前回の記事ではデュエプレ第28弾で実装されそうな革命軍のカードについて取り上げました。
この記事では敵方の禁断勢力のカードの中で強力なものを紹介したいと思います。
ただ、革命軍の革命チェンジと比べるといささか地味なのですが……。
この記事がおススメな方
・デュエプレ第28弾にどんなカードが収録されるのか気になる方。
・TCG版革命ファイナル編前半のエキスパンションの目ぼしいカードが知りたい方。
「D2フィールド」と「マスター・イニシャルズ」について
D2フィールド
「D2フィールド」ってどんなカードだっけ?
デュエマ以外のカードゲームでも似たようなカードはあるよね?
デュエマ初のメインデッキに入る横向きでバトルゾーンに置かれるカード。
バトルゾーンに置くことで自分と相手にそれぞれ影響を与えます。
他のTCGで言うところの「フィールドカード」というやつですね。
バトルゾーンに1枚しか存在できず、自他問わず新たにD2フィールドがバトルゾーンに置かれると既に置かれていたD2フィールドは墓地に置かれます。
相手がD2フィールドを使用する場合、カード除去以外にも自分もD2フィールドを出して張り替えるという対抗手段がありますね。
ただ、デュエプレではクロスギアや禁断のようにD2フィールドもバトルゾーンを1枠分とると考えられ、盤面全てを埋めていると新たにD2フィールドが出せず、フィールドの張替えが不可能になる可能性が高いです。
D2フィールドの中にはD(デンジャラ)スイッチという1つのD2フィールドにつきゲーム中1回だけ使用できる奥の手があります。
TCG版では「デデン、デンデン、デンジャラスイッチオーン」と叫びながらD2フィールドを逆さにする事でDスイッチの効果を使えました。
デュエプレではエフェクトでDスイッチを使ったかどうか分かるようになりそうです。
個人的には、バトルゾーン以外のゾーンでは90°傾いた状態となるので、それはどう表現するのかが気になるところ。
クリック(タップ)して詳細情報を表示すれば横向きで表示されるはずなので、マナゾーンや墓地では90°傾いた状態でもさほど問題じゃないはず……。
マスター・イニシャルズ
「マスター・イニシャルズ」ってどんなクリーチャー?
イニシャルズとは何が違うの?
《伝説の禁断 ドキンダムX》よりD2フィールドの管理を委任されたイニシャルズの上位クリーチャー。
マスター・イニシャルズごとに個別のアルファベットを名前に冠しているのが特徴。
カードとしてはD2フィールドがあれば並以上のスペックを発揮できるというデザインになっています。
ただ、D2フィールドが無ければ並未満なのが悩みどころ……。
「それだったら他のカードを使うわ」という事で環境的にはあまり活躍できませんでした。
デュエプレでは登場時能力でD2フィールドを山札から探索してタダ出しできる能力や使用済みのD2フィールドのDスイッチを再利用できるようにする能力を追加してほしいところ。
いっそのこと、デュエプレ版《神聖の精霊アルカ・キッド》のように登場時能力でD2フィールドをゲーム外からバトルゾーンに持ってくるようにするのも面白いかもしれません。
収録カード予想~禁断&侵略者(レジェンドカード)~
禁断機関 VV-8
禁断機関 VV-8 LEG 水文明 (6) |
禁断クリーチャー:(種族なし) 12345 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚を自分の手札に加える。このクリーチャーに封印を3つ付ける。 |
禁断機動:このクリーチャーの封印がすべてなくなった時、このターンの後に自分のターンを追加する。 |
水文明の禁断クリーチャーがこの《禁断機関 VV-8》。
デュエプレメインストーリーでも「ヴィヴィ」というキャラクターが登場しましたが、彼女の元ネタと言われていますね。
《禁断〜封印されしX〜》/《伝説の禁断 ドキンダムX》とは異なり、メインデッキに入れられる禁断クリーチャーとなっています。
登場時能力で山札の上5枚を見て、そのうち2枚を手札にして残りで《禁断機関 VV-8》を封印。
封印が全て外れると「禁断機動」で追加ターンを獲得!
デュエプレでは封印はP‛S封印となるのは確定でしょう。
ただ、デュエプレ版《勝利宣言 鬼丸「覇」》のように追加ターン中は禁断機動が発動しないように調整されるように思います。
TCG版では超天篇で登場した《SSS級天災 デッドダムド》や《天災 デドダム》が相性抜群で環境で暴れたため殿堂入りしましたが、デュエプレではそれらが実装されるかは定かではないためTCG版のように暴れるかは疑問ですね。
《禁断機関 VV-8》まとめ
・メインデッキに投入できる水文明の禁断クリーチャー。
・登場時能力で山札の上5枚のうち2枚を手札にして残り3枚で自身を封印。
・デュエプレでは禁断機動の発動が追加ターンは対象外になりそう。
ZEROの侵略 ブラックアウト
ZEROの侵略 ブラックアウト LEG 闇文明 (6) |
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者ZERO 7000 |
W・ブレイカー |
侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手のクリーチャーがコストを支払わずに出ていたら、このクリーチャーを自分の手札から出してもよい。 |
このクリーチャーが攻撃する時、自分のD2フィールドがあれば、相手のパワーが一番大きいクリーチャーを1体破壊する。 |
革命ファイナルにおける《轟く侵略レッドゾーン》の最終形態。
相手のターン中に相手がタダ出ししていれば、ターンの終わりに「侵略ZERO」で自身をタダ出し!
D2フィールドがあれば攻撃時に相手のパワーが一番高いクリーチャーを破壊できます。
D2フィールドの中にも侵略ZEROをもつものがあるので、一緒に出せば攻撃時能力を起動させることができますね。
もし、D2フィールドが無かったとしても、闇のコマンドなので侵略で除去や打点増強ができるのも強み。
侵略ZEROは《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の封印を外すのにも使えるため、デュエプレでは革命ファイナルのラスボスである《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》/《終焉の禁断 ドルマゲドンX》と一緒に第29弾で実装されるかもしれません。
あと、侵略ZEROと書いて「ゼロ」と読みますが、正直、「しんりゃくゼロ」の方がしっくりくるためデュエプレではこちらの読み方でキーワードにして欲しいところ。
カードとしては最強の侵略者として謳われた《轟く侵略 レッドゾーン》の最後の姿ということで、カリスマ性がありますが、コロコロコミックで「でんぢゃらすじーさん邪」の扉絵で爆破されるという名前どおりの黒歴史があったり……。
《ZEROの侵略 ブラックアウト》まとめ
・相手のタダ出しに合わせて侵略ZEROでタダ出しできる闇のコマンド。
・攻撃時能力でD2フィールドがあれば相手の最もパワーの高いクリーチャーを1体破壊。
・デュエプレでは《終焉の禁断 ドルマゲドンX》と一緒に実装されそう。
収録カード予想~D2フィールド~
Dの禁断 ドキンダムエリア
Dの禁断 ドキンダムエリア VR 闇文明 (5) |
D2フィールド |
自分のクリーチャーが離れる時、かわりにそのクリーチャーに封印を付ける。 (カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドが出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する) (他のD2フィールドが出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) |
Dスイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、自分の封印を6枚まで墓地に置いてもよい。 |
第27弾で鳴り物入りで実装された《伝説の禁断 ドキンダムX》のサポートカード。
Dスイッチでターンのはじめに封印を6枚外すことができます。
なので、火のコマンドを出さずとも《伝説の禁断 ドキンダムX》の封印を一発で全て外すことが可能!
また、バトルゾーンのクリーチャーが離れる時にかわりにそのクリーチャーに封印を1つ付けます。
《伝説の禁断 ドキンダムX》はバトルゾーン以外のゾーンに移動すればゲームに敗北しますが、それを防ぐことができるので一安心。
封印が付いたクリーチャーはそのクリーチャーと同じ文明のコマンドを出せば封印を外せるためバトルゾーンのクリーチャーは増えていく一方となります。
デュエプレでは封印はP‛S封印へと置き換わると思います。
ただ、デュエプレでは盤面制限があるため自爆特攻ができないようになるのは考え物。
デュエプレでは封印を付ける効果は任意効果になりそうですね。
《Dの禁断 ドキンダムエリア》を治めるマスター・イニシャルズは明らかにはされていませんが、収録カードから言うと《D2V2 禁断のギガトロン》ではないかと思います。
攻撃時能力でソニック・コマンド、イニシャルズ、そして、D2フィールドをタダ出しするバルガ系の能力をもっています。
タダ出し先にD2フィールドがあるのに、タダ出し能力を使用するにはD2フィールドが必要な点が歪な気がします。
目ぼしいソニック・コマンドは侵略でタダ出しできるのでわざわざ《D2V2 禁断のギガトロン》を介して出す旨味が無いのも気になる点です。
《Dの禁断 ドキンダムエリア》まとめ
・Dスイッチで封印を6枚を外せる《伝説の禁断 ドキンダムX》のサポート用D2フィールド。
・自軍クリーチャーがバトルゾーンを離れる代わりに封印を1枚付けられる。
・デュエプレでは封印を付ける効果が任意になる可能性が高い。
D2V2 禁断のギガトロン
Dの楽園 サイケデリック・ガーデン
Dの楽園 サイケデリック・ガーデン R 光文明 (5) |
D2フィールド |
自分のクリーチャーすべてに「エスケープ」を与える。(「エスケープ」を持つクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドをひとつ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない) (他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) |
Dスイッチ:自分のターンの終わりに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、自分の手札を2枚まで裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置いてもよい。 |
自分のバトルゾーンのクリーチャーに「エスケープ」を与える光のD2フィールド。
デュエプレではエスケープがキーワード能力でないのはともかく、ターン1に弱体化しているのが気がかり。
Dスイッチで自分のターン終了時に手札から2枚をシールド化できます。
エスケープで失ったシールドを復活させる事ができますね。
マスター・イニシャルズの《D2P ヘビー・ポップ》は同名クリーチャーが4体いれば特殊勝利ですが、その同名クリーチャーを破壊から守ることができます。
《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》まとめ
・自軍クリーチャー全てにエスケープを与えるD2フィールド。
・Dスイッチで手札2枚をシールドにできる。
・デュエプレではエスケープが弱体化しているのが気がかり。
D2P ヘビーポップ
Dの悪意 ワルスラー研究所
Dの悪意 ワルスラー研究所 R 水文明 (5) |
D2フィールド |
自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。 |
(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) |
Dスイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体につき同じコストのクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。 |
自分のクリーチャーがバトルゾーンに出るたびに1ドローできる水のD2フィールド。
文明は異なりますが《ハッスル・キャッスル》のような感じですね。
デュエプレでは例によってドロー条件が手札が5枚以下の時限定になりそうです。
Dスイッチで自分のバトルゾーンにあるクリーチャーの1体につき、そのコストと同じクリーチャーを手札からタダ出し!
この手のタダ出し効果には珍しく進化クリーチャーも出せます。
マスター・イニシャルズの《D2S 皇帝ワルスラ》は水クリーチャーが5体以上いればG・ゼロでタダ出しできますが、その条件を満たすための展開をドローで支えることが可能です。
《Dの悪意 ワルスラー研究所》まとめ
・自軍クリーチャーが場にでるたびに1枚ドローできるD2フィールド。
・Dスイッチで場のクリーチャー1体につき同コストのクリーチャーをタダ出し。
・デュエプレではドロー条件が手札が5枚以下の時限定になりそう。
D2S 皇帝ワルスラ
Dの地獄 ハリデルベルグ
Dの地獄 ハリデルベルグ R 闇文明 (5) |
D2フィールド |
自分のクリーチャーが破壊された時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される) (他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) |
Dスイッチ:自分のターンの終わりに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、そのターン中に破壊された自分のクリーチャーをすべて、墓地からバトルゾーンに戻してもよい。 |
自分のクリーチャーが破壊されるたびに相手クリーチャー1体のパワーを-4000する闇のD2フィールド。
《特攻人形ジェニー》の手札破壊におまけでパワー低下が付いてくるとなればその恐ろしさが分かると思います。
複数回自壊させれば除去耐性をもつ《獅子頂龍 ライオネル》や《真・天命王 ネバーエンド》も何のそのですね。
Dスイッチはターン終了時にこのターン破壊されたクリーチャーを全て墓地からバトルゾーンに戻すというもの。
TCG版では《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》の龍解時効果と相性抜群でした。
ただ、効果の処理順を自由に選択できるTCG版と異なり、デュエプレではバトルゾーンのカードの位置によって処理順が決まっているため、デュエプレで併用する時は効果の処理順に気を付ける必要がありそうです。
マスター・イニシャルズの《D2K ジゴクシヴァク》は登場時能力でクリーチャーを破壊でき、D2フィールドがあれば自軍のクリーチャー破壊に応じて相手クリーチャーを1体破壊できます。
破壊に破壊を重ねるコンビですね。
ただ、《D2K ジゴクシヴァク》のコスト自体が割と重めな事が難点なのでデュエプレで実装されるならばコストを1ほど下げて欲しいところ。
《Dの地獄 ハリデルベルグ》まとめ
・自軍クリーチャーが破壊されるたびに相手クリーチャーのパワーを-4000させるD2フィールド。
・Dスイッチでターン中に破壊されたクリーチャーを墓地からタダ出し。
・デュエプレでは《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》との併用は効果処理順に気を付ける必要がありそう。
D2K ジゴクシヴァク
Dの炎闘 アリーナ・カモーネ
Dの炎闘 アリーナ・カモーネ R 火文明 (4) |
D2フィールド |
自分のクリーチャーがバトルに勝った時、そのクリーチャーは相手のシールドをひとつブレイクしてもよい。 (他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) |
Dスイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、そのターン、相手のクリーチャーすべてはアンタップしていても攻撃される。 |
自分のクリーチャーがバトルに勝つたびに相手のシールドを1枚ブレイクできる火のD2フィールド。
《爆炎シューター マッカラン》などのバトル能力もちで相手クリーチャーをバトルで倒せばシールドも削ることが可能!
シールドブレイクは任意なので、相手のS・トリガーを警戒するならばブレイクしないこともできます。
Dスイッチで相手クリーチャーがアンタップしていても攻撃されるようになります。
相手クリーチャーを対象に効果を付与するので、Dスイッチ使用後にバトルゾーンに出したスピードアタッカーも相手のアンタップクリーチャーを攻撃できますが、S・トリガーなどで後から登場したクリーチャーは対象外となります。
マスター・イニシャルズの《D2G ゴッドファーザー》はバトルに勝てばアンタップするため、相手クリーチャーを殴り続けて盤面とシールドを壊滅させる事ができるというデザイナーズコンボを形成していますが、いかんせん《D2G ゴッドファーザー》自体のパワーがコスト7のクリーチャーにしては低めなのが難点。
しかも、《D2G ゴッドファーザー》はD2フィールドが無ければただのスピードアタッカーの準バニラというスペックの低さ……。
その割にフレーバーテキストで威勢の良い口上を述べているため一部の人に人気の1枚となりました。
デュエプレで実装された暁には最低パワーは11000ぐらいにして欲しいところ。
《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》まとめ
・自軍クリーチャーがバトルに勝つたびに相手シールドをブレイクするD2フィールド。
・Dスイッチで自軍クリーチャーが相手のアンタップクリーチャーを攻撃できるようになる。
・相方の《D2G ゴッドファーザー》のスペック向上を期待。
D2G ゴッドファーザー
Dの花道 ズンドコ晴れ舞台
Dの花道 ズンドコ晴れ舞台 R 自然文明 (5) |
D2フィールド |
自分のクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 (他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) |
Dスイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出す。 |
自軍クリーチャーがバトルゾーンに出るたびに山札の上から1マナ加速できる自然のD2フィールド。
次々とクリーチャーをバトルゾーンに出せば、大量のマナ加速が可能ですが、強制効果なのでやりすぎると山札切れになります。
デュエプレではデュエプレ版《偽りの王 ヴィルヘルム》のみたいに特定の山札の枚数以下なら打ち止めになるよう調整される可能性もありますが、変なループデッキに組み込まれないよう強制のままの可能性が高いです。
Dスイッチはターンの始めにマナゾーンの枚数以下のクリーチャーをタダ出しできます。
進化でもOKですし、文明も問いません。
TCG版ではループコンボの中核となるクリーチャーをタダ出ししていましたが、デュエプレではTCG版のようなループデッキはあまり無いので普通に大型クリーチャーを出すことになりそうです。
マスター・イニシャルズの《D2Y ヨー・サーク》はマナゾーンからコスト1のクリーチャーを召喚できるようになり、《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》でアンタップマナを供給することで盤面をコスト1クリーチャーで埋め尽くすことが可能となっていました。
ただ、デュエプレでは盤面制限があるため《D2Y ヨー・サーク》と《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》で盤面を2枠取りそうなので、TCG版のように溢れるような展開をすることはできません。
《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》まとめ
・自軍クリーチャーが場に出るたびに山札の上から1マナ加速するD2フィールド。
・Dスイッチでマナゾーンの枚数以下のクリーチャーをタダ出し。
・マナ加速はTCG版同様強制で実装されそう。
D2Y ヨー・サーク
収録カード予想~その他クリーチャー~
絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート
絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート VR 闇/火文明 (5) |
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 4000 |
スピードアタッカー |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。 |
登場時能力で山札の上から1枚墓地肥やし&墓地回収のデーモン・コマンド・ドラゴン。
これだけ見れば平凡なクリーチャーに見えますが《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》の強みはコスト5の「ドラゴン」であるという事。
スピードアタッカーでもあるので召喚して即《蒼き団長 ドギラゴン剣》に革命チェンジすることが可能!
しかも、多色クリーチャーなので《蒼き団長 ドギラゴン剣》のファイナル革命で手札に戻った《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》を再びバトルゾーンに復帰させることができます。
また、火と闇のコマンド侵略にも対応しており、《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の封印も外せると至れり尽くせりな1枚となっています。
TCG版では革命チェンジ、侵略、禁断との相性の良さから1年足らずで殿堂入りしました。
(現在は殿堂解除され4枚使用可能です)
デュエプレでも実装はされそうですが、何らかの調整はなされそうです。
個人的に一番ありえそうなのは種族がデーモン・ドラゴンに変更されることでしょうか?
革命ファイナルでは中量級のドラゴンは基本的にはコマンドが無いのですが、《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》は何故かその原則から外れています。
《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》まとめ
・登場時能力で墓地肥し&墓地回収のスピードアタッカー。
・コスト5のドラゴンかつコマンドであるため革命チェンジ、侵略と相性抜群。
・デュエプレではコマンドが削除されそう。
バグ丸くん
バグ丸くん C 闇/火文明 (2) |
クリーチャー:ファンキー・ナイトメア 2000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。 |
このクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引く。 |
登場時能力で相手クリーチャー1体とバトルさせることができる多色軽量ファンキー・ナイトメア。
また、破壊時に1ドローできるので、負けを承知でバトルさせても文明違いの《ムゥリャン》のように扱うこともできます。
真価を発揮するのが同じ弾で登場したD2フィールド《オーバーキル・グレイブヤード》と併用した時。
《オーバーキル・グレイブヤード》の効果でスレイヤーとなるため、相手の巨大クリーチャーを潰しつつ1ドロー可能!
《バグ丸くん》自体が2マナと軽いので墓地回収や墓地からのタダ出しで使い回しやすいのも嬉しい。
最近では【レッドゾーン】の《一撃奪取 トップギア》のように初動をコスト軽減クリーチャーに頼っているデッキタイプも多いため、その初動を潰せるのは非常に強力ですね。
TCG版でも《バグ丸くん》と《オーバーキル・グレイブヤード》のコンボを搭載した【バグ丸くんコントロール】は安価なデッキタイプとして使われていました。
デュエプレでも実装されればTCG版と同様の低資産の初心者・無課金プレイヤー向けのコントロールデッキとして愛されることになりそうです。
ただ、デュエプレではTCG版での有能低レアリティカードは軒並みレアリティを上げてくる傾向にありますが……。
《バグ丸くん》まとめ
・登場時能力で相手クリーチャーとバトル&破壊時1ドローのファンキー・ナイトメア。
・《オーバーキル・グレイブヤード》と併用すれば巨大クリーチャーも道連れにできる。
・TCG版では安価なコントロールデッキの主力カードとして使われていた。
双子の玉 マーキン
双子の玉 マーキン C 光文明 (2) |
クリーチャー:ジャスティス・オーブ 2500 |
なぜ、取り上げた!?
能力的には取り立てて語るべきでもないバニラクリーチャー。
勘の良い方は気付いているかもしれませんが、「双子の玉」、「マーキン」ということで大半のデュエプレプレイヤーの股間に付いているアレの事を指しています。
「スクラッパー」系の呪文で潰せば、股間がヒュンッとなる方もおられるかもしれません。
デュエプレでは同じネタを内包する《拘束の影メリコミ・タマタマ》が実装されなかったためこちらが実装されるかも怪しい。
まぁ、バニラクリーチャーなので実装されて嬉しいカードというわけでもありませんが……。
個人的には実装されるならNew Division落ちした《制御の翼 オリオティス》互換のカードとして収録するのが良さそうな気がします。
デュエプレではTCG版でバニラや準バニラだったクリーチャーに新たに能力を追加するケースもありますしね。
えっ、余計にヘイトを買って潰されるだろうって!?
《双子の玉 マーキン》まとめ
・コスト2、パワー2500のバニラクリーチャー。
・男性諸君の股間に付いているアレをモチーフにしている。
・収録の可能性は低いが、実装されるならば有用な能力を新たに持たせて欲しい。
収録カード予想~有用呪文~
獅子王の紋章
獅子王の紋章 R 光/自然文明 (6) |
呪文 |
革命0トリガー:クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。 |
自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが光または自然の、進化ではないクリーチャーなら出す。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーに「ブロッカー」を与える。次の自分のターンのはじめに、そのクリーチャーをマナゾーンに置く。 |
この呪文を唱えた後、自分の墓地に置くかわりに山札に加えてシャッフルする。 |
革命ファイナルに登場した多色の革命0トリガー呪文の1枚。
山札の上1枚を表向きにし、それが光か自然の非進化クリーチャーならばブロッカーにしてタダ出しします。
大型クリーチャーをタダ出しできれば、シールド0枚のピンチも打開できるかもしれません。
ただ、タダ出ししたクリーチャーは自分の次のターンのはじめにマナ送りにされてしまいますが……。
一応、シールドを身代わりにしてバトルゾーンに残る《獅子頂龍 ライオネル》をタダ出しできれば、マナゾーン送りを帳消しにできます。
TCG版ではExライフでマナ送りを帳消しにできるディスペクターとの相性抜群な1枚となっています。
山札からのタダ出し呪文ですが、《ホーガン・ブラスター》や《ミステリー・キューブ》のようなシャッフルが入らないので山札操作と併用して狙ったクリーチャーをタダ出しすることもできます。
革命ファイナルに登場した多色革命0トリガー呪文は他にも《龍帝の紋章》、《賢者の紋章》がありましたが、この《獅子王の紋章》が頭1つ抜けて強かったですね。
《獅子王の紋章》まとめ
・光自然のクリーチャーを山札からタダ出しする多色革命0トリガー呪文。
・タダ出ししたクリーチャーは次の自分のターンのはじめにマナゾーン送りになる。
・シャッフルをしないので山札操作と併用すれば狙ったクリーチャーをタダ出し可能。
ブレイン・タッチ
ブレイン・タッチ C 水/闇文明 (3) |
呪文 |
相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。 |
カードを1枚引く |
相手の手札を1枚破壊しつつ、1ドローできる多色呪文。
通常、手札破壊をすれば自分と相手の手札が1枚ずつ減りますが《ブレイン・タッチ》は1ドローで手札の減りをカバーできます。
また、相手の手札が0枚の時には手札破壊のみのカードは腐ってしまいますが、こちらは最低限1ドローとなり次なる有効札を引ける可能性があります。
デュエプレでも手札を減らさずに手札破壊が行える《腐敗電脳アクアポインター》や《猛菌恐皇ビューティシャン》は猛威を振るっていました。
(話は横道に逸れますが、TCG版では《腐敗電脳アクアポインター》の派生カードが物議を醸していますね)
多色なので序盤に文明が足りずに唱えられない、マナに置いても使用可能マナが増えないという欠点はありますが、それを考慮してもなお強力な1枚となっています。
《ブレイン・タッチ》まとめ
・1手札破壊&1ドローの多色呪文。
・相手の手札が0枚でも腐らない。
・多色なのでマナの文明数やマナに置いても使用可能マナが増えないことに注意。
ヘブンズ・フォース
ヘブンズ・フォース UC 光文明 (2) |
呪文 |
S・トリガー |
コストの合計が4以下になるように、好きな数の進化ではないクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出す。 |
《ヘブンズ・ゲート》派生のタダ出し呪文。
コストの合計が4以下になるように好きな枚数非進化のクリーチャーを手札からタダ出し可能。
S・トリガーもあるため相手のターンに《終末の時計 ザ・クロック》をタダ出しして相手の攻撃を止めるのもお手の物。
2ターン目からコスト4のクリーチャーがバトルゾーンに出せるという時点で説明不要の強さを誇りますね。
光入りの【レッドゾーン】だと2ターン目からバイクが走ってきます。
TCG版ではコスト4のクリーチャーのインフレにより、殿堂入りを介さずに直接プレミアム殿堂にぶち込まれました。
デュエプレでも近い将来手に負えないようになるのは目に見えているため、実装にあたって何らかの弱体化措置は必須でしょう。
タダ出し対象を光クリーチャーのみにしたり、タダ出ししたクリーチャーはターン終了時に山札の下に置かれるなどの措置をすればTCG版のようには暴れないと思います。
《ヘブンズ・フォース》まとめ
・2マナで4マナのクリーチャーをタダ出しできる呪文。
・S・トリガーをもち《終末の時計 ザ・クロック》で相手の攻撃をシャットアウトも可能。
・暴れるのは火を見るより明らかなので実装されるにしても弱体化調整は不可避。
第28弾収録カード予想まとめ
以上が、第28弾に収録されるカードの予想となります。
TCG版では革命チェンジを得た革命軍と打って変わって、敵方の禁断勢力はイマイチ活躍できなかった印象。
一応、D2フィールド自体は個々のカードとしては環境で活躍していたものもありました。
ただ、D2フィールドを治めるマスター・イニシャルズとかは環境的には残念だったように思います。
デュエプレではD2フィールドを呼び出す能力などを追加するなどしてぜひともテコ入れをして欲しいですね。
何はともあれ、2024年の本編エキスパンションとしてはおそらく第28弾で最後になるので革命ファイナルの始まりに相応しいようなエキスパンションにして欲しいように思います。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
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・いらすとや
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