皆さんデュエプレ楽しんでいますか?
さて、デュエプレの元になったTCG版デュエル・マスターズには「背景ストーリー」が存在します。
デュエマの公式でもたびたび取り上げられていますね。
そして、デュエマから派生したデュエプレでも当然のことながら背景ストーリーがあります。
ただし、デュエプレとTCG版デュエマの背景ストーリーは大まかな流れは同じですが細部が異なっていたりしますね。
具体的にはTCG版とは登場する時期が異なるクリーチャー達がいたり、そもそも登場しないクリーチャーが存在したりとかですね。
この記事ではデュエプレとTCG版デュエマの背景ストーリーの異なる点を解説したいと思います。
前回の記事では以下のエキスパンションについて解説しました。
・DMPP-10「戦国武闘会 -SAMURAI X KNIGHT-」
・DMPP-10EX「魔帝剣征 -BATTLE OF GLORY-」
・DMPP-11 「戦極大決戦 -CLIMAX GALAXY-」
(TCG版の「戦国編」に相当)
今回の記事ではデュエプレの以下のエキスパンションについて解説します。
・DMPP-12 「太陽の神歌 -NEXT EVOLUTION-」
・DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」
(TCG版の「神化編」に相当)
この記事がおススメな方
・デュエプレ背景ストーリーのDMPP-12 「太陽の神歌 -NEXT EVOLUTION-」、DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」の大まかな流れが知りたいという方。
・デュエプレ背景ストーリーDMPP-12&DMPP-13のTCG版と異なる点を知りたいという方。
デュエプレ背景ストーリーの要約(DMPP-12~DMPP-13)
神化編(DMPP-12~DMPP-13)
しかし、「ヘヴィ・デス・メタル」には歯が立たない。
そのうちの1つ「ラムーン」によって神羅が誕生する。
オリジン達のリーダー「エンペラー・キリコ」は神羅達を蹴散らし、そして、オリジン軍は瞬く間に各文明を制圧していった。
NEXは「ライジング・NEX」へ究極進化し「エンペラー・キリコ」を撃破した。
白騎士、死神、そして「ボルシャック・クロス・NEX」へと姿を変えたNEXが「オリジナル・ハート」の衝突を阻止せんとする。
五文明は平和条約の「フィオナ協定」を結び平和を維持していくことを誓ったのであった。
TCG版との違い(神化編)
オリジン・ゴッドが登場しない
神化編と言えば、究極進化クリーチャー以外にも大きな目玉がありました。
そう、4体以上のゴッドがリンクしたり、2体の進化ゴッドがリンクして誕生するオリジン・ゴッドです。
映画のボスクリーチャーとしても活躍した「神帝」をはじめ、「創世神」、「起源神」と個性豊かなメンツがいたのですが、あろうことかデュエプレには1体も登場しませんでした。
(「神王」は背景ストーリーで言及されていないため除外しています)
神化編の目玉要素の1つであるゴッドが全てオミットされた関係で、背景ストーリーの展開もTCG版とは大きく異なるところが出てきています。
一応、神化編のデュエプレ背景ストーリーの後編は「神帝」の復活を企むオリジン軍 VS 「神帝」の復活を阻止する超獣世界の住民達となっており「神帝」自体は背景ストーリーに絡んではいますが……。
最終的に「神帝」の復活は《ボルシャック・クロス・NEX》をはじめとする超獣世界のクリーチャー達の活躍によって防がれることになります。
強大な存在の復活を阻止しようとするも、結局失敗に終わり、何とかして復活した強大な存在を倒すというストーリーはよくありますが(『ドラクエ8』とか……)、強大な存在の復活を阻止に成功してそのままめでたしめでたしという話はかえってあまり無いように思いますね。
究極進化クリーチャーの対抗相手
究極進化クリーチャー達の対抗相手
DCG版:《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル》
TCG版:オリジン軍
進化クリーチャーから進化する究極進化クリーチャー。
TCG版では究極進化クリーチャー達はオリジンの侵略に対する怒りによって誕生し、オリジン軍の掃討に加わります。
しかし皮肉なことに究極進化クリーチャー達の膨大なパワーが時空の裂け目を拡張し、オリジンのゴッドである「神帝」を呼び寄せることに……。
デュエプレでは衛星「ラムーン」によって誕生し、《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル》の侵攻を食い止めることに貢献しますね。
究極進化クリーチャーの最期
究極進化クリーチャーを倒したクリーチャー
DCG版:《エンペラー・キリコ》
TCG版:神帝
圧倒的な力を誇った究極進化クリーチャー。
そんな究極進化クリーチャーもさらに圧倒的な力を誇るクリーチャーに倒されます。
デュエプレ背景ストーリーで究極進化クリーチャーを討ったのは《エンペラー・キリコ》です。
デュエプレ背景ストーリーでオリジン軍のリーダー的存在の《エンペラー・キリコ》ですが、TCG版の背景ストーリーでは特に活躍が描かれませんでした。
TCG版の背景ストーリーでは超獣世界に降臨した「神帝」によって究極進化クリーチャー達は始末されてしまいます。
デュエプレでは「神帝」が登場しないから仕方がない……。
あと、余談ですが、デュエプレ背景ストーリーで《エンペラー・キリコ》が使役しているという「碧眼の伝説龍」とは一体どのクリーチャーなのでしょうか?
エンペラー・キリコはその力によって、異世界から碧眼の伝説龍を使役したのだった。
《光器クシナダ》(デュエプレ)のフレーバーテキストより引用
デュエプレ背景ストーリーで登場するクリーチャーはたいてい名前が明らかにされるので「碧眼の伝説龍」で一貫して通されているのは少々異質な気もしますね。
一応、「碧眼の伝説龍」候補としては以下が挙げられます。
「碧眼の伝説龍」とは?
候補1:《緑神龍ディルガ・ベジーダ》
⇒《エンペラー・キリコ》と同じ弾に収録。ただ、目が緑色で碧眼とは言い難い(緑目は翠眼と呼ぶらしいです)
候補2:《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》
⇒《エンペラー・キリコ》のランクマでのマブダチ。目は碧眼には見えないが……。
候補3:《暴嵐竜 Susano-O-Dragon》
⇒TCG版で登場したキング・コマンド・ドラゴンのオリジン。デュエプレで収録されていないからぼかした表現なのかもしれません。異世界という表現もTCG版を表わしているのかも……。
神羅ライジング・NEXが撃破した相手
《神羅ライジング・NEX》が撃破した相手
DCG版:《エンペラー・キリコ》
TCG版:神帝
《ボルシャック・NEX》が究極進化してたどり着いた姿が《神羅ライジング・NEX》です。
TCG版では「神帝」を倒すために特訓の末、究極進化を果たして《神羅ライジング・NEX》となり「神帝」を討ち取ります。
デュエプレでは《神羅ライジング・NEX》は《エンペラー・キリコ》を撃破していました。
どうやら、デュエプレ背景ストーリーの《エンペラー・キリコ》はTCG版背景ストーリーの「神帝」の役回りを担わされているように思えますね。
ボルシャック・クロス・NEXについて
《ボルシャック・クロス・NEX》が行ったこと
DCG版:落下する「オリジナル・ハート」を食い止める
TCG版:「創世神」の撃破
究極進化を超えた力をもつ《ボルシャック・クロス・NEX》。
TCG版では「創世神」に敗れた《神羅ライジング・NEX》がルピア達の助力を経て復活した姿となります。
《ボルシャック・クロス・NEX》は「創世神」の撃破に成功し、それによってオリジン軍におされていた超獣世界のクリーチャー達は再び勢いを盛り返すことになりました。
デュエプレでは《神羅ライジング・NEX》が姿を変えて《ボルシャック・クロス・NEX》となり「白騎士」、「死神」とともに地上に落下する「オリジナル・ハート」を食い止めます。
TCG版でも「オリジナル・ハート」が落下するのをNEXが食い止める展開があったのですが、それを食い止めたのは《ボルシャック・クロス・NEX》ではありませんでした。
超神羅ロマノフカイザー・NEXが登場しない
TCG版背景ストーリーで「オリジナル・ハート」の落下を止めたのは究極進化MAXの《超神羅ロマノフカイザー・NEX》でした。
主人公キャラのNEXとライバルキャラのロマノフが合体して誕生したクリーチャーとなっています。
TCG版背景ストーリーでは最後に登場したオリジン・ゴッドの「起源神」に対抗する最終手段としてNEXとロマノフが融合!
そのまま究極進化の壁を突破し《超神羅ロマノフカイザー・NEX》が誕生しました。
《超神羅ロマノフカイザー・NEX》は起源神を撃破すると、そのまま地上へと落下する「オリジナル・ハート」へと特攻し「オリジナル・ハート」と共に消滅しました。
デュエプレでは究極進化MAXが実装されなかった関係で《超神羅ロマノフカイザー・NEX》は登場しませんでしたね。
《超神羅ロマノフカイザー・NEX》は勝舞のNEXとザキラのロマノフが合体したという設定にも関わらず、原作漫画・アニメのどちらにも登場していないカードなのでデュエプレでの実装を期待していたのですが……。
デュエプレの背景ストーリーのTCG版との違い解説まとめ
以上が、DMPP-12 「太陽の神歌 -NEXT EVOLUTION-」、DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」におけるデュエプレ背景ストーリーのTCG版との違いとなります。
今回の記事では神化編の背景ストーリーを取り上げました。
神化編は今まで以上にデュエプレとTCG版で背景ストーリーが大きく異なっていましたね。
やはり、デュエプレ内でオリジン・ゴッドや究極進化MAXがオミットされた影響は大きいです。
次回の覚醒編は今回の神化編よりは変更点が少ないですが、ところどころ異なる点がありますので楽しみにしていてください。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
次回記事:
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サムネイル画像:
・デュエプレ 第12弾「太陽の神歌 -NEXT EVOLUTION-」タイトル画像
・いらすとや
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