2022年11月12日、デュエル・マスターズプレイス公式チャンネルにて第17弾「ライジング・アライズ-希望の王女-」のティザームービーが公開され、ビクトリーとスーパーレアの詳細情報も判明しつつありますね。
今回は最新弾のビクトリーをTCG版とも比較しつつ紹介していきたいと考えています。
一応、少し前の記事で予想記事も出してますのでそちらも併せてどうぞ!
ビクトリー(ハンター)
唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
ついにやって来た最強サイキック・スーパー・クリーチャー。
ティザームービーでは呼び出し用のカードが一切公開されていなかったため個別に収録されてるのかと思いきや、《超次元リュウセイ・ホール》に3体の強力サイキック・セルがついて来るという大盤振る舞い!
デュエプレ始めた人がまず最初に生成するのは《超次元リュウセイ・ホール》ということになりそう……。
超次元リュウセイ・ホール
TCG版からの変更点
・レアリティがコモンからビクトリーに昇格。
・呼び出せるサイキック・クリーチャーの種族は「ハンター」のみに弱体化。
クロニクルデッキ限定の超次元呪文がまさかの登場。
しかし、呼び出せるサイキック・クリーチャーが「ハンター」のみになったので呼び出せる範囲は思った以上に狭いです。
この弾で登場するハンター・サイキック・クリーチャーは《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》のサイキック・セル以外は光、もしくは闇ですしね。
もし、《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》や《紅蓮の怒 鬼流院 刃》が実装されれば範囲は広くなりそうですが……。
ただ、《超次元リュウセイ・ホール》について来る勝利シリーズのサイキック・クリーチャーはどれも強力ですし、この呪文の追加効果もドロー、火力、マナ加速と汎用性が高いので弱体化はしたものの依然利用価値は高いです。
勝利のガイアール・カイザー
TCG版からの変更点
・特になし
超強力アンタップキラーサイキック・クリーチャー。
除去能力をもつ超次元呪文と合わせれば2体の相手クリーチャーを排除可能です。
同日公開の《ドンドン吸い込むナウ》と合わせてシステムクリーチャー冬の時代が到来かもしれません。
勝利のリュウセイ・カイザー
TCG版からの変更点
・コストの変更
変更前)6
変更後)7
TCG版では相手のマナをタップインさせるサイキック・クリーチャーでした。
デュエプレではマナゾーンに置かれたマナをそのターン使用不可にします。
コストが6から7になり《次元流の豪力》や《カモン・ピッピー》の呼び出し範囲からは外れました。
流石にそうでないと、同じ弾に収録される《流星のフォーエバー・カイザー》の立つ瀬が無くなりますからね。
素直にコスト5の超次元呪文から呼び出しましょうということですね。
勝利のプリンプリン
TCG版からの変更点
・レアリティがコモンからビクトリー相応に昇格。
相手クリーチャーの攻撃とブロックを封じる万能サイキック・クリーチャーです。
同日公開の《超次元ホワイトグリーン・ホール》と合わせれば、相手の動きを封じつつ、シールド追加とマナ回収が一挙にこなせます。
《勝利のプリンプリン》は超次元を扱うデッキならばビート、コントロール問わず幅広く採用されるサイキック・クリーチャーなので、多くのプレイヤーが《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》を使う予定がなくとも《超次元リュウセイ・ホール》を生成することになりそうです。
リンクは「V(ビクトリー)覚醒リンク」でどのような順番でサイキック・セルを出しても3体そろった時点で《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》となります。
唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
TCG版からの変更点
・リンク解除で超次元に戻るクリーチャーの指定
変更前)3体のうち任意の1体
変更後)《勝利のガイアール・カイザー》指定
エピソード1の集大成となる最強サイキック・スーパー・クリーチャーです。
相手クリーチャーとのバトルに勝てばアンタップし、バトルに勝つたびに相手のシールドを2枚ずつ手札に加えさせることができます。
《勝利のガイアール・カイザー》をバトルゾーンに出したターンにリンクできればアンタップ状態の相手クリーチャーも攻撃対象にできるのが凶悪です。
さらに、ワールド・ブレイカーも搭載しており、超次元呪文が搭載されるデッキのお手軽打点製造機として重宝されていくでしょう。
リンク解除で超次元ゾーンに戻るのが《勝利のガイアール・カイザー》指定となりましたが、もう一体《勝利のガイアール・カイザー》をバトルゾーンにスペアで用意しておけば一回除去を喰らっても再び「V覚醒リンク」で《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》が爆誕します。
ビクトリー(エイリアン)
絶対絶命ガロウズ・ゴクドラゴン
予想記事でも紹介したサイキック・スーパー・クリーチャーです。
しかし、呼び出し先のクリーチャーとして選ばれたのが《天下統一シャチホコ・カイザー》だというのが意外でした。
その名の通り、天下統一(レアリティの頂点という意味で……)を果たしたと言えるのではないでしょうか?
天下統一シャチホコ・カイザー
TCG版からの変更点
・レアリティがべりーレアからビクトリーに昇格。
・進化元にエイリアンが追加。
・呼び出せるエイリアン・サイキック・クリーチャーの文明制限の撤廃。
自軍破壊時に超次元ゾーンからエイリアン・サイキック・クリーチャーを呼び出せる進化エイリアンです。
呼び出しは各ターンに1体に弱体化されるだろうな……と思っていましたが、回数制限なしでかつ文明制限が撤廃されるという超強化を受けました。
《ガロウズ・セブ・カイザー》や《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》なんかを呼び出すことも可能になり、TCG版よりも幅広い戦略がとれそうです。
進化元も「エイリアン」が追加されたことで《西部人形ザビ・バレル》や《セブ・コアクマン》なども進化元にできます。
《天下統一シャチホコ・カイザー》といえば《戦略のD・Hアツト》で墓地を肥やして《湧水の光陣》で釣り上げる「湧水シャチホコ」がメジャーでした(《戦略のD・Hアツト》と《湧水の光陣》は同日公開)が、進化元が拡張されたましたので別にその動きにこだわる必要は無さそうです。
激沸騰!オンセン・ガロウズ
TCG版からの変更点
・火と水の非進化クリーチャーを召喚時に出し直す効果において山札の上に表向きに置く工程が削除。
火と水のクリーチャーが出た時、そいつを山札の上に置いた後再度バトルゾーンに出すことができるようにするサイキック・クリーチャーです。
一見、何がしたいんだ? と思えますが、出た時効果を2回発動させたり、離れた時効果を能動的に起動させたりできます。
強力な出た時効果をもつ《サイバー・G・ホーガン》や出た時効果と離れた時効果をもつ《ドスコイ・イチバンボシ》などが相性が良いです。
他にも、同じ弾に収録される《カモン・ピッピー》(次の記事で紹介)も《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》(次の記事で紹介)を即リンクさせることができるようになるため良さそうですね。
ただ、P‛s覚醒リンクで即リンクさせるならばこの能力はあまり活用されることが無さそうです……。
ですから、《激沸騰!オンセン・ガロウズ》の効果を活かしたければそれ専用のデッキを構築する必要がありそうです。
激天下!シャチホコ・カイザー
TCG版からの変更点
・レアリティがコモンからビクトリー相応に昇格。
・蘇生効果の使用の任意化。
ターン開始時に墓地のコスト3以下のクリーチャーをバトルゾーンに出せるサイキック・クリーチャーです。
《霞み妖精ジャスミン》や《特攻人形ジェニー》などの自壊クリーチャーの効果を毎ターン使いまわすことが可能です。
そこに《天下統一シャチホコ・カイザー》を絡めればターンのはじめにエイリアン・サイキック・クリーチャーが登場することになります。
TCG版では「湧水シャチホコ」のみならず、「ドロマー(光水闇)超次元」などのデッキでも幅広く採用されていましたね。
また、TCG版とは異なり蘇生効果は任意となりましたので、墓地に残しておきたいクリーチャーを無理にバトルゾーンに出す必要はありません。
非常に強力な効果をもっていますが、TCG版でのレアリティはコモンでした。
しかし、デュエプレではビクトリーカードに付属するのでレアリティはビクトリー相応です。
ある意味、レアリティが一番上がったカードになりそうです。
(出世魚ならぬ出世鯱ですね)
激相撲!ツッパリキシ
TCG版からの変更点
・レアリティがコモンからビクトリー相応に昇格。
・覚醒リンクが「P‛S覚醒リンク」へと強化。
他のクリーチャーのパワーをそのクリーチャーがもつ文明一つにつき1000上昇させるサイキック・クリーチャーです。
種族に「フレイム・コマンド」をもつため《超次元ライデン・ホール》(次の記事で紹介)で2体出せば《時空の精圧ドラヴィタ》の覚醒条件を満たすこともできます。
覚醒リンクは例によって「P‛s覚醒リンク」へと強化されました。
絶対絶命ガロウズ・ゴクドラゴン
TCG版からの変更点
・リンク解除で超次元に戻るクリーチャーの指定
変更前)3体のうち任意の1体
変更後)《激沸騰!オンセン・ガロウズ》指定
デュエプレでは史上初の山札破壊能力をもつ超凶悪サイキック・スーパー・クリーチャーです。
このクリーチャーの攻撃が通った時点で山札回復手段が無い限り相手のターンは残り1ターンとなります。
TCG版ではターンのはじめに覚醒リンクで登場だったため対処はそこまで困難ではありませんでしたが、デュエプレでは油断していると「P‛S覚醒リンク」によって突然姿を現して山札を削られることとなります。
さらに、TCG版では山札破壊の代名詞的存在だった《ヴォルグ・サンダー》の山札破壊効果がデュエプレでは消滅したことによって、その対策カードである《悠久のフォーエバー・プリンセス》がデュエプレで実装されるか怪しくなりました。
ですから、天敵を気にせず暴れられそうですね。
(逆にコイツが《悠久のフォーエバー・プリンセス》実装の呼び水になるかも……)
まとめ
以上が、第17弾「ライジングアライズ -希望の王女-」のビクトリーレアの紹介となります。
私が愛用していた《天下統一シャチホコ・カイザー》が強化され、かつビクトリーに格上げされて実装されたのは嬉しいですね。
当時、公認大会で1年ほどずっと《天下統一シャチホコ・カイザー》を使い続けていた記憶があります。
当時の私の見る目に間違いは無かったのだ……。
それはさておき、次の記事では第17弾のスーパーレアのカードを紹介していきたいと考えています。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
次回記事:
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引用元:デュエル・マスターズプレイス公式Twitter
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