2024年8月29日(木)から『デュエル・マスターズプレイス』の新コラボが開催されます。
今回コラボするのは「週刊ヤングジャンプ」で連載されている超人気漫画の『【推しの子】』とのコラボのようです。
集英社出版の雑誌連載の漫画がデュエプレとコラボするのは個人的にはかなりびっくり!
てっきり、集英社連載の別のカードゲームの関係からコラボしないものと思っていました。
今回、コラボする『【推しの子】』はアイドルをテーマに扱った作品ですが、デュエプレの元となったデュエマでもアイドル要素は時折見かけますね。
少し前にはゼニスクリーチャーがアイドル美少女化したり、最近でもスノーフェアリーのアイドルクリーチャーが多数収録されました。
なので、親和性は高いはず……。
例によって、『【推しの子】』に登場するキャラクターのスキンが手に入るコラボセットが発売されるようです。
『【推しの子】』好きな方の中にはぜひ手に入れたいと思っている方もおられると思います。
また、今回もコラボセットにはコラボプライズカードが付属してきます。
さて、推しのキャラクターのコラボプライズカードが手に入れば、当然それを入れたデッキを使いたくなりますし、そのデッキでデュエマして勝利を手にしたくなると思います。
ただ、このコラボをきっかけとしてデュエプレを始めた方にはコラボプライズカードの有効な使い方が分からないという方も多いのではないでしょうか?
この記事ではそのような方に向けたコラボプライズカードの使い方やコラボプライズカードが活きるデッキについて解説していきたいと考えています。
一応、デュエプレの最低限のルールは知っているという前提で話を進めていきますので、もし、ルール自体がよく分かっていないという方がおられましたら以下のデュエプレ公式サイトのルール解説を先に読んではいかがでしょうか?
この記事がおススメな方
・『【推しの子】』コラボをきっかけとしてデュエプレをはじめた方。
・コラボプライズカードの有効な使い方を知りたい方。
カード&スキン紹介
完全不明(アクア)
『【推しの子】』主人公の「アクア」のコラボプライズカードはまさかの《完全不明》!
正直、カードイラストに元のイラストの面影が全くないような気がしますが……。
《完全不明》はバトルゾーンにあるだけで相手がアクションを起こすと即座にターンスキップさせることができます。
相手の行動を大幅に縛ることができるので早期に出せれば勝利の天秤がこちらに傾くと言っても過言ではありません。
問題はどうやって早期に出すかですが、律儀にマナ加速をする以外にも《ホーガン・ブラスター》や《ミラクルとミステリーの扉》のようなガチャ系のタダ出し呪文を使用するなどの方法がありますね。
デュエプレならではの方法としては《エンペラー・キリエ》の転生能力を活用するという手もあります。
アクアは転生キャラということらしいので、ある意味原作再現ですね。
転生前はコスト9だった……!?
《完全不明》については以前に第26弾のレジェンドカード&スーパーレア紹介で取り上げていますのでそちらもよろしければどうぞ!
コラボPVでは《アカシック・タレス》を使用するように見えましたがそれはミスリードだったようですね。
《アカシック・タレス》は双子の片割れという設定なので同じく双子の片割れのアクアに合っていたように思うのですが……。
あと、余談ですが、すでにデュエプレでは『この素晴らしい世界に祝福を!』(『このすば』)とのコラボで女神様の「アクア」がスキンとして登場しています。
作品を超えた「アクア」どうしのデュエマもランクマッチ等で見られるかもしれませんね。
アクア(スキン)
熱き侵略 レッドゾーンZ(ルビー)
アクアの双子の妹である「ルビー」のコラボプライズカードは《熱き侵略 レッドゾーンZ》!
相変わらずイラストに元カードの面影がありません。
火のコマンドの攻撃時に手札から重ねることができる「侵略」をもち、登場時能力で相手のシールドを1枚を墓地に置けます。
ただし、シールド焼却能力を発動するには進化以外のソニック・コマンドに重ねる必要がありますが……。
火の侵略デッキである【レッドゾーン】(通称、バイク)はS・トリガーを踏む事が辛いですが、シールド焼却でそのリスクを減らすことが可能です。
ランクマッチで輝いている【レッドゾーン】の必須枠の非常に強力なカードですが、コラボプライズカードとしては割と致命的な欠点が1つ。
それは、《轟く侵略レッドゾーン》や《超音速 ターボ3》のような他の進化ソニック・コマンドの上に重ねられる事が多い点です。
先に申し上げたとおり《熱き侵略 レッドゾーンZ》の能力は進化ソニック・コマンドに重ねなければ発動しませんし、オリジナルの《轟く侵略レッドゾーン》がT・ブレイカーなのでそちらを一番上にする方がブレイク枚数としても有利ですしね。
目立つことが最も重要なアイドルとしては割と無視できない点となっています。
《熱き侵略 レッドゾーンZ》については以前に第26弾のレジェンドカード&スーパーレア紹介で取り上げていますのでそちらもよろしければどうぞ!
ルビー(スキン)
超獣軍隊 ベアフガン(有馬かな)
天才子役の「有馬かな」のコラボプライズカードは《超獣軍隊 ベアフガン》!
脈略の無いチョイスですが、有馬かなの愛称が「重曹ちゃん」らしいので、軍隊の階級の「軍曹」とかけているのかもしれません。
《超獣軍隊 ベアフガン》はパワー21000、Q・ブレイカーという説明不要な脳筋スペックがウリとなっています。
その代償として進化クリーチャーの自然コマンドの攻撃時にしか侵略できませんが《獣軍隊 ベアッサー》を絡めれば3ターン目での着地も可能です。
また、自身を含む自然クリーチャーは破壊される時に墓地の代わりにマナゾーンに置けます。
破壊除去を味わってもタダでは転ばず次に繋げる様は、まさに挫折を味わっても芸の肥やしにするといった風に見えますね。
《超獣軍隊 ベアフガン》が切り札の【自然単ベアフガン】は必要なスーパーレアが《超獣軍隊 ベアフガン》4枚のみなので少ないカード資産で組むことが可能です。
やることも侵略を繰り返してひたすら攻撃するだけですし、気を付ける事と言えば、《獣軍隊 ベアッサー》と《超獣軍隊 ベアフガン》は同時に侵略できないという点くらい。
初心者に優しいデッキタイプなので『【推しの子】』コラボからデュエプレをはじめた方は「有馬かな」仕様の《超獣軍隊 ベアフガン》と一緒にランクマッチを制圧してみてはいかがでしょうか?
《超獣軍隊 ベアフガン》については以前に第26弾のレジェンドカード&スーパーレア紹介で取り上げていますのでそちらもよろしければどうぞ!
有馬かな(スキン)
超九極 チュートピア(MEMちょ)
人気ユーチューバーの「NEMちょ」のコラボプライズカードは《超九極 チュートピア》。
ユーチューバーとチュートピアの「チュー」をかけているのでしょうか?
《超九極 チュートピア》がバトルゾーンにいるかぎり相手は手札以外からクリーチャーを出す事が不可能になります。
最近のデュエプレでは無意識のうちにマナゾーンや墓地からクリーチャーをタダ出しする事が多いため刺さる場面は多いです。
超次元ゾーンからのサイキック・クリーチャーのタダ出しも防げますしね。
さらに、自身のコスト9の光クリーチャーが除去される際に、手札のコスト9の光のカードを捨てればバトルゾーンにとどまり、そのターンはパワーが0にならない限り破壊されません。
侵略者の進化クリーチャーなので例によって「侵略」でタダ出しできますが、強力な能力を持っているためかコスト9の光のコマンドが侵略元の条件となっています。
《超九極 チュートピア》が搭載されるデッキはコスト9の光クリーチャーで固めた【九極侵略】で採用されています。
【九極侵略】にはレジェンドカードの《極まる侵略 G.O.D.》を4枚採用するのがテンプレなためカード資産が少々必要になりますね。
【九極侵略】に入るようなカードは他のデッキに使いまわすのも難しいため、デッキを作成するのは勇気がいるかも……。
《超九極 チュートピア》については以前に第25弾のレジェンドカード&スーパーレア紹介で取り上げていますのでそちらもよろしければどうぞ!
MEMちょ(スキン)
超復讐 ギャロウィン(黒川あかね)
演技派女優の「黒川あかね」のコラボプライズカードは《超復讐 ギャロウィン》!
《超復讐 ギャロウィン》がタップされている限り、自分の闇クリーチャーが破壊されるたびに相手クリーチャーを1体破壊し、墓地から闇クリーチャーを手札に回収可能です。
自分のクリーチャーが破壊されても相手にも損害を押し付ける事ができます。
字面以上に強烈な能力で、相手クリーチャーの攻撃を弱小ブロッカーでブロックして相手の後続の攻撃手を潰したり、弱小クリーチャーの自爆特攻で相手の切り札を道連れにしたりといった事が可能!
また、闇文明のお家芸とも言える自壊能力や自身のクリーチャーを破壊して効果を起動する能力と非常に相性が良いのも注目すべき点ですね。
侵略者の進化クリーチャーということで闇のコマンドを対象とした「侵略」をもっており、バトルゾーンに出すのも難しくはありません。
余談ですが、『【推しの子】』では恋愛リアリティショーの出演者が誹謗中傷を受けて自殺未遂を図るという展開がありました。
(展開が現実で起きた誹謗中傷からの自殺事件と似通っていると物議を醸していた記憶があります)
その誹謗中傷を受けて自殺未遂を図った恋愛リアリティショーの出演者がこの黒川あかねのようです。
自殺しようとしたキャラクターのコラボプライズカードにスーサイド戦略と相性の良いカードをチョイスするのは割とブラック・サイコに思えます。
ちなみに《復讐 ブラックサイコ》も《超復讐 ギャロウィン》と相性が良いです。
《超復讐 ギャロウィン》については以前に第26弾のレジェンドカード&スーパーレア紹介で取り上げていますのでそちらもよろしければどうぞ!
黒川あかね(スキン)
轟く侵略 レッドゾーン(アイ)
『【推しの子】』の象徴とも言える「アイ」のコラボプライズカードはまさかの《轟く侵略 レッドゾーン》。
アイ以外のキャラクターのコラボプライズカードはスーパーレアですが、彼女はそれよりも1つ上のレアリティのレジェンドカードがチョイスされました。
アイの娘であるルビーのコラボプライズカードが《熱き侵略 レッドゾーンZ》なので、もしや……と思っていましたが……。
(ちなみに《熱き侵略 レッドゾーンZ》は《轟く侵略 レッドゾーン》の別個体のクローンという設定)
火のコマンドを条件とした「侵略」をもち、登場時能力でパワーが一番大きな相手クリーチャーを全て破壊します。
まさに、相手クリーチャーを轢き殺すといった感じですね。
たとえ、超人気アイドルでもバイクで人を轢き殺してしまっては芸能活動どころではありませんが、デュエプレでは《轟く侵略 レッドゾーン》の登場時能力で相手クリーチャーをいくら破壊しても無問題(モーマンタイ)!
また、T・ブレイカーもちで相手のシールドを一撃で半壊させる事ができるのも強力!
《一撃奪取トップギア》を絡めれば3ターン目に相手のクリーチャーを潰しつつ、シールドを3枚削ることが可能です。
こうなれば大抵の相手はお手上げですね。
アイとルビーのコラボプライズカードを手に入れれば【レッドゾーン】の骨格部分となるスーパーレア以上のレアリティのカードは手に入るのが嬉しい!
『【推しの子】』コラボからデュエプレで遊ぶ初心者はぜひ親子アイドルが共演した【レッドゾーン】を使ってみてはいかがでしょうか?
なお余談ですが、『【推しの子】』のストーリーにおいて、アイはプロローグで殺されて既に故人となっていますが、《轟く侵略 レッドゾーン》も現在のデュエプレの背景ストーリー上では討たれているという共通点があります。
まぁ、《轟く侵略 レッドゾーン》はそう遠くない将来ゾンビ化して復活するんですけどね。
《轟く侵略 レッドゾーン》については以前に第26弾のレジェンドカード&スーパーレア紹介で取り上げていますのでそちらもよろしければどうぞ!
アイ(スキン)
エボリューション・エッグ
『【推しの子】』コラボのレジェンドバトルの報酬カードは《エボリューション・エッグ》!
山札から進化クリーチャーを探索して1枚を手札に加える呪文ですね。
『【推しの子】』コラボプライズカードは《完全不明》(アクア)以外は進化クリーチャーなので、それに合わせたチョイスのようです。
ただ、侵略デッキは手札にある進化クリーチャーを複数枚重ねる事ができる関係から進化クリーチャーを多めにいれるため、複数枚手札に加えることができる可能性がある《進化設計図》で間に合っている事が多かったり……。
《エボリューション・エッグ》が輝くのは2種類の進化クリーチャーが必要なコンボデッキとなります。
例えば、【自然単ベアフガン】とかですね。
ちょうど、有馬かなのコラボプライズカードの《超獣軍隊 ベアフガン》がコンセプトとなっているデッキタイプです。
《超獣軍隊 ベアフガン》を侵略で登場させる場合《獣軍隊 ベアッサー》と《超獣軍隊 ベアフガン》の2種類が必要ですが、足りない方のパーツを手札に持ってくることができます。
コラボプライズカードの《超獣軍隊 ベアフガン》を投入した【自然単ベアフガン】を作成する時にはぜひ『【推しの子】』コラボ仕様の《エボリューション・エッグ》も併せてデッキに組み込みたいところです。
はじめてデュエプレをするあなたへ
『【推しの子】』コラボではじめてデュエプレで遊ぶという方も少なくないと思います。
コラボセットを購入したはいいけれどどうデュエプレを進めていけばいいのか分からない……。
そんなあなたになるべく役立つ情報を上げていきたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
カードの生成・分解について
デュエプレではカードパックを開封して手持ちのカードを増やし、それを組み合わせてデッキを作成していきます。
しかし、狙ったカードを当てることは難しいので、好きなカードを手に入れるためにはDMポイントを消費してカードを生成する必要があります。
そのDMポイントはどのように手に入れるのかというと手持ちのカードを分解することでDMポイントを増やすことができます。
ゲーム開始時に手に入るカードを分解してどれくらいDMポイントが手に入るのかということは以前、当ブログの記事でも検証しております。
現在では無料配布のスーパーデッキが無いため手に入るDMポイントは少なくなっています。
ただ、『【推しの子】』コラボセットやレジェンドバトルの報酬でもパックが手に入りますので、カードを全分解して手に入るDMポイントはより多いと思います。
もちろん、普通に遊ぶ分にはカードの全分解をする必要はありませんが、自分の作成したいデッキのカードを生成するのに必要なDMポイントを見積もるための参考にしてみてはいかがでしょうか?
アークカードについて
自分の組みたいデッキがあるけれどカード資産が無いということもあると思います。
特にビクトリー(第25弾からはレジェンドカード)、スーパーレアなんて簡単に手に入らないですし、生成するにも莫大なDMポイントが必要となります。
そんなあなたに利用してほしいのが第20弾から実装された「アークカード」です。
「アークポイント」というポイントと引き換えにビクトリー・レジェンドカードやスーパーレアのカードを一定期間レンタルすることができます。
返却期限とかがイマイチ分かりませんが、不足するカード資産を補うのに利用しても良いと思いますね。
「アークカード」についても考察した記事が当ブログにありますのでそちらもよろしければどうぞ!
また、現在では基本カードのアークカードが多く収録されている「デッキビルダー2024 アークセット」が無償で手に入りますのでチェックしておきたいところです。
(「デッキビルダー2024 アークセット」は2024年12月末まで使用可能だと明言されています)
構築済みデッキについて
現在のデュエプレでは「スーパービクトリーデッキ2024」の「熱き覇闘のドラゴン魂」が購入可能です。
ビクトリーやスーパーレアのカードも入っている豪華仕様のデッキとなっていますね。
当ブログでも記事にしておりますのでぜひ一度目を通してみてください。
こちらは有償商品ですが、パックチケットを購入するよりも確実に強力なビクトリーやスーパーレアが複数枚手に入るということでデュエプレに課金するということなら抑えておいてもよいかもしれません。
また、『【推しの子】』コラボと同時にAll Division専用のデッキである『Ultimate All Division Deck』がコインで買えるようになっています。
そのままの状態ではAll Divisionでしか使用できませんが、ビクトリーやスーパーレアのカードが何枚か入っており、また、ベリーレア以下のカードも実用的なものばかり採用されているので初心者の方はこちらを優先的に手に入れるのが良いと思います。
『Ultimate All Division Deck』についても個々のデッキの紹介および比較記事を投稿していますのでよろしければそちらもどうぞ!
レンタルデッキについて
デュエプレにはカードを所持していなくてもソロプレイやランクマッチ等で利用できる「レンタルデッキ」があります。
現在は「PLAY‛S CHRONICLE PACK」のカードが搭載されたレンタルデッキが使用できますね。
「PLAY‛S CHRONICLE PACK」のレンタルデッキについても以前に当ブログで記事にしております。
残念ながら、『【推しの子】』コラボのコラボプライズカードが搭載されているレンタルデッキはありません。
しかし、デュエマに慣れるという点で、ある程度戦略だった戦いが可能なレンタルデッキは一度触れてみても損は無いと思います。
『【推しの子】』コラボカード徹底紹介まとめ
以上が、『【推しの子】』コラボのコラボカード解説となります。
推しのキャラクターのコラボカードを使う以上何とか勝ちたいと思うのが人情というもの。
いずれのキャラクターのコラボカードも強力な事には間違いないのですが、使い方が良くなければなかなかポテンシャルを発揮することは難しいでしょう。
ぜひ、この記事を参考にしてあなたの推しと一緒にデュエプレの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?
『【推しの子】』については内容についてあまり知らなかったため、今回の記事を投稿するに当たって調べてみましたが、色々と知らない事があってびっくり!
自分は「YOASOBI」の『アイドル』のPVくらいでしか『【推しの子】』関連は触れていなかったので、アイが主人公では無いどころか、すでに故人という事も全く知りませんでした。
他にも転生モノという事も意外でしたね。
デュエプレとのコラボが無かったら一生知らないままだったと思います。
閑話休題。
一応、以前にも別コラボのコラボプライズカードの解説記事を投稿していますのでそちらも興味がありましたらどうぞ!
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
引用元:デュエル・マスターズプレイス公式X(旧Twitter)
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サムネイル画像:
・デュエプレ 『推しの子』コラボPV タイトル画像
・いらすとや
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