2024年3月28日(木)に『デュエル・マスターズプレイス』の第25弾「轟炎革命 -LEGEND EVOLUTION-」が実装され、ついにデュエプレも革命編に突入しました。
【レッドゾーン】を握ってランクマッチを爆走しておられる暴走族の皆さんも多数おられるとおもいます。
そんな暴走族の皆さんが革命編でどうなるのか気になっているギミックがお有りかと思われます。
そう……「禁断」についてです。
当ブログでも以前投稿した革命編の紹介記事で取り上げました。
革命編と言えば革命、侵略が代表的なギミックとして挙げられますが、禁断はそれ以上にデュエマ界に革命を巻き起こしたギミックでしたね。
TCG版ではこれまでに無いタイプのカードという事で当時プレイしていたプレイヤーは皆、騒然としました。
デュエプレで登場するならばおそらく次弾の第26弾、遅くとも第27弾で実装されるのではないかと思います。
そんな禁断についてはたしてデュエプレにはどのような感じで実装されるのか考察していきたいと思います。
デュエプレ版禁断がどうなるか気になる方はぜひ読んでみてください!
この記事がおススメな方
・《伝説の禁断ドキンダムX》がどのようなカードか知りたい方。
・デュエプレ版《伝説の禁断ドキンダムX》がどのようになるのか気になる方。
禁断について
カードとしての禁断
そもそも「禁断」ってどんなカードだったっけ?
《禁断 ~封印されしX~》/《伝説の禁断ドキンダムX》はTCG版初となるゲーム開始時にバトルゾーンに存在するカードとして鳴り物入りで登場しました。
両面カードですが、超次元ゾーンには入れずにメインデッキのうちの1枚として扱います。
(なので、《禁断 ~封印されしX~》を入れた場合のメインデッキの総枚数は39枚です)
《禁断 ~封印されしX~》はただバトルゾーンに存在するわけでなく、山札の上からカードを6枚禁断の上に裏向きで重ねます。
裏向きに重ねたカードは「封印」と呼ばれますね。
封印は火の「コマンド」がバトルゾーンに出るたびに1枚ずつ墓地に置かれ、6枚の封印が外れると「禁断解放」ということで裏返ります。
禁断解放後は《伝説の禁断ドキンダムX》となり意趣返しとばかりに相手クリーチャーに封印を1つずつ付けます。
封印が付いたクリーチャーはバトルゾーンに存在しないものとして扱い、封印されたクリーチャーと同文明のコマンドがバトルゾーンに出れば封印を墓地に置くことが可能です。
《伝説の禁断ドキンダムX》自体はパワー99999にもかかわらずT・ブレイカーどまりとかなり異質なクリーチャーとなっています。
また、《伝説の禁断ドキンダムX》がバトルゾーン以外のゾーンに置かれるとその時点で《伝説の禁断ドキンダムX》をコントロールしているプレイヤーは強制的にゲームに敗北!
(コスト4以下の呪文に選ばれない能力もありますが……)
バトルゾーンから離れると自分が即ゲームに敗北するという事でリスキーなカードに見えますが、【レッドゾーン】だと禁断解放した時点で相手のシールドが1・2枚もしくは0枚ということも多々あったため、S・トリガーを踏む確率は低く、むしろダメ押しとして働くことの多かったですね。
もちろん、敗北のリスクが付きまとうので、それを嫌うのであれば採用しないというのも一つの手です。
また、【モルトNEXT】だと同時に登場した革命0トリガーもちの《ボルシャック・ドギラゴン》で封印を外すことができ、追い込まれたと見せかけて逆転の禁断解放といった動きができました。
あと、封印は「カード」扱いなのでバトルゾーンのカードを山札に送る《オールデリート》で一気に封印を剥がす裏技もあります。
デュエマの漫画・アニメ及び背景ストーリーの禁断
デュエマの原作漫画やアニメで「禁断」はどう活躍したっけ?
デュエマの漫画・アニメでは中学生勝太編の2年目、3年目の敵役だったバサラの切り札でした。
デュエプレでも第25弾でスキン化された人気キャラですね。
登場当初はただの速攻野郎だったバサラが《伝説の禁断ドキンダムX》を手にしたあたりから闇堕ちした感がありました。
デュエマの背景ストーリーでも確か活躍したんだよね?
背景ストーリーでは、革命編の黒幕がランド大陸を滅ぼすために《伝説の禁断ドキンダムX》の封印を解きました。
しかし、最終的に黒幕の手を離れ、ランド大陸を禁断はびこる地獄の世界へと変えてしまいます。
TCG版の革命編の背景ストーリーは《伝説の禁断ドキンダムX》を誰も止めることができないというバッドエンドで幕が下ります。
一応、次シリーズの革命ファイナルでは中ボスポジションとしてとあるドラゴン達によって倒されることになります。
ただ、そんな《伝説の禁断ドキンダムX》も実はより強大な存在の尖兵でしかなかったというのがオチでしたね。
デュエプレ版禁断考察
そもそも実装されるのか?
ぶっちゃけた話、「禁断」はデュエプレで実装されるの?
そもそも論として《禁断 ~封印されしX~》/《伝説の禁断ドキンダムX》が実装されるのかという問題があります。
結論から言うと、私は実装される可能性が高いのではないかと考えています。
デュエプレでは「神帝」をはじめとして人気が高くても実装されないテーマもありましたが、ここ最近のデュエプレではTCG版での主要なカードはなるべく登場させるようにしている傾向にあります。
(《無法伝説 カツマスター》……知らない子ですねぇ)
……(涙)
第25弾では《轟く侵略 レッドゾーン》を主力とする【レッドゾーン】(通称、【バイク】)は《禁断 ~封印されしX~》/《伝説の禁断ドキンダムX》も含めての強さなので実装されなければTCG版よりも弱体化することになります。
《禁断 ~封印されしX~》/《伝説の禁断ドキンダムX》が実装されるということを織り込んで【レッドゾーン】を組んでいるプレイヤーもおられると思いますのでデュエプレ公式としてはその方々の期待を裏切らないよう実装したいところではないでしょうか?
また、前述のとおり、背景ストーリーにも《伝説の禁断ドキンダムX》は大きく関わってくるので、《伝説の禁断ドキンダムX》がなければ革命編・革命ファイナル編の背景ストーリーを大幅改変しなくてはならないというのも気になる点です。
レアリティは?
「禁断」のレアリティはどうなるんだろう?
レジェンドカードと比べて手に入りにくいのかな?
《禁断 ~封印されしX~》/《伝説の禁断ドキンダムX》はTCG版では「禁断レジェンドカード」のレアリティが与えられています。
レジェンドカードよりも価値の高いレアリティですね。
カードの仕様上、デッキに1枚しか入れられないカードとなりそうなので、デュエプレでも低確率でパックから入手できるような仕様にする可能性が高いと考えられます。
生成するにしてもレジェンドカードの生成に必要なDMポイントよりも高いポイントが要求されそうです。
バトルゾーンを圧迫する?
デュエプレには盤面制限があるけど「禁断」1枠とるのかな?
《禁断 ~封印されしX~》/《伝説の禁断ドキンダムX》はゲーム開始時からバトルゾーンに存在するカードということでバトルゾーンの枠をあらかじめ1枠とるのかという疑問が浮かぶと思います。
デュエプレではクロスギアやドラグハートも1枠取るような仕様にしているので《禁断 ~封印されしX~》/《伝説の禁断ドキンダムX》も1枠取る可能性が高いと考えます。
【レッドゾーン】のような上に進化クリーチャーを重ねていくタイプのデッキはともかく、【モルトNEXT】はドラグハートで盤面を圧迫するのでよりバトルゾーンがカツカツになってしまいます。
デュエプレで《禁断 ~封印されしX~》/《伝説の禁断ドキンダムX》を採用するとなるとTCG版以上にハンデを背負うことになりそうです。
封印の扱い
「封印」のギミックはデュエプレではどうなるんだろう?
火のコマンドをバトルゾーンに出す事で《禁断 ~封印されしX~》に付いている封印を外していき、6枚全ての封印が外れると禁断解放!
封印が外れると禁断解放し、相手のクリーチャー全てに封印を1つずつ付けます。
ここで気になるのが封印が付いたクリーチャーの扱いです。
TCG版では封印が付いたクリーチャーはカードとしては物理的にバトルゾーンに置いてあるが、バトルゾーンに存在しないものとして扱うというルールでした。
バトルゾーンには存在しない扱いだが、盤面は圧迫したままだと盤面制限までクリーチャーを展開した状態で封印されると事実上詰みとなってしまいます。
コマンドを出す事も出来ないので封印を外すことも不可能……。
ただ、盤面制限一杯でクリーチャーが墓地に置かれてもコマンドをバトルゾーンに出せば封印が外れるようなルールにするのかもしれません。
個人的には封印ゾーンのような場所を新たに作って封印されたらそちらに移動し、封印されたクリーチャーに対応する文明のコマンドを出すたびにバトルゾーンに復帰できるとか良さそうに思います。
そうした場合、盤面を6枠埋めた後にコマンドを出して封印されたクリーチャーを復帰させたらどうなるのか気になるところですが……。
バトルゾーンに復帰せずにそのまま墓地送りでしょうか?
いっその事封印の実装をオミットするのも一つの手かもしれません。
TCG版で最近登場した《DARK MATERIAL COMPLEX》のように火のコマンドが場に出るたびに山札の上1枚を《禁断 ~封印されしX~》の下に重ねて6枚になれば禁断解放というのはどうでしょうか?
《伝説の禁断ドキンダムX》の禁断解放時の能力は「相手のクリーチャーの能力を全て無視する」とかにしてもいいかもしれません。
それだったら最悪盤面一杯でも相手のシールドを殴ってとどめを刺すと言う勝ち筋は残されています。
王来篇にリメイクされた《伝説の禁断ドキンダムX GS》も登場時能力は相手に封印を付けるのでなく、能力無視へと変更されていますしね。
敗北効果はどうなる?
「禁断」はバトルゾーンを離れたら負けだったけれどデュエプレでもそうなるのかな?
《伝説の禁断ドキンダムX》を語る上で忘れてはならないのが、バトルゾーンを離れた時の敗北効果です。
個人的にはデュエプレ版《伝説の禁断ドキンダムX》の敗北効果はオミットされるのではないかと考えています。
デュエプレでは《禁断 ~封印されしX~》/《伝説の禁断ドキンダムX》がバトルゾーンの1枠を取ることになりそうなので、それがハンデと見なされて特殊敗北効果は削除される可能性は高いと思います。
また、デュエプレでは現在、特殊勝利効果をもつクリーチャーは何体かいますが、特殊敗北効果をもつクリーチャーは1体も存在しません。
デュエプレで実装された《無双竜機ボルバルザーク》、《光姫聖霊ガブリエラ》はTCG版では特殊敗北効果をもっていましたが、デュエプレ版ではオミットされていますね。
なので、デュエプレ版《伝説の禁断ドキンダムX》もそれらにならって特殊敗北効果が削除されるのではないでしょうか?
TCG版では両面カードが山札やシールドゾーンに移動した場合、ゲームの進行に都合が悪かったためそれを解消するために特殊敗北効果が設けられました。
ただ、DCGのデュエプレだと両面カードもカードが別のカードに置き換わるという形で問題なくゲームの進行が可能なので物理的な問題は発生しません。
デュエプレ版《伝説の禁断 ドキンダムX》徹底考察まとめ
以上、デュエプレ版《伝説の禁断 ドキンダムX》についての考察となります。
冒頭にも述べたようにTCG版『デュエル・マスターズ』でも「禁断」の登場はプレイヤー間に大きな衝撃を与えました。
ただ、デュエプレで登場するにはいくつか課題があるように思います。
(主に盤面制限のせい)
一説によるとTCG版の《禁断 ~封印されしX~》/《伝説の禁断ドキンダムX》のカードデザインには半年ほど時間をかけていたらしいですが、2か月スパンで新弾が実装されるデュエプレでじっくり調整をする時間があるのかは疑問です。
何はともあれデュエプレでも《伝説の禁断ドキンダムX》を使ってみたいと考えている方は多いと思いますので、ぜひ実装されて(環境を破壊しない程度に)活躍してほしいですね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
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