2023年9月15日(金)に『デュエル・マスターズプレイス』の第22弾「龍解紅蓮伝-BIGINNING SAGA-」のティザームービーが公開されました。
それにともなって、デュエプレ公式X(旧Twitter)で第22弾の新カードの情報が次々と公開されていますね。
今回は最新弾のビクトリーとスーパーレアをTCG版とも比較しつつ紹介していきたいと考えています。
この記事では第22弾で実装予定のビクトリーのカードを紹介していきます。
一応、少し前の記事で予想記事も出してますのでそちらも併せてどうぞ!
ビクトリー
龍覇エバーローズ & 不滅槍 パーフェクト/天命王 エバーラスト
龍覇 エバーローズ
TCG版からの変更点
・レアリティがレアからビクトリーに昇格。
光のビクトリードラグナーがこの《龍覇 エバーローズ》。
登場時能力で超次元ゾーンからコスト2以下のドラグハートかコスト4以下の光のドラグハートをバトルゾーンに出せます。
光のブロッカーなので例によって《ヘブンズ・ゲート》でタダ出しが可能となっています。
最近の【ヘブンズ・ゲート】では出た時能力でさらにブロッカーをタダ出しできる《天門の精霊ヘブンズ》や《真実の名 タイガー・レジェンド》がいるのでそれらと一緒に出せば簡単に《不滅槍 パーフェクト》の龍解条件が達成できますね。
不滅槍 パーフェクト
TCG版からの変更点
・龍解条件のクリーチャー数の変更。
DCG版)4体
TCG版)5体
装備したドラグナーを破壊以外の除去から守る光のドラグハート・ウェポン。
ターン終了時に規定の数のクリーチャーがいればクリーチャー面に裏返ります。
デュエプレでは龍解に必要なクリーチャーの数がTCG版から1体減って、4体となりました。
龍解条件が緩くなり、気づいたら裏返っているという事が多発しそうですね。
天命王 エバーラスト
TCG版からの変更点
・除去耐性の範囲の拡大。
DCG版)光のクリーチャー
TCG版)光のドラゴン
《不滅槍 パーフェクト》が龍解すると《天命王 エバーラスト》となります。
13500のパワーとブロッカー、そして、自分のブロッカークリーチャーの攻撃できない能力を無効化する能力と《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》を想起させるスペックをもちます。
また、自軍の光クリーチャーへの破壊以外の除去を無効化する能力を有します。
最近のデュエプレでよく見かける《ドンドン吸い込むナウ》や《母なる大地》といったゾーン移動系の除去への耐性を自軍に与えられますね。
TCG版では除去耐性を与えられるのは光のドラゴンでしたが、デュエプレでは範囲が拡大されて一般の光クリーチャーも対象となっています。
よって、TCG版以上に光の小型クリーチャーを展開する系のデッキや【ヘブンズ・ゲート】に合うカードとなっていますね。
龍覇 メタルアベンジャー & 真理銃 エビデンス/龍素王 Q.E.D.
龍覇 メタルアベンジャー
TCG版からの変更点
・レアリティがレアからビクトリーに昇格。
水のビクトリードラグナーがこの《龍覇 メタルアベンジャー》。
登場時能力で超次元ゾーンからコスト2以下のドラグハートかコスト4以下の水のドラグハートをバトルゾーンに出せます。
また、相手の呪文の効果で選ばれません。
除去呪文を恐れずに《真理銃 エビデンス》の龍解を狙うことができます。
ただ、クリーチャーの能力のによる除去には無力なので過信しないようにしましょう。
真理銃 エビデンス
TCG版からの変更点
・ドローが強制へと変更。
バトルゾーンに出た時と装備したクリーチャーが攻撃する時に1ドローできる水のドラグハート・ウェポンです。
ただ、これだけだと正直物足りないので《龍素王 Q.E.D》への龍解を狙いたいところ。
デュエプレでは1ドローが強制効果となりました。
龍解条件は自分のターン中に自分の水のクリーチャーまたは水の呪文を合計3枚以上、召喚または唱えていることです。
水の超次元呪文で水のクリーチャーを出しても「召喚」でないので1枚しか数えられないことには注意しましょう!
龍素王 Q.E.D.
TCG版からの変更点
・タダ召喚、タダ詠唱の強制化。
《真理銃 エビデンス》が龍解すると《龍素王 Q.E.D.》となります。
各ターンのはじめに使用するクリーチャーと呪文をコストを支払わずに使用できるようになります。
また、呪文に対して選ばれない能力ももっていますね。
デュエプレではタダ召喚とタダ詠唱が強制となりました。
コスト踏み倒しを規制するカードが相手の場にある時にはコストを支払ってプレイするということができなくなり少々弱体化してしまいましたね。
それ以上に問題なのが《龍素王 Q.E.D.》で使って嬉しい水のクリーチャーと呪文がTCG版と比べて少なめな点です。
《インビンジブル・テクノロジー》がDP殿堂で《神々の逆流》が未実装ですし、タダ召喚して嬉しいコストの重めの水のクリーチャーも目ぼしいものがあまりいません。
素直に《英知と追撃の宝剣》を連打するのが良策でしょうか?
一応、第22弾には《ハイドロ・フォーメーション》という重量級水呪文の新入りが実装されるようですが……。
龍覇 ウルボロフ & 滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル/魔壊王 デスシラズ
龍覇 ウルボロフ
TCG版からの変更点
・レアリティがレアからビクトリーに昇格。
闇のビクトリードラグナーがこの《龍覇 ウルボロフ》。
登場時能力で超次元ゾーンからコスト2以下のドラグハートかコスト4以下の闇のドラグハートをバトルゾーンに出せます。
また、スレイヤーももっていますね。
《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》の龍解の生贄として墓地に送った後は闇文明お得意の墓地回収や墓地からのタダ出しで再利用してやりましょう。
滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル
TCG版からの変更点
・特になし。
バトルゾーンに出た時と装備したクリーチャーが攻撃する時に墓地からコスト5以下のファンキー・ナイトメアをタダ出しできる闇のドラグハート・ウェポンです。
頭数を増やして《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》自体の龍解につなげるというのがコンセプトですね。
ぜひとも、破壊時能力をもつファンキー・ナイトメアをまとめて破壊して少しでも得をしたいところ……。
また、バトルゾーンにクリーチャーが3体以下でも、龍解自体はできるというのは覚えておきたいところ。
ただ、《魔壊王 デスシラズ》は超次元ゾーンに戻ってしまいますが……。
《魔壊王 デスシラズ》の龍解時能力で相手クリーチャーを破壊できるため、相手のバトルゾーンに厄介なクリーチャーがいる場合に役立ちますね。
魔壊王 デスシラズ
TCG版からの変更点
・特になし。
《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》が龍解すると《魔壊王 デスシラズ》となります。
龍解時能力で相手のクリーチャーを1体破壊可能です。
先に述べたようにバトルゾーンが3体以下の場合でも《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》を龍解させることで除去呪文のように扱う事が可能ですね。
また、攻撃時能力で墓地から闇の進化でないクリーチャーを1体タダ出しできます。
龍解時に破壊した《龍覇 ウルボロフ》を蘇生して2枚目の《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》をバトルゾーンに用意すれば龍解時に減らした盤面を簡単にリカバリーすることが可能です。
龍覇 グレンモルト & 銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ
龍覇 グレンモルト
TCG版からの変更点
・レアリティがレアからビクトリーに昇格。
ドラゴン・サーガの象徴的ドラグナーなのがこの《龍覇 グレンモルト》。
満を持しての登場です。
登場時能力で超次元ゾーンからコスト2以下のドラグハートかコスト4以下の火のドラグハートをバトルゾーンに出せます。
それが、ドラグハート・ウェポンならば《龍覇 グレンモルト》に装備します。
TCG版からの変更点としてはレアリティがレアからビクトリーに昇格したこと……それだけとなります。
なので、TCG版と同様の実力を発揮することが可能です。
TCG版では2ターン目《シビレアシダケ》⇒3ターン目《フェアリー・ギフト》詠唱後、《龍覇 グレンモルト》召喚で3ターン目に《熱血星龍 ガイギンガ》登場というトンデモムーブができましたが、デュエプレの《フェアリー・ギフト》はNew Division落ちしているから3ターン目に《熱血星龍 ガイギンガ》を降臨させることは不可能……。
そう思っていた時期が私にもありました。
第22弾には《龍覇の天啓》というドラグナー専用《フェアリー・ギフト》が登場するためデュエプレのNew Divisionでも3ターン目の《熱血星龍 ガイギンガ》は可能となっています。
あと余談ですが、《銀河大剣 ガイハート》/《熱血星龍 ガイギンガ》はビクトリーで収録されるようですが、カードとしてはダブルビクトリーの意匠が盛り込まれています。
それは、《龍覇 グレンモルト》にも表れており、カードの上側と下側にビクトリーのマークが付いていますね。
ただ、そのせいでカード名のバランスが悪くなっていますが……。
銀河大剣 ガイハート
TCG版からの変更点
・特になし。
(強いて挙げるなら、レアリティがダブルビクトリーからビクトリーに降格?)
最強ドラグハートのウェポン面。
装備したクリーチャーにスピードアタッカーを与えます。
《龍覇 グレンモルト》自体はスピードアタッカーではありませんが、《銀河大剣 ガイハート》によってスピードアタッカーを得るため他に攻撃可能なクリーチャーが1体いるだけで《銀河大剣 ガイハート》の龍解条件を満たすことが可能です。
その《銀河大剣 ガイハート》の龍解条件は「ターン中にクリーチャーが2回攻撃」というものです。
デュエプレでは《銀河大剣 ガイハート》は《龍覇 グレンモルト》だけでなく、父親の《龍覇 グレンリベット》でも呼び出すことができます。
《龍覇 グレンリベット》はベリーレアなのでビクトリーを4枚生成するのが負担な方はそちらで代用してもいいかもしれません。
ただ、「僕が一番ガイハートを上手く扱えるんだ」という感じで《龍覇 グレンモルト》に装備させる方が基本強いと思いますが……。
熱血星龍 ガイギンガ
TCG版からの変更点
・特になし。
(強いて挙げるなら、レアリティがダブルビクトリーからビクトリーに降格?)
最強ドラグハートのクリーチャー面。
全ての能力がTCG版そのままとなっています。
正直それ以外に申し上げることはありません。
TCG版では龍解されると止める手段が一気に減るので、龍解前の《銀河大剣 ガイハート》の時点で装備している《龍覇 グレンモルト》を破壊する方法が模索され、ニンジャ・ストライクやS・バックなども総動員されていました。
ニンジャ・ストライクやS・バックが無いデュエプレだと龍解を防ぐ手段がTCG版よりも少なくなっているため、相対的に強化されていると言っても過言ではありません。
龍覇 サソリス & 始原塊 ジュダイナ/古代王 ザウルピオ
龍覇 サソリス
TCG版からの変更点
・レアリティがレアからビクトリーに昇格。
自然のビクトリードラグナーがこの《龍覇 サソリス》。
登場時能力で超次元ゾーンからコスト2以下のドラグハートかコスト4以下の自然のドラグハートをバトルゾーンに出せます。
また、破壊されるとマナゾーンに置かれます。
ドラゴン・サーガで同じく登場したマナゾーンから自然クリーチャーを呼び出すドラゴンで破壊されてもすぐにバトルゾーンに復帰させることが可能です。
ただ、《龍覇 サソリス》自体がドラゴンでないので《始原塊 ジュダイナ》の龍解条件には数えられず、あまり相性が良くありません。
後に、《始原塊 ジュダイナ》を呼び出せ、かつ自身の種族にドラゴンを含むドラグナーが登場するので《始原塊 ジュダイナ》/《古代王 ザウルピオ》目的で使うなら現時点で無理に4枚生成する必要はないと思いますね。
始原塊 ジュダイナ
TCG版からの変更点
・召喚できるドラゴン1枚という表記に変更。
(TCG版では1体表記だった)
自分のターンに1回マナゾーンからドラゴンを召喚可能にする自然のドラグハート・ウェポン。
デュエプレでは召喚できるドラゴンの表記が「1枚」となりました。
ただ、現時点では運用が変わるような変更ではありません。
よって、実質的にTCG版と同じと考えて良いでしょう。
非常に強力な効果をもつドラグハート・ウェポンですが、先に述べたように一緒に付属する《龍覇 サソリス》とあまり相性が良くないのが玉にキズ。
古代王 ザウルピオ
TCG版からの変更点
・特になし。
《始原塊 ジュダイナ》が龍解すると《古代王 ザウルピオ》となります。
相手のダイレクトアタックを阻止する能力を有します。
単色だと守りが薄くなりがちな自然文明にはありがたい能力ですね。
《古代王 ザウルピオ》に龍解した状態ならバトルゾーンにドラゴンが他に3体いるはずなので、相手のダイレクトアタックを凌いで返しのターンに一斉攻撃で逆転勝ちできる……はず、というカードです。
しかし、除去耐性はもたないので油断していると除去されてそのままダイレクトアタックを通されてしまうので注意です。
また、相手クリーチャーの攻撃時能力でシールドが破壊されてそのままダイレクトアタックが成立した場合は阻止することができないというのも覚えておきましょう。
第22弾ビクトリー&スーパーレア紹介のまとめ
以上が、第22弾「龍解紅蓮伝-BIGINNING SAGA-」で実装されるビクトリーの紹介となります。
やはりと言っていいのか、ビクトリーのカードは全てドラグナーとそれに付属するドラグハートになるようですね。
ドラグハートをフルスペックで使おうと思えば、ドラグナーが4枚必須となるので生成用のDMポイントが今まで以上に必要となってきそうです。
また、2か月後には第22弾で収録されたドラグハートと相性の良いドラグナーが登場する可能性もありますので、今まで以上に生成するカードの見極めが大切となるように思いますね。
当記事がその見極めの助けとなれば幸いです。
また、第22弾のスーパーレアのカードも紹介していますのでそちらもどうぞ!
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
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引用元:
・デュエル・マスターズプレイス公式X(旧Twitter)
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