皆さんデュエプレ楽しんでますか?
さて、突然ですがデュエプレの元になったTCG版デュエル・マスターズには「背景ストーリー」が存在します。
デュエマの公式でもたびたび取り上げられていますね。
そして、デュエマから派生したデュエプレでも当然のことながら背景ストーリーがあります。
ただし、デュエプレとTCG版デュエマの背景ストーリーは大まかな流れは同じですが細部が異なっていたりしますね。
具体的にはTCG版とは登場する時期が異なるクリーチャー達がいたり、そもそも登場しないクリーチャーが存在したりとかですね。
この記事ではデュエプレとTCG版デュエマの背景ストーリーの異なる点を解説したいと思います。
前回の記事では以下のエキスパンションについて解説しました。
・DMPP-07 「超神星爆誕 -GATE OF DISASTER-」
・DMPP-08 「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」
・DMPP-08EX 「覇竜咆哮 -TRIBAL EXTREME-」
(TCG版の「不死鳥編」に相当)
今回の記事では以下のデュエプレのエキスパンションについて解説します。
・DMPP-08 「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」
・DMPP-08EX「覇竜咆哮 -TRIBAL EXTREME-」
・DMPP-09 「武者聖戦伝 -ARCADIA OVERDRIVE-」
・DMPP-09EX 「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」
(TCG版の「極神編」に相当)
この記事がおススメな方
・デュエプレ背景ストーリーDMPP-08 「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」、DMPP-08EX「覇竜咆哮 -TRIBAL EXTREME-」、DMPP-09 「武者聖戦伝 -ARCADIA OVERDRIVE-」、DMPP-09EX 「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」の大まかな流れが知りたいという方。
・デュエプレ背景ストーリーDMPP-08 &DMPP-08EX&DMPP-09&DMPP-09EXのTCG版と異なる点を知りたいという方。
デュエプレ背景ストーリーの要約(DMPP-08~DMPP-09EX)
極神編の背景ストーリーから主人公と呼べる存在が登場します。
(極神編の主人公格は《ボルメテウス・武者・ドラゴン》)
また、TCG版背景ストーリーでは強敵に対して主人公と別のクリーチャーが融合・合体して立ち向かうことになります。
このストーリー展開はエピソード2辺りまで踏襲されていきますね。
極神編(DMPP-08~DMPP-09EX)
ゴッド達はしもべとなる「ロスト・クルセイダー」を生み出すとともに世界を統治し始める。
復活した「デス・フェニックス」は「ゼロ・フェニックス」として神々の軍勢を押し返す。
TCG版との違い
仙龍の出自
仙龍の出自
DCG版:仙界にて世界の秩序を守る者
TCG版:大地のエネルギーに各文明の力を加えて生み出されたドラゴン
前回の解説でも登場した《龍仙ロマネスク》、《極仙龍バイオレンス・サンダー》。
デュエプレでは仙界から超獣世界にエネルギーを送り込み、《超神星ネプチューン・シュトローム》を倒すきっかけを作りました。
しかし、それによって新たな火種を作ることになってしまうのはご存じのとおりです。
TCG版では《極仙龍バイオレンス・サンダー》は闇文明のゴッドへの反乱に呼応した自然文明の民が大地のエネルギーに各文明の力を加えて生み出したドラゴンとなっています。
ただ、大地のエネルギーを使い果たした自然文明は荒廃してしまうわけですが……。
自然文明は闇文明にイジメられている印象が強いですが、TCG版の極神編では歩調を合わせていました。
一方、《龍仙ロマネスク》に関しては《極仙龍バイオレンス・サンダー》と同様の経緯で誕生したドラゴンかどうかは疑問です。
絶大なパワーをもつ《極仙龍バイオレンス・サンダー》に比べてパワーが低すぎますし……。
極神編ワールドマップには「神殿ロマネスク」が仙界にあるということで、《龍仙ロマネスク》の背景ストーリーでの立ち位置はデュエプレとTCG版でさほど変わらないのかもしれません。
サバイバーの登場時期
サバイバーの登場時期
DCG版:極神編
TCG版:基本セット&闘魂編
TCG版では基本セット&闘魂編で登場したサバイバー。
しかし、デュエプレではその時期には登場しませんでした。
このまま忘れ去られるのかと思いきや、突如、極神編に目覚めます。
はてしてデュエプレプレイヤーの何人がサバイバーの極神編での登場を予想していたでしょうか?
デュエプレ背景ストーリーでは《電磁星樹アマリンα》がサバイバーを封じていた「O.V.E.R.Evo」を起動したことに端を発します。
かつて「漂流大陸」と呼ばれる大地より現れた未知の生物たち。それらを封じていた”禁じられしプログラム”が、アマリンの好奇心によって起動されようとしていた。
《電磁星樹アマリンα》(デュエプレ)のフレーバーテキストより
神と闇文明の戦争中に何やってるんだ……この人?
この出来事はデュエプレオリジナルというわけでなく、TCG版ではエピソード3後の超獣世界の戦争がひと段落した後に起こりました。
TCG版では「O.V.E.R.Evo」の起動により復活したサバイバー達は超獣世界で数百万年にも及ぶ戦乱を引き起こすことになります。
ボルフェウス・ヘヴン VS ゼロ・フェニックスの勝敗
ボルフェウス・ヘヴン VS ゼロ・フェニックスの勝敗
DCG版:《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》の勝利
TCG版:相討ち
極神編のラストを飾る《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》と《暗黒鳳ゼロ・フェニックス》の一騎討ち。
TCG版では死闘の末、両者力尽きるという結末を迎えます。
しかし、デュエプレでは《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》が勝利するという形に終わります。
また、《暗黒鳳ゼロ・フェニックス》の露払いとばかりにサバイバー軍団を一掃していたり……。
このサバイバーは前述のとおり「O.V.E.R.Evo」で強化されているのですが、それをいともたやすく殲滅してしまいます。
デュエプレ版の《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》の強さはデュエプレどころかTCG版デュエル・マスターズ含めても五本指に入るほどの強さを秘めているのではないでしょうか?
ちなみに、極神戦争後の《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》の行方は知れません。
元の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》と《龍聖霊ウルフェウス》に分かれて平和な時代を謳歌したのでしょうか?
特に《ボルメテウス・武者・ドラゴン》は戦国編では「サムライ」の始祖として後進の育成に力を注いでいたのかもしれませんね。
終わりなき苦しみから解放したのは……?
終わりなき苦しみから解放したのは……?
DCG版:《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》
TCG版:五元神
デュエプレでは《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》と《暗黒鳳ゼロ・フェニックス》の死闘後、勝利した《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》は自身のもつ龍の力を星に与えることで世界から「終わりなき苦しみ」= 戦乱の歴史を断ち切ります。
表現が抽象的なので具体的に何をどうしたのかあまりよく分かりませんが、ともかく《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》が戦乱を終結させて平和な時代を到来させたのは間違いないようです。
もう、コイツ一人でいいんじゃないかな?
またオレ何かやっちゃいました?
まさに「超聖竜になろう」ですね。
TCG版では「五元神」と呼ばれる五文明のゴッドが戦争で荒廃した大地の穢れを取り除くことで世界は元の平和な状態へと戻りました。
この「五元神」も5体(やろうとおもえばそれ以上)のゴッドがリンクするということで人気だったのですが、デュエプレでは残念ながら登場しませんでした。
さて、デュエプレ、TCG版どちらの物語でも極神編でいったん、戦乱の歴史とはおさらばするわけですが、それで本当に平和な時代が続いたかどうかは……皆さんご承知の通りです。
デュエプレの背景ストーリーのTCG版との違い解説まとめ
以上が、DMPP-08 「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」、DMPP-08EX 「覇竜咆哮 -TRIBAL EXTREME-」、DMPP-09 「武者聖戦伝 -ARCADIA OVERDRIVE-」、DMPP-09EX 「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」におけるデュエプレ背景ストーリーのTCG版との違いとなります。
今回の極神編ではやはりサバイバーの登場が変更点として大きかったと思います。
あと、《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》……強すぎぃ!
次回の背景ストーリー解説は戦国編となります。
デュエプレとTCG版での背景ストーリーでの変更点は少ないですが大会の裏側がフレーバーテキストにて詳細に描かれていますね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
次回記事:
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サムネイル画像:
・デュエプレ 第9弾カードパック「武者聖戦伝 -ARCADIA OVERDRIVE-」タイトル画像
・いらすとや
コメント
コメント一覧 (4件)
デュエプレやってないけど、紙の背景ストーリー追ってるから、記事すごく助かりました。ありがとう
コメントありがとうございます。
デュエプレ背景ストーリーシリーズはこれからも
定期的に投稿しますのでよろしくお願いします。
なかなかデュエプレの背景ストーリーを紹介しているサイトがなく、1人でカードリストと睨めっこしてました。
こちらのサイトの存在は非常に助かります。これからも更新頑張ってください。
コメントありがとうございます。
これからも期待に応えられるような背景ストーリー解説記事を
作成したいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。