をタダ詠唱可能。
・TCG版とデュエプレで唱えられる呪文に差異があるので要チェック。
奇天烈X ネオベガス

Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド

Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド VR 闇/火文明 (7) |
D2フィールド |
S・トリガー |
自分のクリーチャーすべてに「ウルトラ・セイバー:多色クリーチャー」を与える。(自分の多色クリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のクリーチャーを1体破壊してもよい) (他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) |
Dスイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、各プレイヤーは自身のクリーチャーをすべて山札の一番下に置き、その後、進化ではないクリーチャーをすべて自身の墓地からバトルゾーンに出す |
革命ファイナル第3弾で登場したS・トリガーもちD2フィールドの1枚。
自軍クリーチャー全てに「ウルトラ・セイバー:多色クリーチャー」を与えます。
それだけだと一見地味に見えますが、真価はDスイッチにあります。
Dスイッチを起動すれば、自分のターンのはじめに各プレイヤーのバトルゾーンのクリーチャーを山札の下に沈め、互いの墓地から非進化クリーチャーを全てタダ出し!
まさに天地逆転といったド派手な効果です。
事前に墓地を肥やしておけばバトルゾーンをクリーチャーで埋め尽くす事が可能!
デュエプレでは複数墓地蘇生は盤面制限の関係でタダ出しするクリーチャーを選択するようになってそうです。
ウルトラ・セイバーは多色クリーチャーをDスイッチの除去効果から守るためにありますが、登場時能力を使い回したいクリーチャーを身代わりで墓地に送って蘇生効果で再びバトルゾーンに戻すのにも役立てる事ができます。
ただ、デュエプレだとセイバー関係は全て強制発動になっているため、上記のような器用な動きができないようになっている可能性が高い……。
《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》のマスターは《D2M2 ドグライーター》。
革命軍を裏切った《悪革の怨草士 デモンカヅラ》の最後の姿となっています。
(革命軍を裏切った割に復活したイニシャルズを根こそぎ喰らって革命軍に貢献したのは内緒)
登場時能力で手札を1枚捨てれば、墓地からD2フィールド(《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》)をタダ出し!
さらに、D2フィールドがあれば自軍クリーチャーがバトルゾーンを離れるたびに相手のクリーチャーを除去できます。
《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》のDスイッチで蘇った相手クリーチャーを根こそぎ破壊するというデザイナーズ・コンボとなっています。
《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》まとめ
・自軍クリーチャーに「ウルトラセイバー:多色」を与える闇/火のS・トリガーD2フィールド。
・Dスイッチで互いの場のクリーチャーを除去&墓地から一斉蘇生。
・デュエプレではセイバー能力が強制起動になっているのがネック。
D2M2 ドグライーター

収録カード予想~呪文編~
ZERO ハンド

ZERO ハンド P 闇文明 (6) |
呪文 |
侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。 |
相手のクリーチャーを1体、破壊する。 |
多くの「侵略ZERO」もちのカードが登場したデュエプレ第29弾で唯一ハブられた呪文。
侵略ZEROで相手のターンの終わりにタダ詠唱でき、相手クリーチャーを1体破壊!
侵略や革命チェンジでタダ出しされたクリーチャーをターン終わりに潰すことが可能です。
また、タダ出し対策のカードにも関わらず《ウソと盗みのエンターテイナー》のような相手のコスト踏み倒しメタが弱点の「侵略ZERO」もちクリーチャーのサポートにも有用。
《ZERO ハンド》で相手のコスト踏み倒しメタクリーチャーを除去してから、《ZEROの侵略 ブラックアウト》などの侵略ZEROもちクリーチャーを安全にタダ出しする事ができますね。
《ZERO ハンド》まとめ
・相手クリーチャーを1体破壊する「侵略ZERO」もちの闇呪文。
・相手がタダ出ししたクリーチャーを相手のターン終了時に葬り去れる。
・コスト踏み倒しメタクリーチャーを排除することで他の侵略ZEROクリーチャーをサポート可能。
爆流忍法 不死鳥の術

爆流忍法 不死鳥の術 R 火文明 (5) |
呪文 |
バトルゾーンにある自分のカードを2枚選び、墓地に置く。その後、その中から火の進化ではないクリーチャーを1体選んで出す。 |
バトルゾーンのカードを2枚墓地に置いて、その中から火の非進化クリーチャーをタダ出しする火の呪文。
クリーチャーの登場時能力の使い回しや破壊時能力の起動用のカードに見えますが、《爆流忍法 不死鳥の術》の真価はバトルゾーンの「カード」を対象にできる事。
《禁断 ~封印されしX~》の封印を2枚墓地に置けば禁断解放を進めつつクリーチャーのタダ出し!
また、《禁断機関 VV-8》の登場時能力で封印に火/水のコマンドを仕込んでおいて、《爆流忍法 不死鳥の術》でそれを墓地に置けば「禁断機動」でターンを追加しつつタダ出ししたコマンドと一緒に攻勢を仕掛けられます。
ただ、デュエプレでは《禁断機関 VV-8》のP‛s封印を外す際に好きなP‛s封印を外せないため嚙み合わせはあまり良く無さそうです。
デュエプレではTCG版でカード除去だったものの多くがエレメント除去に変更されていますが、《爆流忍法 不死鳥の術》は禁断と組み合わせる事を想定してデザインされているため実装されるのであればカード除去のままでしょう。
《爆流忍法 不死鳥の術》まとめ
・バトルゾーンのカード2枚を墓地に置きその中から火のクリーチャーをタダ出しする呪文。
・クリーチャーの登場時能力の使いまわし以外にも禁断の封印を外しつつタダ出しが可能。
・禁断と組み合わせる事前提のためカード除去のまま実装されそう。
宇宙一のカレーパン

宇宙一のカレーパン UC 火文明 (4) |
呪文 |
革命0トリガー:クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。 |
《勇者の1号 ハムカツマン蒼》を1体、自分の手札から山札の一番上に置いてもよい。そうしたら、このターン、自分のクリーチャー1体のパワーを+1000000する。 |
自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが火のクリーチャーなら、自分のクリーチャーと相手のクリーチャーを1体ずつ選び、その2体をバトルさせる。 |
この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札に加えてシャッフルする。 |
革命ファイナルの最終弾で登場した革命0トリガーはまさかのカレーパン!?
山札の上1枚目が火のクリーチャーならば自分のクリーチャーと相手クリーチャーを選んでバトル!
また、手札の《勇者の1号 ハムカツマン蒼》を山札の上に置けば、自分のクリーチャー1体のパワーを+1000000する事ができます。
呪文の効果発動を確実にしつつ、自分のクリーチャーをパワーアップさせる事ができるデザイナーズコンボです。
火の革命0トリガーなら《革命の鉄拳》や《ボルシャック・ドギラゴン》があるためデュエプレへの実装にあたって何らかの効果追加が無ければそちらで良いという事になりそう。
このカードを取り上げたのは《終焉の禁断 ドルマゲドンX》への最終兵器として鳴り物入りで登場したから。
「《勇者の1号 ハムカツマン蒼》がカレーパンとなり自ら《龍の極限 ドギラゴールデン》に喰われ、生命エネルギーを与えられた《龍の極限 ドギラゴールデン》が最後の力を振り絞って《終焉の禁断 ドルマゲドンX》を討つ」というデュエマ民なら納得するが、それ以外の人が読んだら意味不明な内容を《宇宙一のカレーパン》の効果で再現していると言えます。
デュエマのアニメや漫画でもこの《宇宙一のカレーパン》が《終焉の禁断 ドルマゲドンX》撃破の一手として使われていますね。
《宇宙一のカレーパン》まとめ
・自分と相手のクリーチャーをバトルさせる火の革命0トリガー呪文。
・《勇者の1号 ハムカツマン蒼》を山札に置けば自分のクリーチャーのパワーを+1000000。
・あらゆるメディアにおいて《終焉の禁断 ドルマゲドンX》撃破のキーカード。
収録カード予想~その他有力カード~
剛撃古龍テラネスク

剛撃古龍テラネスク SR 自然文明 (6) |
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ジャイアント 5000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から好きな数のクリーチャーを選んで手札に加え、残りをタップしてマナゾーンに置く。 |
革命軍でもイニシャルズでもない普通のドラゴン。
登場時能力で山札の上3枚を表向きにして、その中から好きな数のクリーチャーを手札に加えて残りのカードをタップしてマナゾーンに置きます。
3枚ともマナゾーンに置けば《龍仙ロマネスク》と同等のマナ加速が行えます。
《龍仙ロマネスク》のような毎ターンマナゾーンのカードを墓地に置くデメリットも無いのでマナ加速クリーチャーとして見た時の扱いやすさは向上していると言えますね。
ただ、マナに置くときにタップインなのが玉にキズ。
他にも《龍仙ロマネスク》はマナ基盤としても優秀なので一概に《剛撃古龍テラネスク》の方が優れているわけではありません。
種族もコマンド・ドラゴン、ジャイアントとサポート豊富なものが揃っており種族デッキにも採用が検討できます。
もちろん、コスト5以上のドラゴンを条件とする革命チェンジ元としてもOK!
強力な能力をもったカードですが、最近のデュエプレでは複数の能力を有しているクリーチャーがスーパーレアに収まる傾向にあるためデュエプレに実装されるならばベリーレアとなりそうです。
《剛撃古龍テラネスク》まとめ
・登場時能力で山札上3枚から好きな数クリーチャーを回収&マナ加速のドラゴン。
・全てマナに置けば《龍仙ロマネスク》と同等のマナ加速。
・種族がコマンド・ドラゴン&ジャイアントと非常に優秀。
ベイB ジャック

ベイB ジャック VR 自然文明 (1) |
クリーチャー:ミルクボーイ/イニシャルズ 6000 |
バトルゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーは、自分のターンのはじめにアンタップしない。 |
自分がカードを引いた時、自分のマナゾーンにあるカードを3枚タップしてもよい。そうしたら、このクリーチャーをアンタップする。 |
バトルゾーンにある自分のクリーチャーを、自分のマナゾーンにあるかのようにタップしてもよい。 |
多くのデュエマプレイヤーから忌み子扱いされ、公式からも忌み子認定(プレミアム殿堂)された最凶のミルクボーイ。
多くのミルクボーイクリーチャーと同様にターンのはじめにアンタップせず、マナを3枚タップすることではじめてアンタップできます。
ただ、その真価はバトルゾーンにあるクリーチャーをマナゾーンのカードのようにタップする事ができるようになる能力。
要するに、バトルゾーンにあるアンタップクリーチャーの数だけマナがさらに使用可能という事です。
《攻守の天秤》でバトルゾーンのクリーチャーを全てアンタップさせれば実質的にマナ回復と同等の効果となります。
そのままの能力で実装されたとしてもデュエプレには盤面制限があるため《ベイB ジャック》を除けば6体しかクリーチャーしか出せないためTCG版よりは脅威度は低いように思います。
ただ、《攻守の天秤》を使った疑似マナ回復やループに悪用されることを考えれば弱体化は避けられないように思います。
《ベイB ジャック》の元ネタのカードの《蛙跳び フロッグ》はデュエプレではターンのはじめに召喚するクリーチャーのコストを1軽減し、使用マナが0となれば自身がタップするというようになっているので《ベイB ジャック》もそれに倣いそうです。
具体的には「バトルゾーンのアンタップしているクリーチャーの数だけカードの使用コストを軽減し、軽減した数だけバトルゾーンのクリーチャーをタップ」とかでしょうか?
デュエプレ版《蛙跳び フロッグ》同様にターンのはじめに使うカードのみにコスト軽減が適応されるようにすれば《攻守の天秤》とのコンボやループに悪用される可能性を小さくできそうです。
《ベイB ジャック》まとめ
・多くのデュエマプレイヤーから「忌み子」扱いされたミルクボーイ。
・バトルゾーンのクリーチャーをタップしてマナのように扱える。
・デュエプレでは盤面制限があるがループ防止のため弱体化は免れない。
ジョリー・ザ・ジョニー Joe

ジョリー・ザ・ジョニー Joe LEG 火文明 (10) |
クリーチャー:(種族無し) 19000 |
スピードアタッカー |
Q・ブレイカー |
このクリーチャーが召喚によって出た時、相手のクリーチャーがなければ、自分はゲームに勝つ。相手のクリーチャーがあれば、他のクリーチャーをすべて破壊する。 |
革命ファイナルでレジェンドカードの枠を搔っ攫い突如登場した謎のガンマン。
テック団のレジェンドカードを期待していた人涙目。
召喚時能力でバトルゾーンに相手クリーチャーが無ければ……ゲームに勝利!
あったとしても味方クリーチャーごと全クリーチャーを破壊できます。
《Dの機関 オール・フォー・ワン》のDスイッチで召喚時能力を増幅すれば相手にクリーチャーがいたとしても(それが除去耐性をもつクリーチャーでなければ)無理矢理エクストラウイン可能!
上記のコンボに頼らないならば手札破壊等や除去を駆使して相手がバトルゾーンにクリーチャーを残せないようにしてから《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》を召喚しエクストラウインを決めたいところです。
この《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》は新章デュエル・マスターズのプレビュー枠となっています。
(イラストレーターの「切札ジョー」は新章デュエル・マスターズ以降のデュエマ漫画・アニメの主人公で勝太の息子です)
《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》はジョーが書いたイラストをそのままカードにした事になっています。
ジョーが生み出したカードは種族「ジョーカーズ」が付いていますが、この《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》は無種族です。
おそらくジョーカーズの存在を秘匿するための措置だと思いますが……。
デュエプレでは後から種族を追加することもできるので第30弾では無種族で収録して、新章デュエル・マスターズに突入してからジョーカーズを追加する事もありそうです。
《ヤッタレマン》等のジョーカーズサポートを受ける事ができるようになりますが、小型を並べるジョーカーズとはあまり相性が良くないためぶっ壊れる事は無いと思います。
《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》まとめ
・召喚時能力で相手クリーチャーが無ければエクストラウインの無法ガンマン。
・相手クリーチャーがあればバトルゾーンのクリーチャーを全破壊。
・デュエプレでは後に種族「ジョーカーズ」が付与されるかも?
第30弾の収録カード予想まとめ

以上が、第30弾に収録されるカードの予想となります。
今回は革命ファイナル第3弾に登場する禁断勢力の目ぼしいカードの中でデュエプレに実装されそうなものの紹介を行いました。
敵方カードの目玉としてはやはり《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》/《終焉の禁断 ドルマゲドンX》でしょうか?
個人的には「忌み子」呼ばわりされた《ベイB ジャック》がどう料理されてデュエプレに実装されるかが気になります。
まぁ、実装されずに文字通りの「忌み子」扱いになる可能性もありそうですが……。
何はともあれどんなカードが収録されるのか今からワクワクが止まりません。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
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