前回の記事では『デュエル・マスターズプレイス』の第22弾「龍解紅蓮伝-BIGINNING SAGA-」に収録されるビクトリーの紹介を行いました。
当記事では第22弾「龍解紅蓮伝-BIGINNING SAGA-」に収録されるスーパーレアを解説したいと考えています。
一応、少し前の記事で予想記事も出してますのでそちらも併せてどうぞ!
スーパーレア
聖霊龍王 アガピトス
デュエプレオリジナルカードの《連珠の精霊アガピトス》がまさかのリメイク!?
《連珠の精霊アガピトス》の登場時能力の山札からのコスト2以下の探索でのタダ出しは、《聖霊龍王 アガピトス》では攻撃時能力となり、山札の上3枚からのコスト6以下の光の進化でないクリーチャーのタダ出しに強化されています。
第22弾の光のビクトリードラグナーである《龍覇 エバーローズ》も出すことができますね。
あと、リメイク前の《連珠の精霊アガピトス》もタダ出し範囲に入っています。
また、光のマナ武装5という制限がつきましたが、自身以外の光のクリーチャーがバトルゾーンに出るたびに相手の一番パワーの小さいクリーチャーをタップすることが可能です。
似た効果は《連珠の精霊アガピトス》ももっていましたが、光のマナ武装5という制限が付いた代わりに、光のクリーチャーなら全てのクリーチャーが対象となっています。
コストが8と重いですが、光のクリーチャーを対象としたシンパシー能力をもっているのでそれほど召喚には苦労しなさそうです。
使い方としては、コスト3以下の光のクリーチャーを並べた後に《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》をシンパシーで出して大量ドローし、残ったマナで光の軽量クリーチャーを《聖霊龍王 アガピトス》に進化させていくといった感じでしょうか。
進化クリーチャーなので盤面制限を気にせずに召喚できるのは良いですね。
龍素記号Sr スペルサイクリカ
TCG版からの変更点
・自身の墓地回収が強制化。
・自身の墓地回収のタイミングが各ターンの終了時へと変更。
墓地のコスト7以下の呪文を1枚唱えることのできるクリスタル・コマンド・ドラゴン。
唱えた呪文は手札に加えることが可能というのが従来の墓地から呪文を唱えるタイプのカードと異なる点です。
デュエプレでは《龍素記号Sr スペルサイクリカ》の墓地から呪文をタダで詠唱して手札に加える能力はターン1制限となりました。
そうでなければ《母なる大地》でループしてしまうから仕方がない。
それでも、能力自体はTCG版と同様に強力です。
特にTCG版のドラゴン・サーガには無かった《超次元リュウセイ・ホール》と相性が良いですね。
あと余談ですが、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》には破壊された時に墓地の代わりに山札の下に置かれる能力もあります。
TCG版では《フォース・アゲイン》(クリーチャーを破壊してそのクリーチャーを墓地から出し直す呪文)との相性を危惧されて上記の能力が付けられましたが、その肝心の《フォース・アゲイン》はデュエプレでは未登場です。
リュウセイ・イン・ザ・ダーク
TCG版からの変更点
・自身の墓地回収が強制化。
・自身の墓地回収のタイミングが各ターンの終了時へと変更。
ドラゴン・サーガの世界で闇落ちしたリュウセイ。
《永遠のリュウセイ・カイザー》を想起させる闇以外のクリーチャーのタップイン能力をもちます。
また、《永遠のリュウセイ・カイザー》が自軍全てにスピードアタッカーを与えたのに対して、《リュウセイ・イン・ザ・ダーク》は闇文明らしくスレイヤーを与えます。
さらに、自分のドラゴンが破壊されると墓地から手札に戻る能力も有しており破壊に対して非常に粘り強く立ち回れます。
デュエプレでは自身の墓地回収が強制化し、自身のドラゴンが破壊された各ターンの終わりに回収がなされるように変更されました。
TCG版では裁定の関係上、自身が破壊されても墓地回収されませんでしたが、デュエプレでは自身が破壊されても回収能力が発動します。
ただ、デュエプレでは何らかのカードで自軍のドラゴンを破壊して手札にやってきた《リュウセイ・イン・ザ・ダーク》をそのまま召喚というのは不可能になりました。
どちらにしても一長一短といったところですね。
あと、余談ですが同じく第22弾で収録される《永遠の悪魔龍 デッド・リュウセイ》は収録順の関係からおそらく《リュウセイ・イン・ザ・ダーク》の変化後の姿と思われます。
同じ弾に収録された後の姿の方がレアリティが低くなるというちょっと奇妙な現象が生じていますね。
勝利天帝 Gメビウス
TCG版からの変更点
・レアリティがビクトリーからスーパーレアに降格。
・火力除去の範囲の変更
DCG版)9000以下
TCG版)6000以下
サイキック・クリーチャーの《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》が通常クリーチャーとしてリメイクされた姿。
TCG版では第21弾で登場した《獅子頂龍 ライオネル》と対を成すビクトリーカードでしたね。
スピードアタッカーのT・ブレイカーで2回攻撃可能となっており、攻撃時能力で火力除去を発動!
また、バトル時に墓地の火のカードの枚数だけパワーが1000ずつ上昇します。
以前の予想記事どおり、デュエプレでは火力除去の範囲が9000以下まで底上げされました。
強力なクリーチャーであることには間違いないのですが、デュエプレでは火のコスト10のクリーチャーのライバルがそれなりに多いのが気がかりです。
《勝利宣言 鬼丸「覇」》や《龍世界 ドラゴ大王》といったビクトリードラゴンですね。
それら両者と比較すると、当たったらマナが伸びる火入りコントロールデッキや【連ドラ】に投入するといった感じで、無理に複数枚生成する必要はあまり無いような気がしますね。
連鎖類超連鎖目 チェインレックス
TCG版からの変更点
・タダ出しできるのはターン中にバトルゾーンに出た以外の自然のクリーチャーのみに変更。
自分の自然のクリーチャーが出るたびにそのクリーチャーよりもコストが2小さい自然のクリーチャーをマナゾーンからタダ出しできるジュラシック・コマンド・ドラゴン。
TCG版のドラゴン・サーガ後半に登場したカードですがデュエプレでは早期の実装となりました。
《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》のマナゾーンからのタダ出し能力は自身の能力でタダ出しした自然のクリーチャーにも適用されるので「超連鎖目」の名に恥じない展開能力を見せてくれます。
そこに自前で展開能力をもつ自然のクリーチャーを絡めれば何もない盤面から一気に盤面制限の7体までクリーチャーを埋め尽くすことが可能です。
デュエプレではタダ出しできる自然のクリーチャーがターン中にバトルゾーンに出た以外の自然のクリーチャーのみとなりました。
これが無いとバトルゾーンからマナゾーンにクリーチャーを置く能力をもつクリーチャーと併せてループコンボに悪用されてしまうから仕方がない……。
(TCG版の《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》はループコンボの主要パーツとして活躍しています)
また、《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》に限らず全ての展開系のカードに言えることですが、デュエプレ特有の盤面制限が足を引っ張って持ち味の展開力を十全に発揮できないのが気になるところです。
第22弾ビクトリー&スーパーレア紹介のまとめ
以上が、第22弾「龍解紅蓮伝-BIGINNING SAGA-」で実装されるスーパーレアの紹介となります。
ドラゴン・サーガはドラグハートとドラグナーにどうしてもスポットライトが当たりがちですが、スーパーレアのカードもドラゴン時代の到来を感じさせるようなラインナップとなっていますね。
ドラグハートとドラグナーだけでなく、これらのカードを軸にしてデッキを組んでみても十分面白そうです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
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引用元:
・デュエル・マスターズプレイス公式X(旧Twitter)
・【神ゲー攻略】デュエプレ放送局#22 22弾新カード6枚大公開SP【デュエル・マスターズプレイス】
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