当記事はウィザーズ社ファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.”
気温が高くなり夏の訪れが感じられるようになりました。
少々、早いですが第32弾で実装されるカードについて予想していきたいと思います。
デュエプレも第31弾でジョー編に突入し、これまでのものとは異なる趣向のカードが多数登場しましたが、第32弾ではそれらを用いた戦略をより深めるカードが実装されそうです。
この記事がおススメな方
・デュエプレ第32弾にどんなカードが収録されるのか気になる方。
・TCG版新章デュエル・マスターズの第3弾に収録された目ぼしいカードが知りたい方。
どんなカードが収録される?

デュエプレ第32弾に実装されるカードはどんなカードなの?
デュエプレ第32弾は、TCG版においてDMRP-03「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2 メラ冒険!!」 で収録されたカードを中心に実装されると思われます。
ただ、DMRP-03にはマスターカードが《メラビート・ザ・ジョニー》の1種類しかないため、DMRP-04裁 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスタードラゴン!!〜正義ノ裁キ〜」から《サッヴァークDG》/《煌龍 サッヴァーク》がもう1枚のマスターカードとして収録されそうです。






そうなれば、第33弾で残りのマスターカードとして《卍 デ・スザーク 卍》と《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》を収録するという形にできますしね。
第32弾の目玉ギミックとしては、以下のようなものが登場しそうです。
デュエプレ第32弾目玉ギミック
・火文明となったジョーカーズとその固有能力「J・O・E」。
・《煌龍 サッヴァーク》と周りを固める「裁きの紋章」。
・NEOクリーチャー版メテオバーンの「キズナプラス」。
新章デュエル・マスターズに登場した個々の種族やギミックの特徴について詳しく知りたい方は、以前に解説記事を投稿しておりますのでそちらをどうぞ!


収録カード予想~マスターカード~
メラビート・ザ・ジョニー


メラビート・ザ・ジョニー MAS 火文明[ジョーカーズ] (7) |
クリーチャー:ジョーカーズ 10000 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
マスター・W・メラビート:このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、「J・O・E」能力を持つジョーカーズを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。このターンの終わりに、それらを好きな順序で自分の山札の一番下に置き、その後、こうして下に置いたクリーチャー1体につき、カードを1枚引く。 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに自分のジョーカーズが5体以上あれば、相手のクリーチャーをすべて破壊する。 |
第31弾で登場した《ジョリー・ザ・ジョニー》が火文明の力を得た姿。
固有能力の「マスター・W・メラビート」で召喚時に手札から「J・O・E」能力をもつジョーカーズを2体タダ出し!
ただ、代償としてタダ出ししたジョーカーズはターン終了時に山札の下に置かれます。
一応、1枚ドローできるので損失は少なめなのがウリ。
「J・O・E」自体がコスト軽減で召喚できる代わりに、ターン終了時にドローと引き換えに軽減で召喚したクリーチャーを山札の下に置く能力なので、実質的に「J・O・E」を使ってクリーチャーを2体召喚しているような感じですね。
また、登場時能力でジョーカーズが5体以上いれば相手クリーチャーを全て破壊!
元々、ジョーカーズが2体バトルゾーンにいれば、マスター・W・メラビートで2体タダ出しして《メラビート・ザ・ジョニー》も含めてジョーカーズ5体を達成できます。
TCG版ではクリーチャーの登場時能力を好きな順番で使用できることを利用して、相手クリーチャー破壊を先に使用して邪魔なメタクリーチャーを消し去ってからマスター・W・メラビートで安心してクリーチャーを追加するというテクニックがありました。
ただ、デュエプレではクリーチャーの登場時能力は上から処理する関係上、その動きは不可となりそうです。
「マスター・W・メラビート」でタダ出しできるのは「J・O・E」能力をもつジョーカーズという事でTCG版のカードに加えてデュエプレオリジナルの「J・O・E」能力をもちジョーカーズがどれくらい登場するかが活躍できるかの明暗を分けるように思いますね。
《メラビート・ザ・ジョニー》まとめ
・召喚時に「マスター・W・メラビート」で「J・O・E」もちジョーカーズ2体タダ出し。
・バトルゾーンにジョーカーズが5体以上いれば登場時能力で相手クリーチャー全破壊。
・デュエプレでは全除去からの「マスター・W・メラビート」の流れは不可になりそう。
サッヴァークDG/煌龍 サッヴァーク




新章デュエル・マスターズのラスボスを務めた光のマスターカード。
新章デュエル・マスターズ初のドラゴンでもありますね。
(ドラゴンギルドはドラゴンの化石を装備したタダのクリーチャー)
《サッヴァークDG》と《煌龍 サッヴァーク》は別個のカードとして登場するかと思っていましたが、よくよく考えるとどちらの面も使用できる1枚のカードとして統合されて登場してもおかしくありません。
コロコロコミックの付録として見る角度によって《サッヴァークDG》から《煌龍 サッヴァーク》にイラストが変化する「チェンジングカード」があったのでそれをDCGで再現したと考えれば突拍子はないですしね。
サッヴァークDG


サッヴァークDG MAS 無色 (6) |
クリーチャー:マスター・DG/メタリカ 5000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からメタリカ、ドラゴン、呪文をすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。 |
自分のターンの終わりに、自分の手札から裁きの紋章を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。 |
自分のターンの終わりに、すべてのシールドゾーンにある表向きのカードの合計が3枚以上なら、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、光のドラゴンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。 |
光の人造ドラゴンの仮の姿。
自分のターン終了時に「裁きの紋章」をタダ詠唱可能。
極めつけは、自分のターン終了時に互いのシールドゾーンに表向きのカードが合計3枚以上あれば、自身を生贄に手札から光のドラゴンをタダ出し!
進化クリーチャーでもタダ出し可能なので《時の革命 ミラダンテ》なども呼び出せます。
もし、《煌龍 サッヴァーク》と一体のカードとなれば、「光のドラゴンを手札からバトルゾーンに出すか、このカードを《煌龍 サッヴァーク》にする」といったテキストになるのでしょうか?
登場時能力で山札の上3枚を表向きにし、その中からメタリカ、ドラゴン、呪文を手札に加えることができるので、タダ撃ちする「裁きの紋章」やタダ出しするドラゴンを手札に調達できるのが嬉しい。
《サッヴァークDG》まとめ
・ターン終了時に手札から裁きの紋章をタダ詠唱できる無色メタリカ。
・ターン終了時にシールドゾーンに表向きのカードがあれば光ドラゴンを手札からタダ出し。
・登場時能力で手札補充によりタダ詠唱とタダ出し能力を自前でサポートできる。
煌龍 サッヴァーク


煌龍 サッヴァーク MDG 光文明 (7) |
クリーチャー:マスター・ドラゴン/メタリカ 11000 |
ドラゴン・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目をシールド化するか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く) |
このクリーチャーが出た時、バトルゾーンにある相手のカードを1枚選び、表向きにして持ち主のシールド1つの上に置く。 |
自分のクリーチャーが離れる時、かわりにいずれかのシールドゾーンにある表向きのカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。 |
光の人造ドラゴンの真の姿。
登場時能力で相手のバトルゾーンのカード1枚を相手のシールドに表向きに磔にします。
デュエプレではエレメント除去になりそうです。
固有能力の「ドラゴン・W・ブレイカー」は、ブレイクのたびに山札の上1枚目をシールド化するか、表向きに自分のシールドの上に置けます。
デュエプレではゲームテンポの関係上、シールドブレイクのたびに、どちらを選択するかが選ぶ必要があるのは見逃せない問題点。
デュエプレ版《ガンザン戦車 スパイク7K》のように、最初に普通にシールド化するか、表向きにシールドを置くか選択する形式になるかもしれません。
また、自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる際に、自他問わず表向きのシールドを墓地に置けば、バトルゾーンを離れないようになります。
デュエプレにおいては、除去耐性は手を加えられる筆頭。
表向きのシールドをランダムに墓地に置いて発動、かつ、パワーが0以下の場合だと起動しないとかになりそうです。
その代わり、一度除去耐性を得たクリーチャーは、そのターン中、除去耐性が永続するとかのアッパーはあるかもしれません。
また、除去耐性を使用するかは任意ですが、デュエプレでは強制化しそう。
そうなると、革命チェンジとの相性は最悪になりますが……。
TCG版ではジョー編初のドラゴンであり、「サーヴァ・K・ゼオス」として擬人化されているカードなので、デュエプレでも登場することは確定だと思いますが、そのまま実装される可能性は低くところどころデュエプレに合わせた調整が施されそうです。
.jpg)
.jpg)
能力に融通が利かないようになって弱体化するかわりに《サッヴァークDG》と合わせて1枚のカードにすることによってカードパワーを補うというのはあるかもしれません。
《煌龍 サッヴァーク》まとめ
・登場時能力で相手カードをシールドゾーンに貼り付けできる光ドラゴン。
・「ドラゴン・W・ブレイカー」で攻撃のたびにシールドを増やせる。
・表向きのシールドを身代わりにする除去耐性もあるがデュエプレの仕様上弱体化しそう。
収録カード予想~スーパーレア~
赤攻銀 マルハヴァン


赤攻銀 マルハヴァン SR 光文明 (6) |
クリーチャー:メタリカ 7000 |
シンパシー:コスト3以下のクリーチャー |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
自分のコスト3以下のクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーをアンタップする。 |
自分のコスト4以上のクリーチャーが破壊される時、かわりに自分のコスト3以下のクリーチャーを1体破壊してもよい。 |
新章デュエル・マスターズ第3弾で登場したスーパーレアのメタリカ。
デュエプレ版《月の輝き 夢幻》と同様のコスト3以下のクリーチャーを対象としたシンパシーをもちます。
コスト3以下のクリーチャーが破壊されるたびにアンタップ!
コスト3以下のクリーチャーを自爆特攻させて《赤攻銀 マルハヴァン》で連続攻撃したり、コスト3以下のブロッカーのチャンプブロックに反応してアンタップし《赤攻銀 マルハヴァン》で再度ブロックしたりと色々とコンボが考えられますね。
さらに、自軍のコスト3以下クリーチャーに「コスト4以上のクリーチャー」を対象とするセイバーを付与!
《赤攻銀 マルハヴァン》自身もコスト4以上のクリーチャーなので、自身に対する破壊をコスト3以下のクリーチャーに押し付ける事ができますね。
ただ、デュエプレで実装された際にはセイバー能力に手が加えられそうです。
一番パワーの小さいコスト3以下のクリーチャーが自動的に選ばれる(同じパワーのクリーチャーがいればランダム選択)といった感じで実装されるのがあり得そうですね。
《赤攻銀 マルハヴァン》まとめ
・コスト3以下のクリーチャーを参照するシンパシーを有するメタリカ。
・コスト3以下のクリーチャーが破壊されると自身をアンタップ。
・セイバー付与能力もあるがデュエプレに実装された際には手が加えられそう。
水上第九院 シャコガイル


水上第九院 シャコガイル SR 水文明 (9) |
クリーチャー:ムートピア 13000 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分の墓地にあるカードをすべて山札に加え、シャッフルする。 |
相手のターンのはじめに、カードを5枚引き、その後、自分の手札を3枚捨てる。 |
自分の山札の最後の1枚を引いたことによってゲームに負ける時、かわりに勝つ。 |
特殊勝利能力もちの巨大ムートピア。
山札から最後の1枚をドローした瞬間に自身の敗北の代わりに特殊勝利!
登場時能力で墓地のカードを山札に戻しますが、相手のターンのはじめに5ドロー&3ディスカードできるので自身の能力で特殊勝利の達成を進める事ができます。
ディスカードは相手のターンに行われるので、《蒼神龍バイケン》のような相手のターンに手札から捨てられたらバトルゾーンに出る能力もちのクリーチャーを能動的にタダ出しする事も可能!
チェイン・コンボで山札を薄くしつつ、《水上第九院 シャコガイル》をタダ出しし、山札回復能力の解決前に他のクリーチャーの登場時能力のドロー能力を起動すれば山札回復を無視してカードを引ききってそのまま特殊勝利ができます。
TCG版でのクリーチャーの効果を待機させておいて、好きな順序で解決できるルールを利用した動きですね。
デュエプレではクリーチャーの並び順によってクリーチャーの効果の解決順が変わるため、上記の動きはなかなか厳しそうです。
デュエプレではシールドを割ってとどめを刺す以外の勝ち筋を作り出すカードは実装されない傾向にありましたが、それは昔の話。
最近では、山札破壊の《S級宇宙 アダムスキー》やお手軽エクストラウインの《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》といったカードが普通に登場しているため《水上第九院 シャコガイル》も実装されそうです。
新章メインストーリーにも《水上第九院 シャコガイル》の擬人化(女体化)キャラが登場するみたいですしね。
《水上第九院 シャコガイル》まとめ
・自身の山札をドローで引ききったら特殊勝利できるムートピア。
・相手のターン中のドロー&ディスカードで特殊勝利を促進。
・ストーリーでも擬人化されているようなので登場するのは可能性は高い。
グスタフ・アルブサール


グスタフ・アルブサール SR 闇文明 (8) |
NEOクリーチャー:マフィ・ギャング 11000 |
NEO進化:自分の闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。 |
W・ブレイカー |
キズナプラス(このクリーチャーが攻撃する時、その下にあるカードを1枚、自分の墓地に置いても良い。そうしたら、このクリーチャーと自分の他のクリーチャー1体のKZ能力を使う) |
KZ−進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。 |
キズナプラス能力をもつ闇のNEOクリーチャー。
攻撃時にキズナプラスを発動すれば、《グスタフ・アルブサール》自身のキズナ能力で墓地から非進化クリーチャーをタダ出し!
キズナプラスもちのNEOクリーチャーを進化クリーチャー状態で蘇生し、そのNEOクリーチャーで即座に攻撃し《グスタフ・アルブサール》のキズナ能力を使用すれば芋づる式に展開できます。
また、《魔龍バベルギヌス》を用いれば無限に《グスタフ・アルブサール》のキズナプラスを使用する事が可能。
他にキズナ能力もちのクリーチャーを横に添えれば、そのクリーチャーのキズナ能力を無限に使用できますね。
2体目の《グスタフ・アルブサール》を用意すれば、無限に非進化クリーチャーを蘇生可能です。
TCG版では《魔龍バベルギヌス》は殿堂入りしていますが、デュエプレでは無制限なのでコンボの安定性は高そうに思います。
非常に強力な能力を有していますが、難点としてコストが8と割と重めな事。
それについても、後に紹介する蘇生呪文の《戒王の封》である程度カバーできます。
《グスタフ・アルブサール》まとめ
・キズナプラスで墓地から非進化クリーチャーをタダ出しできるマフィ・ギャング。
・《魔龍バベルギヌス》と合わせれば無限にキズナ能力を使用できるコンボが可能。
・コストは重めだが《戒王の封》からのタダ出しでカバー可能。
ドンドド・ドラ息子


ドンドド・ドラ息子 SR 火文明[ジョーカーズ] (4) |
クリーチャー:ジョーカーズ 2000 |
自分の手札にある火のジョーカーズ・クリーチャーすべてに「J・O・E 2」を与える。 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中からジョーカーズを1枚、自分の手札に加えてもよい。その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。 |
火のジョーカーズサポートに特化したジョーカーズ。
自分の手札にある火のジョーカーズ・クリーチャーに「J・O・E 2」を与えます。
この時期に登場した重量級の火のジョーカーズは自前で「J・O・E 」をもっているためあまり有難味はありませんが、先に紹介した《メラビート・ザ・ジョニー》に「J・O・E 2」を与えればコスト5でバトルゾーンに降臨させる事が可能!
「J・O・E 2」は召喚に該当するので、もちろん、《メラビート・ザ・ジョニー》の「マスター・W・メラビート」も発動します。
登場時能力で山札の上4枚の中からジョーカーズをサーチする能力もあるため、流れるように《メラビート・ザ・ジョニー》繋げる事ができますね。
《ドンドド・ドラ息子》自身は双極篇で登場したカードですが、《メラビート・ザ・ジョニー》と相性が良いため第32弾で先行実装される可能性もあります。
また、火のジョーカーズは後の十王篇、王来篇でも登場するため拡張性が高いのもウリ。
十王篇の火のジョーカーズの「キリフダッシュ」(相手のシールドブレイク後にコストを支払ってクリーチャーを召喚する能力)に《ドンドド・ドラ息子》の「J・O・E 2」付与を重ねる事もできますしね。
《ドンドド・ドラ息子》まとめ
・手札の火のジョーカーズに「J・O・E 」を付与できるサポート系ジョーカーズ。
・登場時能力でのサーチもあり流れるように《メラビート・ザ・ジョニー》に繋げられる。
・十王篇、王来篇の火のジョーカーズとも相性が良い。
天風のゲイル・ヴェスパー


天風のゲイル・ヴェスパー SR 自然文明 (10) |
クリーチャー:グランセクト 12000 |
W・シンパシー:パワー12000以上のクリーチャー |
T・ブレイカー |
自分の手札にあるクリーチャーすべてに、「W・シンパシー:パワー12000以上のクリーチャー」を与える。 |
パワー12000以上のクリーチャーをサポートするグランセクト。
《天風のゲイル・ヴェスパー》がバトルゾーンにあれば、手札のクリーチャーは「W・シンパシー:パワー12000以上のクリーチャー」を得ます。
つまり、バトルゾーンのパワー12000以上のクリーチャー1体につき、コストが2軽減!
ある程度、パワー12000以上のクリーチャーがバトルゾーンに並んでいたら重量級のゼニスも片手で数えられるほどのマナ数で召喚できますね。
また、《天風のゲイル・ヴェスパー》自身も「W・シンパシー:パワー12000以上のクリーチャー」を有しているため、バトルゾーンにパワー12000のクリーチャーが4体いればたったの2マナで召喚可能!
ただ、デュエプレに実装されるにあたって課題となるのが盤面制限。
《天風のゲイル・ヴェスパー》をW・シンパシーを用いて2マナで召喚した時点で、盤面の空きはたったの2枠!?
進化クリーチャーならともかく、非進化クリーチャーだと2体しか出せない事になってしまいます。
デュエプレのシステム上弱体化は避けられないため、カードパワーを補う形で他に何らかの能力が追加されそうです。
いっそ、「T・シンパシー:パワー12000以上のクリーチャー」にするというのは……それは流石に強すぎますかね……。
《天風のゲイル・ヴェスパー》まとめ
・手札のクリーチャーに「W・シンパシー:パワー12000以上のクリーチャー」を与えるグランセクト。
・自身も「W・シンパシー:パワー12000以上のクリーチャー」でコスト軽減できる。
・デュエプレでは盤面制限により弱体化は避けられないため他に能力が追加されそう。
収録カード予想~強力呪文~
戒王の封


戒王の封 R 闇文明 (6) |
呪文 |
スーパー・S・トリガー |
闇のコスト8以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。 |
S−相手のクリーチャーを2体まで破壊する。 |
デュエプレでもDP殿堂している《インフェルノ・サイン》の派生カード。
TCG版でも《インフェルノ・サイン》の調整版として登場しました。
闇のコスト8以下の非進化クリーチャーを墓地からタダ出し!
《インフェルノ・サイン》と比較すると蘇生対象が闇のみになった代わりにコスト8まで蘇生できるようになりました。
デュエプレでの《インフェルノ・サイン》のDP殿堂理由が【トリガーロージア】や【サインシューゲイザー】といったデッキにおいて闇でないクリーチャー(《真・龍覇 ヘブンズロージア》、《神聖麒 シューゲイザー》)の蘇生役として活躍したからという事を考えると、実装されてもそこまで暴れる事は無いように思えます。
強力な闇のコスト8の非進化クリーチャーでデュエプレに実装されているものとしては《ニコル・ボーラス》、《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》、《復活の祈祷師 ザビ・ミラ》などでしょうか?
先に紹介した《グスタフ・アルブサール》もバトルゾーン以外にある間は非進化クリーチャーとして扱われるためタダ出し可能ですね。
スーパー・S・トリガーのスーパー・ボーナスとしては相手クリーチャーを2体まで選んで破壊!
2体「まで」なので、選ばない事も可能です。
また、処理順の関係で相手のタダ出しを咎めるクリーチャーを排除してから、墓地蘇生という動きは不可能なのは覚えておきたいところ。
《戒王の封》まとめ
・コスト8以下の非進化闇クリーチャーを墓地からタダ出しできる闇のスーパー・S・トリガー。
・スーパーボーナスで相手クリーチャーを2体まで破壊。
・処理順の関係から破壊してから蘇生という動きが不可能な点は注意したい。
蝕王の晩餐


蝕王の晩餐 R 闇文明 (3) |
呪文 |
自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、それよりコストが1大きいクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。 |
自分のクリーチャーを1体破壊し、そのクリーチャーよりもコストが1大きいクリーチャーを墓地からタダ出しする呪文。
ちょうど、闇文明版《ヒラメキ・プログラム》といった感じです。
《ヒラメキ・プログラム》と比べると、墓地にクリーチャーを落とす手間が必要な反面、墓地さえ肥えていれば、ある程度狙ったクリーチャーをタダ出しできるのが強み。
TCG版ではコストの低さを利用し、呪文をタダ撃ちできるクリーチャーから唱えてループコンボパーツとして使われた実績から殿堂入りしました。
デュエプレで実装される際には《ヒラメキ・プログラム》同様に素のコストが5まで増加しそうです。
より悪用される事を警戒するのなら《龍素知新》と同じくターン1制限が付けられてもよさそうですが……。
《蝕王の晩餐》まとめ
・破壊したクリーチャーよりもコストが1大きいクリーチャーを墓地からタダ出しする闇の呪文。
・墓地が十分肥えていれば狙ったクリーチャーを蘇生できるのが強み。
・デュエプレでは《ヒラメキ・プログラム》同様コストが5となりそう。
“必駆”蛮触礼亞


“必駆”蛮触礼亞 R 火文明 (5) |
呪文 |
B・A・D・S 2 |
ビートジョッキーを1体、自分の手札から出してもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。その2体をバトルさせる。そのターンの終わりに、そのビートジョッキーを破壊する。 |
「B・A・D」の呪文版の「B・A・D・S」をもつビートジョッキーサポートの呪文。
唱える時に手札を1枚捨てれば、コストを2軽減して唱える事が可能!
素のコストが5なので、「B・A・D・S」を発動すればたったの3マナで唱えられます。
効果は手札のビートジョッキーをタダ出しし、相手クリーチャーとバトル!
バトルは強制なので相手に大型クリーチャーやスレイヤーがいれば犬死してしまうことも……。
ターン終了時にタダ出ししたビートジョッキーは破壊されてしまいます。
コスト3でどんなビートジョッキーも出せるとはいえ、手札3枚を消費し、かつ、タダ出ししたビートジョッキーは破壊されてしまうため、できるだけアドバンテージを稼げる大物を出したいところ。
一番、相性が良いのは破壊されると追加ターンを獲得できる《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》でしょう。
ただ、《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》はTCG版の双極篇の登場となっています。
デュエプレではTCG版で相性の良かったカードは同時に登場する傾向にあるので、《“必駆”蛮触礼亞》の実装が双極編までずれ込むかもしれません。
逆に、《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》の方が第32弾で実装されるという可能性もありそうですが……。
《“必駆”蛮触礼亞》まとめ
・手札からビートジョッキーを1体タダ出し&バトル&ターン終了時に自壊させる火の呪文。
・手札を1枚捨てればたったの3マナで使用可能。
・デュエプレでは《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》と一緒に実装される可能性が高い。
収録カード~その他強力クリーチャー~
DG 〜ヒトノ造リシモノ〜


DG 〜ヒトノ造リシモノ〜 DG 無色 (6) |
クリーチャー:メタリカ 5000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時またはタップした時、自分と相手のシールドを1つずつ選ぶ。このクリーチャーは選ばれたそれらのシールドをブレイクする。 |
自分のシールドゾーンから手札に加えるメタリカまたは裁きの紋章すべてに「S・トリガー」を与える。 |
先に紹介した《サッヴァークDG》/《煌龍 サッヴァーク》の前身となる無色メタリカ。
登場時能力とタップ時能力で自分と相手のシールドを1枚ずつブレイク!
メタリカには自軍クリーチャーをタップさせる能力をもつクリーチャーが多いため、それらと組み合わせればタップ時能力は容易に発動可能。
また、自分のシールドゾーンから手札に加えられるメタリカと裁きの紋章にS・トリガーを与えます。
裁きの紋章は手札から唱えられたら唱えた後にシールドに張り付く呪文ですが、S・トリガーは「手札から」タダで使用できる事が重要。
裁きの紋章が重なっているシールドをブレイクして、S・トリガーで裁きの紋章を使用すれば、詠唱後にシールドに重ねる事ができます。
TCG版では裁きの紋章を複数枚重ねて厚くなったシールドをブレイクして、S・トリガー化した裁きの紋章を複数唱える事ができましたが、デュエプレだと裁きの紋章がどのような形で実装されるかが懸念点。
「城」が1枚のシールドにつき1枚のみしか要塞化できないようになった事を考慮すると、裁きの紋章も同様の仕様になる可能性が高そうですが……。
《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》まとめ
・《サッヴァークDG》/《煌龍 サッヴァーク》の前身となる無色メタリカ。
・登場時とタップ時に自分と相手のシールド1枚をブレイク。
・自身のメタリカと裁きの紋章にS・トリガーを与える効果もある。
一なる部隊 イワシン


一なる部隊 イワシン UC 水文明 (2) |
クリーチャー:ムートピア 1000 |
このクリーチャーがどこからでも墓地に置かれた時、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。 |
どこからでも墓地に置かれた時に手札交換可能な軽量ムートピア。
手札や山札のカードを墓地に置く効果で《一なる部隊 イワシン》を墓地に落とせば、さらに追加で1枚墓地を増やせます。
墓地肥やしの速度を上昇させる事ができるので《百万超邪 クロスファイア》や《暴走龍 5000GT》といった【墓地ソース】のエースカードのサポートに有用。
デュエプレでも実装されれば【墓地ソース】の大幅強化となりそうですね。
ただ、《百万超邪 クロスファイア》、《暴走龍 5000GT》といった【墓地ソース】の主力カードはとっくの昔にNew Division落ちしているため、All Divisionでの共演となりそうです。
また、《白骨の守護者ホネンビー》などの墓地肥やしとサルページを併せ持つカードを利用すれば《一なる部隊 イワシン》の効果を2回発動するという動きも可能。
TCG版では殿堂入りしているため何らかの弱体化措置が施される可能性もあります。
ありえそうなのは「《一なる部隊 イワシン》の効果は各ターンに1度だけ発動する」とかの回数制限の付与とかでしょうか?
《一なる部隊 イワシン》まとめ
・どこからでも墓地に置かれると1ドロー&1ディスカードできる軽量ムートピア。
・墓地が増えるほど強くなる【墓地ソース】にとって嬉しい1枚。
・TCG版では殿堂入りしているため何らかの弱体化措置がされるかも。
爆撃男


爆撃男 C 闇文明 (3) |
クリーチャー:ヘドリアン 1000 |
このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-2000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される) |
どこからでも墓地に置かれた時に相手クリーチャーにパワー低下を振りまくへドリアン。
あの《飛行男》のパロディカードとなっています。
パワー低下量は2000という事で、墓地肥やしのついでで「一撃奪取」や「一番隊」といったコスト軽減クリーチャーを処理できるのは嬉しい。
ただ、パワー低下は強制効果なので、バトルゾーンに相手の《レッド・ABYTHEN・カイザー》や《熱血星龍 ガイギンガ》のような選ばれると効果が発動するクリーチャーがいた場合でも選ぶ必要があるのは注意点。
また、先に紹介した《一なる部隊 イワシン》の効果は任意効果なので、墓地に落ちたことを見逃していたとしてもゲームの進行には影響はありませんが、《爆撃男》はそうはいきません。
ただ、デュエプレだとゲーム側で自動的に処理してくれるのでその点は安心ですね。
《爆撃男》まとめ
・どこからでも墓地に置かれると相手クリーチャーのパワーを-2000するへドリアン。
・墓地肥やしのついで軽量クリーチャーを除去できる。
・強制効果なので疑似アンタッチャブルのクリーチャーには注意。
第32弾の収録カード予想まとめ


以上が、第32弾に収録されるカードの予想となります。
今回は新章デュエル・マスターズ第3弾及び第4弾に登場したカードで目ぼしいものの紹介を行いました。
おそらく、目玉となるのは《煌龍 サッヴァーク》でしょうが、周りを固める「裁きの紋章」と合わせてデュエプレの仕様上、TCG版そのままの状態で実装される可能性は低いと思われます。
はたして、どのような仕様で実装されるのか……。
また、今回紹介したカードはデュエプレで実装された暁には活躍する可能性が高いため特徴を押さえておきたいところ。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
※ブログ記事に関するご意見・ご感想等がありましたらコメント欄に記載をお願いします
サムネイル画像:
・『デュエル・マスターズプレイス』公式サイトバナー画像
・いらすとや
コメント