2022年12月11日(日)のデュエル・マスターズプレイス公式チャンネルの3周年記念特番にて「スーパービクトリーデッキ2023」の実装が発表されました。
「燃えよ紅蓮のガイアール」と「咆えろ漆黒のガロウズ」の2種類のデッキが発売されるとのことです。
前者がハンター、後者がエイリアンのデッキですね。
この記事では「咆えろ漆黒のガロウズ」の解説をしていきたいと思います。
この記事がおススメの方。
・2022年12月16日以降にデュエプレを始めた方でどちらのスーパービクトリーデッキを手に入れようか迷っている方。
・「咆えろ漆黒のガロウズ」の回し方、相性のいいカードを知りたい方。
「咆えろ漆黒のガロウズ」内容
咆えろ漆黒のガロウズ
「咆えろ漆黒のガロウズ」の特徴
・エイリアンを主体としたコントロールデッキ。
こちらも第16弾レンタルデッキの「光水闇エイリアン」そっくりのデッキとなっております。
エイリアンを主体としたコントロールデッキですね。
ただ、種族エイリアンを活かしたカードが少ないのが気になるところ……。
また、エイリアンのデッキなのに、ハンターである《弩級合身!ジェット・カスケード・アタック》のサイキック・セルが収録されています。
まさかの……裏切り!?
TCG版のデッキビルダーでもハンターのデッキビルダーにエイリアンである《幻惑の魔手ドン・マシュマロ》のサイキック・セルが収録されていたのでそれのセルフオマージュなのかもしれません。
※注意
「咆えろ漆黒のガロウズ」の初期状態では超次元ゾーンにカードが16枚入っていますので、超次元ゾーンから8枚カードを抜かないと使用できません。
個人的におススメの超次元ゾーンの編成は上図となります。
出せる超次元呪文が1枚しかない《時空の雷龍チャクラ》と《時空の賢者ランブル》は抜きました。
《時空の尖塔ルナ・アレグル》は出せる超次元呪文は4枚あるけど「咆えろ漆黒のガロウズ」は呪文少なめだし……ということでこちらもあえなくベンチ入りです。
新カード紹介
昨年のスーパーデッキに引き続きスーパービクトリーデッキにも新カードが収録されています。
ただ、前回ではスーパーレアの新カードは登場していませんでしたね。
電脳聖者ディス・タージマル
電脳聖者ディス・タージマル C 光/水文明 (2) |
クリーチャー:イニシエート/リキッド・ピープル/エイリアン 3500+ |
ブロッカー |
相手プレイヤーを攻撃できない。 |
ハンターとのバトル中、パワーを+4000する。 |
ハンターとバトルする時にパワーが4000上昇する軽量エイリアンブロッカーです。
強豪ハンターの《ボルバルザーク・エクス》や《勝利のリュウセイ・カイザー》とのバトルにも負けません。
《超次元リュウセイ・ホール》+《勝利のガイアール・カイザー》に耐えられるのもよいですね。
《電脳聖者ディス・タージマル》のポイント
・《ボルバルザーク・エクス》や《勝利のリュウセイ・カイザー》といった環境で活躍する中堅ハンターを止められる。
・《超次元ボルシャック・ホール》や《超次元リュウセイ・ホール》で焼かれない基礎パワー。
弩級合身!ジェット・カスケード・アタック
登場しないと思われていた「べんちゃん」の切り札サイキック・スーパー・クリーチャー。
実装してくれたのは素直に嬉しいところですね。
超次元キラーメガネ・ホール
超次元キラーメガネ・ホール SR 水文明 (6) |
呪文 |
数字をひとつ選ぶ。その後、相手は自身の手札から選んだ数字と同じコストを持つカードをすべて公開し、自分はその枚数に1を足した数、カードを引く。 |
自分の超次元ゾーンからコストの合計が7以下になるよう、水のサイキック・クリーチャーを2枚まで選び、バトルゾーンに出す。 |
TCG版からの変更点
・レアリティがアンコモンからスーパーレアに昇格。
・ドロー枚数が無条件で1枚増加。
《弩級合身!ジェット・カスケード・アタック》のサイキック・セル専用の超次元呪文です。
《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》1体、もしくは《アクア・ジェット<BOOON・スカイ>》+《アクア・カスケード<ZABUUUN・クルーザー>》それぞれ1体ずつをバトルゾーンに出せます。
数字を選んで、相手の手札の選んだ数字のコストのカード枚数+1枚ドローできるおまけつきとなっています。
ちなみに、「キラーメガネ」とは勝太の友人のべんちゃんの異名です。
アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>
アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー> PS 光/水文明 (7) |
サイキック・クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 6000 |
自分のターン開始時、自分の手札が5枚以下なら、カードを1枚引く。 |
自分の水のハンターは攻撃されない。 |
W・ブレイカー |
(覚醒リンク後:《弩級合身!ジェット・カスケード・アタック》) |
TCG版からの変更点
・ドローできるのは手札が5枚以下の時限定。
・ドローの強制化
ターンの始めに1枚追加ドローできるサイキック・クリーチャー。
TCG版でも活躍していた強力ドローソースですね。
他のデュエプレの置きドローカードのように自分の手札が5枚以下という条件がつき弱体化しました。
また、「P‛S覚醒リンク」前提で運用するとなると自慢のドロー能力を使用する機会が無くなることには注意した方がよいと思います。
アクア・カスケード<ZABUUUN・クルーザー>
アクア・カスケード<ZABUUUN・クルーザー> 水文明 (3) |
サイキック・クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 4000 |
ブロッカー |
このクリーチャーは攻撃することができない。 |
TCG版からの変更点
・レアリティがアンコモンからスーパーレア相応に昇格。
コスト3でパワー4000を誇るブロッカーサイキック・クリーチャー。
《アルプスの使徒メリーアン》よりもパワーが1000高いのが魅力です。
ただ、《アルプスの使徒メリーアン》は《超次元ホワイトグリーン・ホール》でシールド追加可能というメリットがあります。
とはいえ、《超次元エクストラ・ホール》や《超次元サプライズ・ホール》を使う場合はこちらが優先されるでしょう。
アクア・ジェット<BOOON・スカイ>
アクア・ジェット<BOOON・スカイ> PS 水文明 (4) |
サイキック・クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 3000+ |
P’S覚醒リンク:自分のターン開始時または自分の《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》がバトルゾーンに出た時、自分の《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》と《アクア・カスケード<ZABUUUN・クルーザー>》があれば、そのクリーチャーとこのクリーチャーをすべて裏返し《弩級合身!ジェット・カスケード・アタック》にリンクさせる。 |
ハンティング |
TCG版からの変更点
・レアリティがアンコモンからスーパーレア相応に昇格。
・覚醒リンクが「P‛S覚醒リンク」へと強化。
覚醒リンクが「P‛S覚醒リンク」へと強化されましたが性能としては淡白なスペックです。
《弩級合身!ジェット・カスケード・アタック》のリンク用ですね。
弩級合身!ジェット・カスケード・アタック
弩級合身!ジェット・カスケード・アタック PS 光/水文明 (24) |
サイキック・スーパー・クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 17000 |
自分のハンターは攻撃またはブロックされない。 |
攻撃する時、カードを3枚引いてもよい。その後、自分の手札の枚数以下のコストを持つ相手のクリーチャーをすべて手札に戻す。 |
T・ブレイカー |
TCG版からの変更点
・手札戻し能力の変更
DCG版)手札の総枚数以下のすべての相手クリーチャー
TCG版)見せたカードのコスト以下の相手クリーチャー(見せるカードは好きな枚数)
攻撃時にカードを3枚引き、手札の枚数分以下のコストの相手クリーチャーを全て手札に戻せるサイキック・スーパー・クリーチャーです。
自分のハンター全ては攻撃されず、またブロックされなくする能力もあります。
「P‛S覚醒リンク」でリンクはしやすくなりましたが、相変わらず「リンク解除」はもっていません。
《バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ》はリンク時効果が主なためリンク解除がなくてもそこまで気になりませんが、《弩級合身!ジェット・カスケード・アタック》には除去の被害を最小限にするリンク解除を付けて欲しかったですね。
咆えろ漆黒のガロウズ回し方
次に「咆えろ漆黒のガロウズ」の大まかな動かし方を載せていきます。
※注意
各スクリーンショットは必ずしも同一の試合のものとは限りませんのでご了承ください。
「咆えろ漆黒のガロウズ」の回し方(序盤編)
・軽量のエイリアンを並べていく。
序盤はコスト2、3のエイリアンをバトルゾーンに並べていきましょう。
《ザビ・クラズ・ドラグーン》は他のエイリアンの召喚コストを1下げるので優先的にバトルゾーンに出したいところです。
他にも《ガガ・ピカリャン》は1ドロー、《西部人形ザビ・バレル》は相手の手札破壊が行えたりと一芸に秀でた軽量クリーチャーが多いですね。
シールドを攻撃できるクリーチャーも多いですが、下手に殴る必要はありません。
「咆えろ漆黒のガロウズ」の回し方(中盤編)
・《セブ・コアクマン》や《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》で手札を増強。
・《聖隷王ガガ・アルカディアス》で相手の呪文を封じる。
中盤は《セブ・コアクマン》等の豊富なドローカードで切り札を引き込んでいきましょう。
「咆えろ漆黒のガロウズ」には大量のドローカードがあるのでデッキに1枚しか入っていない《復活の祈祷師ザビ・ミラ》や《聖隷王ガガ・アルカディアス》を手札に持ってくることもそこまで難しくありません。
また、最近のデュエプレの中盤は超次元呪文が飛んでくる事が多いので、呪文を封じる《聖隷王ガガ・アルカディアス》を立てることができれば相手の動きを阻害できることが多いです。
「咆えろ漆黒のガロウズ」の回し方(終盤編)
・《復活の祈祷師ザビ・ミラ》や各種超次元呪文を使って《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》を完成させ、S・トリガーを封じつつフィニッシュ。
バトルゾーンにエイリアンを並べ、マナも十分たまったら超次元にアクセスできるカードで《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》のサイキック・セルを呼び出していきましょう。
《復活の祈祷師ザビ・ミラ》ならばバトルゾーンのエイリアンを生贄に、一発で《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》を完成させることができます。
注意点としては《復活の祈祷師ザビ・ミラ》で《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》を揃える際には《ガロウズ・セブ・カイザー》を他のサイキック・セルよりも最後に出すようにしましょう。
そうでなければ、「P‛S覚醒リンク」でそのターンに《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》を完成させることができません。
「咆えろ漆黒のガロウズ」の回し方の注意点
・《復活の祈祷師ザビ・ミラ》で《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》のサイキック・セルを出すときは《ガロウズ・セブ・カイザー》を一番最後に出す。
《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》が完成したら《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》で相手のシールドをブレイクしていきましょう。
《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》がシールドをブレイクした時には相手はS・トリガーを使うことができません。
また、邪魔なブロッカー等は手札戻しで対処できます。
ただ、勘違いされがちですが《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》の効果は超次元呪文や《ヘブンズ・ゲート》といったコスト踏み倒し系カードには通用しません。
それに関しては以前、記事にしておりますのでその辺りのルールがよくわからないという方はどうぞ!
超次元呪文などに対しては別途《聖隷王ガガ・アルカディアス》で対応しましょう。
相手の動きを封じてダイレクトアタックです!
さて、目玉カードの《弩級合身!ジェット・カスケード・アタック》ですが、こちらもなかなか強力です。
攻撃するたびに自分の手札が増え、相手の軽量・中量クリーチャーが手札に押し流されていきます。
除去されなければ毎ターン手札増強&手札戻しが続くのですから相手にとってはたまったものではありませんね。
《超次元キラーメガネ・ホール》で《アクア・カスケード<ZABUUUN・クルーザー>》と《アクア・ジェット<BOOON・スカイ>》を同時出しできますし余裕があれば狙ってみる価値はあります。
「咆えろ漆黒のガロウズ」改造用カード(低難易度編)
最後に「咆えろ漆黒のガロウズ」の改造用のおススメカードを紹介します。
まず、そこまで入手難易度が高くないカードを取り上げていきます。
パンドラ城デス・ファントム
自分のサイキック・クリーチャー以外のエイリアンがバトルゾーンから離れるもしくは城自体がシールドから離れると超次元ゾーンからコスト5以下のエイリアンをバトルゾーンに出せます。
自分の軽量エイリアンが除去されると《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》の《ガロウズ・セブ・カイザー》以外のサイキック・セルを呼び出すことが可能です。
他にも《時空のジキルサビ・ガンマン》を超次元ゾーンに忍ばせておくと自分のエイリアンが除去されるとブロッカーが飛んできて守りを固めるという堅実な動きができますね。
悪魔神ザビ・イプシロン
出た時効果でコスト7以下の水、闇、火のサイキック・クリーチャーを1体場に出せるエイリアン進化クリーチャーです。
このカードの長所は何といっても高コストサイキック・クリーチャーにアクセスできるカードの中ではレアリティが低いということです。
《ガロウズ・セブ・カイザー》や《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》にアクセスできるカードを増やしたいという時にはおススメです。
投入の際はぜひ進化元となる水のクリーチャーを増やしておきましょう。
「咆えろ漆黒のガロウズ」改造用カード(高難易度編)
次に高レアリティの改造用カードを紹介していきます。
ビクトリー、スーパーレアといったDMポイントが多く要求されるカードですが、持っている方や生成する覚悟がある方は参考にどうぞ。
天下統一シャチホコ・カイザー
自分のクリーチャーの破壊時に超次元ゾーンからエイリアン・サイキック・クリーチャーを呼び出せる進化エイリアン。
《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》のサイキック・セルにも対応しています。
《特攻人形ジェニー》や《自爆屋ギル・メイワク》などの自壊クリーチャー、そして《激天下!シャチホコ・カイザー》と一緒にデッキに突っ込むのがいいですね。
色数が多くなるのが気になるところですが……。
ただ、それ以上に《天下統一シャチホコ・カイザー》はレアリティがビクトリーなので生成で複数枚そろえたらDMポイントが多く必要なのがネックです。
他のデッキタイプへと使いまわせるカードでもないので《天下統一シャチホコ・カイザー》を主軸にする改造を施す場合は覚悟が必要ですね。
《天下統一シャチホコ・カイザー》に関しては以前に紹介記事を作成していますのでそちらもどうぞ。
凶星王ザビ・ヒドラ
自分のエイリアンがバトルゾーンに出るたびに蘇生か墓地回収が行えるシステムクリーチャーです。
除去で破壊されたエイリアン達が続々とバトルゾーンに舞い戻ってきます。
また、《死海秘宝ザビ・デモナ》や《魔刻の剣士ザビ・オルゼキア》を自爆させることで延々と効果を使いまわすことができます。
「咆えろ漆黒のガロウズ」とは相性抜群の効果を誇りますが《凶星王ザビ・ヒドラ》も《天下統一シャチホコ・カイザー》と同様にエイリアンデッキ以外に使いまわしができないのが問題です。
俺(私)は何としてもエイリアンを使いたいんだ!という方にはおススメですが……。
《凶星王ザビ・ヒドラ》に関しては以前に紹介記事を作成していますのでそちらもどうぞ。
「咆えろ漆黒のガロウズ」徹底解説まとめ
以上が「咆えろ漆黒のガロウズ」についての新カード、デッキの回し方、改造パーツの解説となります。
初心者や復帰勢でもきちんと扱えば戦略立てて戦えるデッキとなっていますね。
しかし、このデッキそのままで環境デッキに勝つことができるかと言われれば疑問符がつきますので、このデッキを足掛かりに今回紹介した改造パーツ等で強化していけばよいのではないでしょうか。
もう一つの「スーパービクトリーデッキ2023」の「燃えよ紅蓮のガイアール」も紹介していますのでそちらもぜひどうぞ!
また、デュエプレ公式でも懐かしの「デッキ開発部」で「咆えろ漆黒のガロウズ」の紹介をしていますね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
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・デュエプレ 3周年記念ムービー タイトル画像
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