2025年7月10日(木)、『デュエル・マスターズプレイス』特別エキスパンション「PLAY‛S CHRONICLE PACKⅡ」のティザムービーが公開されました。
それにともなって、デュエプレ公式X(旧Twitter)等で第31弾の新カードの情報が次々と公開されていますね。
この記事では「PLAY‛S CHRONICLE PACKⅡ」で実装予定のTCG版に収録されていたビクトリー並びにスーパーレアを紹介していきます。
本筋では登場しなかったクリーチャーが時代を超えて収録されるみたいですね。
この記事がおススメな方
・「PLAY‛S CHRONICLE PACKⅡ」で実装されるスーパーレア以上のレアリティカードのTCG版からの変更点を知りたい方。

ビクトリー
無法伝説 カツマスター/超法剣 カツキング GANG/超法 カツドンGO!

第21弾で登場するかと思われていたが、収録が見送られた火文明の3段階ドロン・ゴー。
「PLAY‛S CHRONICLE PACKⅡ」で満を持しての登場のようです。
超法 カツドンGO!

TCG版からの変更点
・《無法伝説 カツマスター》と一体のカードとなった。
・レアリティがアンコモンからビクトリーへと昇格。
・ドロン・ゴーが P‛sドロン・ゴーV へと変更。
・コストが4となった(TCG版は5)
・パワーが2000となった(TCG版は4000)
・スピードアタッカーの追加
火文明の3段階ドロン・ゴーの第1形態。
相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時に《超法 カツドンGO!》がタップされていれば、そのクリーチャーとバトルさせる事ができます。
大抵の場合、自身のパワーが貧弱なためバトルには負けてしまいますが、そこで第2形態の《超法剣 カツキング GANG》に「P‛sドロン・ゴーV」で変身できます。
TCG版はコストが5でしたが、デュエプレでは4となりました。
ただ、軽量化と引き換えにTCG版では4000あったパワーもデュエプレでは2000へと低下しています。
デュエプレではスピードアタッカーを得たので、バトルゾーンに出してすぐに自身をタップさせることが可能!
一応、クロスギアやD2フィールドで《超法 カツドンGO!》のパワーを上げてやれば、相手のクリーチャーロックに使う事もできますが、基本的には自爆特攻からの「P‛sドロン・ゴーV」用と考えた方が良さそうです。
超法剣 カツキング GANG

TCG版からの変更点
・《無法伝説 カツマスター》と一体のカードとなった。
・レアリティがレアからビクトリーへと昇格。
・ドロン・ゴーが P‛sドロン・ゴーV へと変更。
・コストが7となった(TCG版は8)
・火力の範囲の変更
DCG版)4000以下
TCG版)3000以下
・登場時能力の削除
・スピードアタッカーの追加
火文明の3段階ドロン・ゴーの第2形態。
TCG版からコストが1低下し、素のコストが7へと軽量化されています。
攻撃時能力で相手のパワー4000以下のクリーチャー1体とブロッカー1体をそれぞれ破壊!
TCG版ではパワー3000以下でしたが、デュエプレではパワー4000以下に底上げされました。
ただ、登場時能力では発動しないように変更されてしまいました。
デュエプレでは《超法 カツドンGO!》と同様にスピードアタッカーを獲得しました。
無法伝説 カツマスター

TCG版からの変更点
・特になし
火文明の3段階ドロン・ゴーの最終形態。
攻撃時能力で山札の上3枚を墓地に置き、相手クリーチャーの合計コストが墓地に置いた3枚のカードの合計コスト以下になるように好きな数選んで破壊!
スピードアタッカーもちなので、P‛sドロン・ゴーVでタダ出しして即座に攻撃時能力を発動できます。
デュエプレでは P‛sドロン・ゴーもちのエグザイル・クリーチャーはコストの重い面を参照するため、TCG版よりも火力の期待値が大きくなるのが嬉しい。
《無法伝説 カツマスター》自身もコスト12の面を参照できますしね。
弱くはありませんが、正直、やっている事は3面とも相手クリーチャーの除去となるのであまり小回りが効いていない印象。
ライバルの《神聖牙 UK パンク》は墓地蘇生という事もあって器用に動けた記憶がありますが……。
TCG版はマナ召喚能力もちの《無敵剣 カツキングMAX》から《無法伝説 カツマスター》へドロン・ゴー可能でしたが、デュエプレでは不可能なのも痛い……。
《超法 カツドンGO!》と《超法剣 カツキング GANG》に様々なアッパー調整(一部、弱体化点もあります)が入っていますが、これならば第21弾で実装されていても何ら問題は無かったように思いますがね。
スーパーレア
引き裂かれし永劫、エムラクール

TCG版からの変更点
・召喚時能力は追加ターンで発動不可となった。
・攻撃時能力の変更
DCG版)相手のバトルゾーンのエレメントまたはマナゾーンのカード
TCG版)バトルゾーン、シールドゾーン、マナゾーンにある自身の表向きのカード
デュエマの兄貴分的なカードゲームである『Magic
:The
Gathering』の世界からやってきたゼニス。
『Magic
:The
Gathering』特有の種族の「エルドラージ」と能力「飛行」を有しています。
「飛行」をもつクリーチャーは、飛行を持たないクリーチャーから攻撃もブロックもされません。
デュエマには空を飛んでいるイラストのクリーチャーは多数存在していますが、それらも「飛行」を有していなければ《引き裂かれし永劫、エムラクール》へ攻撃もブロックもできません。
ポケモンでも一見、空を飛んでいても「ひこうタイプ」をもっていなければ「じしん」が当たりますし。
ゼニス特有の召喚時能力は無条件追加ターン!?
TCG版では追加ターン中でも召喚時能力でさらなる追加ターンを獲得できましたが、デュエプレでは追加ターン中は召喚時能力での追加ターンの発動が起動しないようになりました。
攻撃時能力は相手のバトルゾーンのエレメントまたはマナゾーンから6枚を相手に選ばせて墓地に置きます。
追加ターン中に《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》を召喚して相手のクリーチャーをバトルゾーンから消してしまえば、より多くのマナを破壊できます。
デュエプレではバトルゾーンの除去はエレメント除去へと変更されたので、進化クリーチャーの進化元のカードを抜き取って被害を軽減するという事が不可となっています。
また、TCG版では相手のシールドゾーンの表向きのカードも選ぶことができましたが、デュエプレでは不可になっています。
デュエプレのシールドゾーンにある表向きのカードと言えば「城」だけですが……。
これは、後々、デュエプレに「裁きの紋章」や「ギャラクシールド」が登場する布石なんですかね?
また、ゼニス特有の「エターナル・Ω」もあるため除去されても手札に戻ります。
コスト15と一般的なゼニスよりもずっと重いのが難点ですが《自然星人》のマナ倍化能力などを使ってぜひとも召喚でバトルゾーンに出したいところです。
「黒幕」

デュエプレのエピソード3本編に登場しなかった闇のゴッド・ノヴァOMG。
満を持して「PLAY‛S CHRONICLE PACKⅡ」で収録されるようです。
「黒幕」

TCG版からの変更点
・中央G・リンクの仕様変更
・ブレイク数の変更
DCG版)パワード・ブレイカー
TCG版)T・ブレイカー
・手札破壊能力の発動条件の変更。
DCG版)登場時
TCG版)召喚時
・3体神時にパワーが0より大きければバトルゾーンを離れないようになる能力の追加。
TCG版エピソード3背景ストーリーにおいて中盤のアウトレイジどうしの内粉及びオラクル教団の分裂を引き起こしていたとされる謎のゴッド・ノヴァOMG。
中央G・リンクはデュエプレ仕様に変更され、左神と右神をゲーム外から呼び出す仕様となっています。
また、TCG版ではT・ブレイカーでしたが、デュエプレでパワード・ブレイカーへと変更されました。
登場時能力で相手の手札を全破壊!
相手の手札の除去カードを刈り取る事で悠々と3体リンクを達成しやすくなりますね。
手札破壊能力はTCG版では召喚時能力でしたが、デュエプレでは登場時能力へと変更されています。
《ゴッド・ゲート》や《大地と永遠の神門》でタダ出ししても発動できるのは嬉しいところ。
3体神になった瞬間に自分と相手のシールドを全ブレイク!
一気に勝負を決めにいく事ができますが、第31弾で追加されたスーパー・S・トリガーには注意。
もっとも、自分のスーパー・S・トリガーを能動的に発動させるのにも使えます。
スーパー・S・トリガーに弱いのを補うかのように3体神時にはパワーが0以下にならなければ除去されない能力が追加されました。
TCG版ではクリーチャーの能力の発動順を好きなように選べる事を利用して、シールド全ブレイク⇒相手の手札全破壊とすることでブレイクしたシールドをそのまま墓地に叩き落す事が可能でした。
しかし、デュエプレでは先に《「黒幕」》を出しておく必要があるためそのコンボは不可能になっています。
「黒幕」(左神)
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光器左神ラブパレード
TCG版からの変更点
・《「黒幕」》を介して召喚する仕様に変更。
・光以外の呪文を墓地から回収できるようになった。
登場時能力で墓地の呪文を1枚回収できる光のゴッド・ノヴァOMG。
TCG版では光の呪文が対象でしたが、デュエプレでは文明を問わないように変更されました。
《「黒幕」》から呼び出せる左神ゴッド・ノヴァOMGとしては最軽量なので手っ取り早く3体リンクを達成したい場合はお呼びがかかると思います。
堕天左神エレクトラグライド
TCG版からの変更点
・《「黒幕」》を介して召喚する仕様に変更。
・相手の山札を墓地に置く能力の発動条件の変更。
DCG版)攻撃時
TCG版)リンク時
攻撃時に相手の墓地の呪文をタダで唱えられる闇のゴッド・ノヴァOMG。
【ネロ・グリフィスⅢ世】のような墓地の呪文を利用するデッキの天敵ですね。
相手の墓地が無かったとしても、攻撃時に相手の山札を2枚墓地に置かせる事ができます。
相手の山札を墓地に置く能力は、TCG版ではリンク時でしたが、デュエプレでは攻撃時に変更されました。
TCG版ではリンク時だったので変なコンボに利用できたのですが……。
また、貴重な闇単色のエンジェル・コマンドですが、《「黒幕」》を介して召喚する仕様となったので《ウェディング・ゲート》と組み合わせられません。
精霊聖邪ライジング・サン
TCG版からの変更点
・《「黒幕」》を介して召喚する仕様に変更。
・S・トリガー化が「次の自分のターン開始時まで」に弱体化。
・S・トリガー化するシールドカードの対象範囲。
DCG版)全て
TCG版)ゴッド・ノヴァOMG
《無法神類 G・イズモ》からも呼び出せた1枚。
詳しい説明は以前の解説記事に載せているため割愛。

《精霊聖邪ライジング・サン》を出して《「黒幕」》の3体リンクを達成させると、自分のシールドをブレイクした時に手札に加わるカードを全てS・トリガーとして使用可能になるというド派手なコンボができます。
右神最軽量の《霊騎右神ワイアード》と合わせても12マナと必要マナ数は重いですが、《インガ・ルピア》と組み合わせるなどすれば不可能というわけではありません。
「黒幕」(右神)
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霊騎右神ワイアード
TCG版からの変更点
・《「黒幕」》を介して召喚する仕様に変更。
・自身がバトルゾーンに出た時にもシールドが追加できるようになった。
自分のゴッドがバトルゾーンに出るたびに手札からシールド化する光のゴッド・ノヴァOMG。
デュエプレでは《霊騎右神ワイアード》自身がバトルゾーンに出た時にもシールド化できるようになりました。
《「黒幕」》から呼び出せる右神ゴッド・ノヴァOMGとしては最軽量なので手っ取り早く3体リンクを達成したい場合はお呼びがかかると思います。
悪魔右神メタモルフォーゼ
TCG版からの変更点
・《「黒幕」》を介して召喚する仕様に変更。
・墓地回収の条件の変更。
DCG版)攻撃時
TCG版)相手クリーチャー破壊時
・自分の山札を墓地に置く能力の発動条件の変更。
DCG版)攻撃時
TCG版)リンク時
攻撃時能力で自分の山札の上2枚を墓地に置き、墓地からクリーチャーを1体回収する闇のゴッド・ノヴァOMG。
自前で墓地肥やし能力をもつので不発が少ないのがウリ。
TCG版ではリンク時に墓地を肥やしていましたが、デュエプレでは墓地回収ともども攻撃時に変更されました。
正直、7マナ支払ってやるのが墓地回収というのは寂しい……。
他の右神と比べると優先度は低くなりそうです。
TCG版では相手クリーチャーが破壊された時に墓地回収できたので、登場時能力で自分と相手クリーチャーを破壊するクリーチャーを使いまわすコンボができたのですが……。
魔天聖邪ビッグディアウト
TCG版からの変更点
・《「黒幕」》を介して召喚する仕様に変更。
《無法神類 G・イズモ》からも呼び出せた1枚。
詳しい説明は以前の解説記事に載せているため割愛。

相手クリーチャー破壊とタップキルという汎用性の高い能力をもっていますが、これを出すよりかはとっとと3体リンクを目指す方が良さそうな気がします。
能力的には申し分ないのですが……。
「PLAY‛S CHRONICLE PACKⅡ」ビクトリー&スーパーレア紹介まとめ

以上が、「PLAY‛S CHRONICLE PACKⅡ」のビクトリー&スーパーレア紹介となります。
「PLAY‛S CHRONICLE PACKⅡ」では収録時期を逃したカードも収録されるようで、それらのカードを待ち望んでいた方にとっては嬉しいのではないでしょうか?
ただ、多少のアッパー調整が施されているとはいえ、新章デュエル・マスターズ環境についていけるのか疑問……。
そのような心配が杞憂に終わってくれたら良いのですがね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
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サムネイル画像:
・デュエプレ 「PLAY‛S CHRONICLE PACKⅡ」タイトル画像
・いらすとや
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