キリフダを手にした時 デュエマが闇に染まる
2023年2月18日に『デュエル・マスターズ』のエクストラパックであるDM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」が発売されます。
「斬札ウイン」がデュエマ主人公初の闇文明使いなので次のパックは何と闇文明のカードオンリーの収録との事です。
そして、店頭ポスターには「勝舞編」、「勝太編」、「ジョー編」の歴代闇使いたちの姿が!
ポスターに写るキャラクター達は原作漫画やアニメで闇文明のカードを使っていましたね。
ポスターに大々的に載せるということは彼らはデュエマ公式が考える代表的闇文明使いなのでしょう。
この記事ではそんな闇のキリフダ使い達を振り返っていきたいと思います。
この記事がおススメな方
・昔、デュエマをやっていてデュエマの漫画やアニメのキャラクターになじみのある方。
・デュエマを再度始めてみたい、または、デュエプレはしているけど紙のデュエマはやっていない方。
闇のキリフダ使い紹介
各、闇のキリフダ使いにはそれぞれ独断と偏見による「闇のキリフダ使いポイント」をのせています。
高得点だからといって特に何か良いことはありませんが……。
一応、以下のような評価基準となっています。
闇のキリフダ使いポイントの評価基準
★5:誰もが認める闇のキリフダ使いで間違いなし
★4:闇のキリフダ使い度高し
★3:まぁ、闇のキリフダ使いと言ってもいいんじゃないの
★2:えっ? 闇のキリフダ使いなの……
★1:どう考えても闇のキリフダ使いじゃないよね
勝舞編は主に原作漫画、勝太編・ジョー編はテレビアニメに言及してキャラクターを紹介しておりますのでその点ご留意いただけると幸いです。
不亞 幽
名前 | 不亞 幽 |
主な登場時期 | デュエル・マスターズ(無印)~デュエル・マスターズ FE |
闇のキリフダ | 《超神龍アブゾ・ドルバ》 《恐怖の影スクリーム・アサシン》 |
バトルアリーナ決勝で勝舞とドラゴン対決を繰り広げたのが強く印象に残る不亞 幽。
デュエプレでもスキンが2つ用意されるなど優遇されていましたね。
ザキラ(後述)の実の妹でもあります。
漫画では闇の進化ドラゴン・ゾンビの《超神龍アブゾ・ドルバ》やファイアー・バード殺しの《恐怖の影スクリーム・アサシン》といった印象に残る闇のカードを使っていました。
しかし、別のデュエマでは光の《聖騎士サーベルフィーリ》を切り札としていたり、勝舞戦でも火の《ボルシャック・ドラゴン》を使っていたりと必ずしも闇文明オンリーというわけではないですね。
また、不亞 幽のヒーローズカードは光の種族のレインボー・ファントムが多いです。
(《幽騎士ブリュンヒルデ》、《幽玄武士オラシオン》)
なので、闇のキリフダ使いと言っていいかどうかは正直微妙……。
でも、《超神龍アブゾ・ドルバ》の印象が強いのが大きいので闇のキリフダ使いポイントは高めです。
個人的な話となりますが、コロコロコミックに掲載されていた『デュエル・マスターズ』の漫画の《超神龍アブゾ・ドルバ》が勝舞のドラゴンを次々と倒していったのが脳裏に焼き付きましたね。
そのころはデュエマのルールも知らなかったのでただ純粋に強いドラゴンと思っておりました。
デュエマをはじめた時にも《超神龍アブゾ・ドルバ》のカードをシングル買いしましたしね。
でも、デュエマのルール上ただのパワー馬鹿の《超神龍アブゾ・ドルバ》は言うほど強くない……。
やはり、漫画やアニメの見せ方によってクリーチャーがより魅力的に見えるようになるのではないでしょうか?
これからも原作者の松本大先生やアニメのスタッフにはデュエマのカードが魅力的に映るような作品を作り続けてほしいと思う今日この頃です。
ザキラ
名前 | ザキラ |
主な登場時期 | デュエル・マスターズ(無印)~デュエル・マスターズ SX |
闇のキリフダ | 《暗黒王デス・フェニックス》 《黒神龍グールジェネレイド》 《邪眼王ロマノフⅠ世》 など他多数 |
勝舞編でボスキャラとしてその存在感を存分に発揮したザキラ。
世界征服を狙うデュエリスト集団「ガルド」のリーダーであり、先に紹介した不亞 幽の兄でもあります。
闇文明の主要キャラと言えば黒城凶死郎がいますが、黒城が「デーモン・コマンド」をメインで使っているのに対し、ザキラは「ダーク・ロード」、「ドラゴン・ゾンビ」、「フェニックス」、「ゴッド」を使用していましたね。
また、サイドカラーに火文明を取り入れており、火単色の切り札としては《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》があります。
闇のキリフダとしては漫画版の無印で実質上のラスボスクリーチャーとなった《暗黒王デス・フェニックス》や大量に墓地から復活し、進化元になったり一斉攻撃に加わったりした《黒神龍グールジェネレイド》、そしてザキラの象徴ともいえる《邪眼王ロマノフⅠ世》をはじめとする「ロマノフ」シリーズが印象深いですね。
また、「ヘヴィ・デス・メタル」や「ロマノフ」シリーズのようなデュエマやデュエプレの環境で活躍したカードが多く、ザキラの闇のキリフダにお世話になったガチ勢も多いのではないでしょうか?
ボスとしての風格も合わせて誰もが認める闇のキリフダ使いと言っても過言ではないでしょう。
W(ホワイト)
名前 | W(ホワイト) |
主な登場時期 | デュエル・マスターズ(無印)~デュエル・マスターズ FE |
闇のキリフダ | 《悪魔精霊アウゼス》 《悪魔精霊バルホルス》 《漆黒戦鬼デュランザメス》 |
洗脳されガルドの一員となった白凰の姿。
洗脳前から愛用していた光のカードに加え、闇のカードも使用するようになりました。
ただ、W時代に印象に残るようなカードとしては《ヘブンズ・ゲート》や《聖霊王アルファディオス》といった光のカードばかりです。
闇のキリフダも《悪魔精霊アウゼス》、《悪魔精霊バルホルス》といった光を含む多色カードが多いです。
闇のキリフダで単色のものと言えば、「デーモン・コマンドが場に3体……この状況が理解できないとは……」という言葉と共にG・0で登場した《漆黒戦鬼デュランザメス》でしょうか?
闇のキリフダのインパクトに少し欠けるとはいえ、今まで光文明を中心に使っていた白凰がWとなり闇のカードも操るようになったというのはもはや勝舞の仲間ではなくなったという事実を強く印象付けるものでしたね。
そういう意味では闇のキリフダ使いと言ってもよいのではないでしょうか?
プラマイ零
名前 | プラマイ零(レイ) |
主な登場時期 | デュエル・マスターズ V3 |
闇のキリフダ | 《地獄魔槍 ブリティッシュ》 《不死帝 ブルース》 |
エピソード3期の勝太の仲間として共に戦った闇文明使いの女の子です。
使用するカードは相棒のブータンをはじめとする闇の「アウトレイジ」や「デーモン・コマンド」となっています。
闇のキリフダは出た時効果の手札破壊をもち、相手のカードが墓地に落ちた時にドローできるエグザイル・クリーチャー《地獄魔槍 ブリティッシュ》や墓地からの召喚を行う《不死帝 ブルース》です。
どちらも手札破壊や墓地利用といった闇の要素を盛り込んだカードとなっていますね。
これは闇のキリフダ使いポイント高いですよ!
プラマイ零は実は敵方のオラクルの関係者で途中で勝太達を一時的に裏切ることになるのですが、その時は無色のカードを使用しています。
ただ、有色のカードでは闇文明以外のカードを劇中で使用していないですし、一時的に無色のカードを使っていたことを差し引いても闇のキリフダ使いと言えるのではないでしょうか?
あと、プラマイ零に関してはデュエプレ関連の記事でも紹介してますのでそちらもよろしければどうぞ!
余談ですが、プラマイ零(レイ)が登場するのはアニメ版だけで、漫画ではプラマイ零(ゼロ)という男の子が代わりに登場します。
今回、プラマイ零(レイ)にスポットが当てられるのはやはり女の子の方がデュエマプレイヤーに訴求力があると思われたからでしょうかね?
また、零(ゼロ)だと後の時代に登場する某闇の王と名前かぶりをしてしまうと判断されたからかもしれません。
バサラ
名前 | 赤城山バサラ |
主な登場時期 | デュエル・マスターズ VS |
闇のキリフダ | 《禁断の轟速 レッドゾーンX》 《ZEROの侵略ブラックアウト》 《終断の禁断ドルマゲドンX》 |
『デュエル・マスターズ VS』(中学生勝太編)で敵キャラとして登場したバサラ。
レアキラーズを率いて世界をゼロにするために《終断の禁断ドルマゲドンX》を呼び寄せようとしていました。
革命編期では《轟く侵略レッドゾーン》を切り札とした火単色の侵略デッキを使用してましたね。
(革命編期終盤では《禁断の轟速 レッドゾーンX》を使っていましたが……)
アニメでのレッド↑ゾーン↓が強く印象に残っています。
闇のキリフダ使いとしての本領を発揮するのは革命ファイナル期で闇単色の《ZEROの侵略ブラックアウト》やパワー999999の《終断の禁断ドルマゲドンX》を使用し、勝太編のラスボスとして相対しました。
個人的にバサラは革命編期の《轟く侵略レッドゾーン》での3ターンキル狙いの印象が強いので、あまり闇使いの印象はありません。
でも、初期の異名が「闇を駆ける紅蓮の彗星」だから後々闇文明を使うことは示唆されていたのかもしれませんね。
ジェンドル
名前 | ジェンドル |
主な登場時期 | デュエル・マスターズ |
闇のキリフダ | 《聖魔連結王ドルファディロム》 《零獄接続王 ロマノグリラ0世》 《Volzeos-Balamord》 |
王来編にて切札ジョーと敵対していたガットルズのリーダー。
歴史の修繕を目的として伝説の12枚のカードを探しており、そのカードをめぐってジョー達とデュエマを繰り広げていました。
ジェンドルやその配下が使用するのは強力なクリーチャー2体を合成させたディスペクターと呼ばれるクリーチャーです。
その中でもジェンドルは伝説の12枚のカードを合成素材に使ったキングマスターのディスペクターや五龍神と呼ばれる五文明の最強のドラゴンを合体させた《Volzeos-Balamord》を使用していましたね。
さて、ジェンドルが闇のキリフダ使いに該当するかどうかですが、個人的には彼はあまり該当しないように思います。
確かに闇文明のカードをキリフダとして使用していたのですが、闇文明にこだわりがあるというよりは、強力なディスペクターを生み出すための素材に闇文明のクリーチャーがいたというように思えますね。
なので、闇のキリフダ使いポイントはかなり低めです。
まぁ、歴史の修繕を目指すジェンドル様だったらこんなブログの評価など意にも介さないはず。
斬札ウイン
名前 | 斬札ウイン |
主な登場時期 | デュエル・マスターズ WIN |
闇のキリフダ | 《アビスベル=ジャシン帝》 《邪龍 ジャブラッド》 その他 アビスロイヤル |
デュエル・マスターズ4代目主人公の斬札ウイン。
斬札ウインはデュエマ主人公初の闇文明使いということで、今のところ闇単色の「アビスロイヤル」のカードを中心に使っています。
今までの主人公も闇文明のカードを使うことはあっても、あくまでもサブとして使用するだけでメインとしては使用しませんでした。
今のところは数少ない例外を除いて闇文明オンリーでデュエマをしているので、闇のキリフダ使いポイント高めですね。
また、《絶望と反魂と滅殺の決断》、《オーバーキル・グレイブヤード》、《ヴィオラの黒像》などのアビスロイヤル以外の闇のカードを取り入れたりしているのがニクいです。
まだ、主人公交代して半年も経っていませんが、ウインにはこれからもアビスロイヤルをはじめとする闇のキリフダでデュエマ界を引っ張って欲しいと思います。
(そういって次シリーズでは何事も無かったかのように火文明のカードを使い始めたら笑いますが……)
闇のキリフダ使い徹底解説まとめ
以上が、「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」の店頭ポスターに掲載されている闇のキリフダ使いの解説となります。
他に思い浮かぶ闇のキリフダ使いは黒城凶死郎、佐々木コジロー、ゼーロといった王道を征くキャラクターですが、ポスターのキャラクターは少し意外性も含ませた人選のように思えますね。
もちろん、「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」には黒城凶死郎、佐々木コジロー、ゼーロが使っていたカードの派生カードも収録されています。
他にも『デュエル・マスターズ 覇王伝 ガチ!!』の主人公の赤星 大虎や『デュエル・マスターズプレイス』の闇の守護者ルカやダピコなんかの外伝作品の闇のキリフダ使いの関連カードも出てくれると嬉しいですね。
デュエル・マスターズ覇王伝 ガチ!!(1)【電子書籍】[ 藤崎聖人 ]
昔デュエマをやっていて再度デュエマを始めてみたいと思っている方やデュエプレは遊んでいるけど紙のデュエマはやってことないという方はこの機会に「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」を購入してデュエマの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?
また、最近のデュエマって難しそう……という方に対しては『デュエマであそぼう!2022』という体験ゲームが配信されておりますのでそれでまず遊んでみてはどうでしょう。
『デュエマであそぼう!2022』の記事も以前に投稿しておりますのでそちらも興味がありましたらどうぞ!
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
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サムネイル画像:
・デュエル・マスターズ「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」タイトル画像
・いらすとや
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