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『デュエル・マスターズプレイス』第30弾「最終禁断決闘 -FINAL GOLDEN BIG BANG-」が実装され、デュエプレも勝太編が終了しました。
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次回の第31弾からは新シリーズの「新章デュエル・マスターズ」に突入します。
原作漫画やアニメは勝太の息子のジョーに主人公が交替。
背景ストーリー的としてはこれまでのデュエマ界の王者とも言えるドラゴンが絶滅し、新種族が台頭。
ドラゴンやコマンドといった旧時代に幅を利かせていた種族はすっかり鳴りを潜め、まさに、新時代の到来と言えますね。
この記事ではそんな新時代の到来を前に、新章デュエル・マスターズの新種族及び新ギミック等の予習を行っていきたいと思います。
デュエプレの新章デュエル・マスターズがどうなるか気になる方はぜひ読んでみてください。
この記事がおススメな方
・「新章デュエル・マスターズ」でどのようなギミックが収録されるのか知りたい方。
・デュエプレの「新章デュエル・マスターズ」の動向が気になる方。
新種族紹介
ジョーカーズ

新章デュエル・マスターズのみならず、ジョー編を象徴するのがこの「ジョーカーズ」。
主人公の切札ジョーが「デッキー」の力を使って自分の描いた絵から生み出したクリーチャーです。
小学生が身近なものからヒントを得て創造したクリーチャーという事で好みがはっきりと分かれるように思います。
また、ダジャレのようなネーミングだったり、何かのパロディのものが多いのも特徴。
一応、《ジョリー・ザ・ジョニー》のようにほとんどの人が見てカッコイイと思うようなクリーチャーもいるのですがね……。

一見、あまり強くなさそうに見えますが、非常に強力なテーマとなっています。
最初に登場したジョーカーズは無色のため、無色サポートを受ける事ができるのも強み。
《ヤッタレマン》召喚からのG・ゼロで《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》をタダ撃ちして3ドローというトンデモムーブも可能でした。
デュエプレでも「デッキビルダー2025 アークセット」で《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》が再録されているため、New Divisionでも組み合わせる事ができますね。
最初は無色のみだったジョーカーズですが、後に火文明、自然文明、水文明……と文明を得ていくことになります。
新章デュエル・マスターズでは火文明のジョーカーズが登場しますね。
新5種族





ジョーカーズという無色の新種族が誕生した一方で既存の5文明にも新種族が登場しました。
メタリカ(光)、ムートピア(水)、マフィ・ギャング(闇)、ビートジョッキー(火)、グランセクト(自然)です。
そのうち、メタリカは第30弾で先行登場しましたね。
カードとしてはそれぞれ以下の特徴があります。
新5種族特徴
・メタリカ(光)
⇒攻撃誘導、ラビリンス、裁きの紋章
・ムートピア(水)
⇒ディスカード、呪文詠唱
・マフィ・ギャング(闇)
⇒闇の戦略全般、魔道具(無月の門)
・ビートジョッキー(火)
⇒速攻戦略、BAD
・グランセクト(自然)
⇒パワー12000以上戦略
また、ビートジョッキーのチュリス(ネズミ)と猿人は明らかに異なる特徴をもっているクリーチャーですが、それらはビートジョッキーとして同一種族として設定されています。
不死鳥編のハイブリッド種族がメイン種族とサポート種族に分かれており、種族デッキとしては弱めになってしまった事の反省が活かされていますね。
異なる特徴をもったクリーチャーを単一の種族として扱う思想はデュエプレの不死鳥編に逆輸入され、ハイブリッド種族のサポート種族が廃止された要因と言えるかもしれません。
ドラゴンギルド

革命ファイナルの最後にドラゴンが絶滅し、デュエプレの背景ストーリーからはドラゴンが退場しました。
それでゲームからもドラゴンが完全に消滅したかというと、答えはNoです。
ドラゴンギルドという、ドラゴンの化石を身にまとったクリーチャーが各文明に登場したからですね。
あくまでも、ドラゴンの化石を身に着けたクリーチャーなので、純性のドラゴンではありません。
しかし、種族名に「ドラゴン」の文字を含んでいるため、デュエマのルール上はドラゴンとして扱う事ができ、《コッコ・ルピア》で召喚コストを軽減できますし、もちろん、ドラゴン指定の革命チェンジ元にもなります。
当ブログでもその事に関するルールは以前に解説しています。

まぁ、ドラゴンの花嫁やただのJKもデュエマのルール上はドラゴンとして扱われるので今更感はあります。
ただ、ドラゴンの紛い物と言って侮るべからず。
《“龍装”チュリス》のようにドラゴンシナジーを活かして殿堂入りした強者もいます。

スペシャルズ

切札ジョーのように自分の考えたクリーチャーを実際のカード化しようというコロコロコミックの企画から生まれたクリーチャー達がスペシャルズ。
新章デュエル・マスターズ以前にも読者公募のカード化企画はありましたが、採用数が桁違いとなっています。
採用されたカードにはイラストレーターの名前の下に応募者の名前が載ります。
応募者が小学生だったら、今では高校生や大学生、はたまた社会人になっているかもしれません。
時を超えてデュエプレのカードリストのイラストレーターの項目に自分の名前が載ったら感慨深いですね。
また、デュエプレではクリーチャーにボイスが付くので、そこでカードには反映されていなかった応募時の設定が拾われるかもしれません。
スペシャルズの中でも《阿修羅ムカデ》は余程デュエマ公式が気に入ったのか、《×修羅×××》といった名前が似た派生カードが大量に登場しました。
ただ、読者公募という事で色々いわく付きのカードがいくつかあります。
具体的には、実在の人物やイジリネタをモチーフにしたものや、はたまた剽窃疑惑のあるイラストを元にしたものですね。
そのため、デュエプレで登場しないものがあってもおかしくありません。



デュエプレに実装されるか怪しいスペシャルズ達。
どういう理由で実装が困難なのかはご自身で調べてみてください。
新ギミック紹介
スーパー・S・トリガー

デュエマの逆転の肝とも言えるS・トリガー。
それを更に強化したのがスーパー・S・トリガーとなります。
シールドが0枚の状態で発動すれば、通常の呪文の効果に加えてスーパー・ボーナスが発動!
新章デュエル・マスターズ開始直前にシールドブレイクの裁定が変わりましたが、その変更はスーパー・S・トリガーの登場に合わせたものになっていますね。
ワールド・ブレイカーなどで一気にシールドを0枚までブレイクするとスーパー・S・トリガーのスーパー・ボーナスを大量に発動するリスクを負う事になってしまいます。
また、《音感の精霊龍 エメラルーダ》などの暴発能力でS・トリガーを発動させた場合にもシールドの枚数が0枚ならばスーパー・S・トリガーのスーパー・ボーナスは発動します。
TCG版ではシールドを全てブレイクする《黒神龍ブライゼナーガ》で大量のスーパー・S・トリガーのスーパー・ボーナスを起動させるコンボがありました。
デュエプレでは《黒神龍ブライゼナーガ》は弱体化していますが……。
NEOクリーチャー(キズナ、キズナプラス、キズナコンプ)

新章デュエル・マスターズで登場した新たなタイプのクリーチャー。
通常クリーチャーとしてバトルゾーンに出すか、進化クリーチャーとしてバトルゾーンに出すかを選べます。
TCG版でも王道WでNEO進化が再フィーチャーされるようですね。
また、バトルゾーンにある時以外は非進化クリーチャーとして扱うので、《インフェルノ・サイン》や《母なる大地》の対象になるのもウリ。
デュエプレでは盤面制限があるため、盤面一杯でも最悪進化クリーチャーとして出せるという強みが加わります。
また、NEO進化の登場に合わせて「キズナ」系の3タイプの能力も登場しました。
「キズナ」系能力一覧
・キズナ
⇒登場時にバトルゾーンにあるクリーチャーのキズナ能力を1つ使用。
・キズナプラス
⇒攻撃時に下にあるカードを墓地に置き、自身と他のバトルゾーンのキズナ能力をそれぞれ1つずつ使用。
・キズナコンプ
⇒攻撃時にバトルゾーンのキズナ能力を好きな数使用(重複不可)。
裁きの紋章

光文明の特別な呪文。
手札から唱えたら墓地に置かれる代わりに表向きにシールドの上に重ねられます。
裁きの紋章を重ねたシールドがブレイクされれば唱えた裁きの紋章が手札に来るため再び使用できますね。

シールドに張り付いた裁きの紋章は《煌龍 サッヴァーク》の身代わりとしても活用可能。
デュエプレでも表向きにカードをシールドに重ねる「城」が実装されているため、裁きの紋章の実装も可能なはず……。
裁きの紋章が本格的にフィーチャーされるのは次シリーズの双極篇となるため、どちらかというと新ギミックのチラ見せの意味合いが強いですね。
魔導具(無月の門)

新章デュエル・マスターズの終盤に登場した闇の新種族。
インテリアのような意匠のクリーチャーとなっています。
魔導具という名前ですが、クロスギアとは特に関係ありません。
魔導具と関係が深いのが、同じく新章デュエル・マスターズの終盤に登場した《卍 デ・スザーク 卍》がもつ能力である「無月の門」。
魔道具がバトルゾーンに出た時に墓地とバトルゾーンに魔道具が2つずつあれば無月の門をもつクリーチャー(《卍 デ・スザーク 卍》)を手札か墓地からタダ出し可能です。
バトルゾーンと墓地にあった4枚の魔道具は降臨した《卍 デ・スザーク 卍》の下で魔法陣を形成します。
TCG版ではカードを斜めに重ねる事で魔法陣を形成できましたが、デュエプレではそれは難しそう。
その代わりに無月の門で登場したクリーチャーの上に魔法陣のエフェクトが付与されそうです。

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個人的に気になるのがドルスザクの「卍」のフォントについて。
最初期に収録されたカードと最近収録されたカードでは卍のフォントが変化しています。
ナチス・ドイツのハーケンクロイツとの誤認を避けるための措置だという噂です。
デュエプレではどうなるのでしょうか……まさか、ドルスザク自体が抹消されるという事は無いと思いますが……。
その他
原作キャラスキンについて

新章デュエル・マスターズは新主人公の切札ジョーの物語という事で、基本的には勝舞編、勝太編のキャラクターは登場しません。
ジョーのスキンは小学生勝太、中学生勝太のスキンがミッション達成の報酬となったのを見るに、同様の扱いになりそうです。
他の原作キャラでスキン化しそうなのは、ジョーの友人のキラ、ボルツ、敵役のゼーロあたりでしょうか?
キラは《煌龍 サッヴァーク》のシークレット版の特典としてスキンが付属しそうです。
ボルツは新章デュエル・マスターズに登場した《罰怒ブランド》よりも双極篇の《轟轟轟ブランド》の印象が強いため、そちらのシークレット版にスキンが付属する方が合っているような気もします。
ゼーロは超天篇の《零龍》のシークレット版でしょうか?
他にスキン化できそうなキャラとしては「ジョニー」も単体のキャラとして良さそうですね。
個人的にはデュエマ原作キャラよりかはデュエプレオリジナルキャラ中心でスキンが実装されそうに思います。
次シリーズは学園編らしいので既存のデュエプレキャラの制服姿もスキン化されるでしょうし、新しいデュエプレオリジナルキャラクターも続々登場するようなのでスキン化するキャラには困らないでしょう。
背景ストーリーについて

ジョー編からデュエマの背景ストーリーは原作漫画・アニメと密接に関わるようになりました。
他のメディアでの出来事が背景ストーリーとリンクしています。
しかし、デュエプレではデュエマ原作キャラは登場はしますが、デュエプレオリジナルキャラがメインストーリー等に関わる比重の方が大きくなっています。
そうなると、TCG版同様デュエマ原作キャラがデュエプレ背景ストーリーに関係する展開にするのは違和感が出てきそうです。
なので、デュエプレの新章デュエル・マスターズ背景ストーリーはTCG版とは違った展開を見せるのではないでしょうか?
革命ファイナルと同じようにデュエプレのメインストーリーとは完全に分けられた背景ストーリーとなるのか、デュエマ原作キャラの代わりに守護者をはじめとするデュエプレキャラが背景ストーリーに関わるようになるのか、それとも……。
「新章デュエル・マスターズ」徹底解説まとめ

以上が、第31弾からの「新章デュエル・マスターズ」の解説となります。
前回のシリーズ解説記事は3シリーズ纏めて解説しましたが、新章デュエル・マスターズはキーワード能力が多めなため、そちらに絞って解説しています。

現在でも擦られている「ツインパクト」や「マッハファイター」が登場した双極篇とGR(ガチャレンジ)が良くも悪くも印象に残る超天篇に比べると新章デュエル・マスターズは少々地味ではありますが、今後のシリーズに繋がるギミックが多数登場していますね。
今回は新種族や新キーワード能力を中心に解説しました。



それ以外に気になるカードとしては《異端流し オニカマス》、《洗脳センノー》、《デスマッチ・ビートル》のタダ出しメタ三銃士とかでしょうか?
侵略、革命チェンジといったタダ出し全盛期に一石を投じました。

山札を引ききったら問答無用で勝利になる《水上第九院 シャコガイル》も注目の1枚です。
デュエプレの新章開幕の告知PVのサムネに映っている一番右のおねーさんが擬人化「シャコガイル」と言われていますね。
(おねーさんのペンダントが《水上第九院 シャコガイル》の目の形と同じ)
はたして真相はどうなのか……。
今回の記事を投稿するにあたって、ひととおり新章デュエル・マスターズの新ギミックやカードを見返しましたが、多種多様なギミックやカードがありましたね。
革命ファイナルから少しでもゲームの雰囲気を変えようとしていた努力が伺えますね。
なお、変わったとは言っていない。
はたして、デュエプレの新章デュエル・マスターズはどのようなシリーズになるのか……わくわくが今からでも止まりません!
この記事を読んでデュエプレの新章デュエル・マスターズについて、読者の皆様が思う予想がありましたらコメント欄に記載いただければと思います。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
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