2023年7月14日(金)デュエル・マスターズプレイス 第21弾「ジ・オーバー・ロワイヤル -無法神聖紀-」のティザームービーが公開されました。
それにともなって、デュエプレ公式Twitterで第21弾の新カードの情報が次々と公開されていますね。
今回は最新弾のビクトリーとスーパーレアをTCG版とも比較しつつ紹介していきたいと考えています。
この記事では第21弾で実装予定のビクトリーのカードを紹介していきます。
一応、少し前の記事で予想記事も出してますのでそちらも併せてどうぞ!
ビクトリー
神聖牙 UK パンク
オラクルへと生まれ変わったカツドンの好敵手(ライバル)の「ブータン」3段階ドロン・ゴー。
デュエプレでは満を持してビクトリーでの収録です。
はたしてデュエプレでトンでもない活躍を見せてくれるのか!?
(豚だけにね……)
神豚 ブータンPOP
TCG版からの変更点
・レアリティがアンコモンからビクトリーへと昇格。
・ドロン・ゴーが P‛sドロン・ゴーV へと変更。
ブータン3段階ドロン・ゴーの1段階目。
第20弾のエグザイル・クリーチャーと同様に《神聖牙 UK パンク》と合わせて1枚のカードとなりました。
デュエプレではドロン・ゴーが P‛sドロン・ゴーVとなり、手札の好きなエグザイル・クリーチャーを捨てることで2段階目の《神豚槍 ブリティッシュROCK》をバトルゾーンに出すことが可能になっています。
TCG版では《神豚 ブータンPOP》からアタック・チャンスで《トンギヌスの槍》を射出するデッキがありましたが、デュエプレでは《トンギヌスの槍》が弱体化しているのでガチで使うのは難しいかもしれません。
神豚槍 ブリティッシュROCK
TCG版からの変更点
・レアリティがレアからビクトリーへと昇格。
・攻撃時効果の変更
⇒山札の上から3枚見て1枚手札に加えて残りを墓地に置くようになった。
・ドロン・ゴーが P‛sドロン・ゴーV へと変更。
ブータン3段階ドロン・ゴーの2段階目。
《神豚槍 ブリティッシュROCK》も《神豚 ブータンPOP》と同様に《神聖牙 UK パンク》に付属するカードとなっています。
TCG版では中継ぎと言うことであまりパッとしない印象でしたが、デュエプレでは相応に強化が施されています。
攻撃時効果はTCG版では山札の上から1枚墓地に置いて、墓地のカード枚数未満のコストをもつ相手クリーチャーを破壊する能力でした。
デュエプレでは墓地肥しの挙動が山札の上から3枚見て1枚手札に加えて残りを墓地に置くように変更となりました。
ちょうど《神豚 ブータンPOP》の効果に相手クリーチャー破壊効果が付与された感じですね。
この強化によって《神聖牙 UK パンク》のための墓地肥やし能力が向上しただけでなく、P‛sドロン・ゴーV のコストとなるエグザイル・クリーチャーや《トンギヌスの槍》を集めやすくなっていますね。
デュエプレではドロン・ゴーが P‛sドロン・ゴーVとなり、手札の好きなエグザイル・クリーチャーを捨てることで最終形態の《神聖牙 UK パンク》をバトルゾーンに出すことが可能になっています。
神聖牙 UK パンク
TCG版からの変更点・種族がオラクリオンからオラクルへと変更。
・蘇生効果のコストの範囲の変更。
DCG版)8
TCG版)7
・蘇生効果で進化クリーチャーが出せなくなった。
・蘇生効果がターンに1度のみ発動するように変更。
・ドロン・ゴーが P‛sドロン・ゴーV へと変更。
ブータン3段階ドロン・ゴーの最終形態。
目玉の蘇生効果は蘇生可能な種族はTCG版と変わりませんがコストが8へと拡大されています。
これによってアウトレイジでは《武闘将軍カツキング》、オラクルでは《神人類 ヨミ》が新たに蘇生対象に加わりました。
ただ、蘇生能力は進化クリーチャーは対象外へと変更され、また、ループ防止のためかターン1制限が追加されています。
デュエプレでドロン・ゴーが P‛sドロン・ゴーV になったのは大きく、TCG版ではエグザイル・クリーチャーの名称制限のせいで破壊された《神豚 ブータンPOP》と《神豚槍 ブリティッシュROCK》は蘇生させることができませんでしたが、デュエプレでは P‛sドロン・ゴーV を発動させるためにディスカードしたエグザイル・クリーチャーを蘇生させることが可能になっています。
他にも、《神聖牙 UK パンク》の種族がオラクリオンからオラクルへと変更されています。
TCG版の背景ストーリーではオラクル教団の中のオラクリオン派閥がブリティッシュをオラクリオン化させて誕生したのが《神聖牙 UK パンク》という設定です。
デュエプレでは設定が変わっているのかもしれませんね。
無法神類 G・イズモ
無法神類 G・イズモ
TCG版からの変更点
・中央G・リンクの仕様変更
・マナゾーンのゴッドの枚数参照のコスト軽減を獲得。
・ブレイク数の変更
DCG版)パワード・ブレイカー
TCG版)T・ブレイカー
・3体神時に相手への呪文封殺能力を獲得。
・3体神時のリンクしているゴッドの不死身化効果は自分のみ対象かつパワーが0以上の時のみへと変更。
エピソード3のラスボスを務めた「イズモ」の最終形態。
「レイジクリスタル」と「オラクルジュエル」の力を取り込んだ最強のゴッド・ノヴァOMGです。
ブレイク能力は前弾の《神人類 ヨミ》や《イズモ》のようにパワード・ブレイカーへと変更されています。
常時、相手のコスト5以下の呪文を封殺する能力をもち、3体神となればバトルゾーンのリンクしているゴッドはバトルゾーンを離れません。
しかし、TCG版とは異なりデュエプレではパワー低下による破壊には不死身化は適用できなくなりました。
ただ、デュエプレでは自分のリンクしているゴッドのみが不死身化の恩恵に預かれるようになる上方修正も……。
TCG版ではコストの重さが難点でしたが、デュエプレではマナゾーンのゴッドの枚数に応じたコスト軽減能力を獲得しています。
また、少し前に登場した《大地と永遠の神門》は《無法神類 G・イズモ》も出せるようになり、第21弾には山札から《無法神類 G・イズモ》をタダ出しできる《ゴッド・ゲート》が収録されていますのでTCG版よりも場に出しやすそうです。
さらに、3体神時に相手の呪文を完全に封殺する能力も追加されておりまさにこれでもかというほどの強化が施されていますね。
極限左神 マックス
TCG版からの変更点
・《無法神類 G・イズモ》を介して召喚する仕様に変更。
・シールド追加能力は自身が登場時のみ発動。
・シールド追加の枚数の変更。
DCG版)2枚
TCG版)1枚
・相手クリーチャータップ能力はターン開始時にアンタップされないように変更。
「レイジクリスタル」がゴッド・ノヴァOMGとなった姿がこの《極限左神 マックス》。
登場時効果でシールドを追加し、シールドが追加されるたびに相手のクリーチャーをタップします。
バトルゾーンの制圧に特化した性能をもっているのが特徴ですね。
デュエプレでは自身の登場時のみにしかシールドが追加できなくなりましたが、追加できるシールドの枚数が2枚となりました。
また、シールド追加の際の相手クリーチャーをタップさせる能力はタップさせた相手クリーチャーを相手のターン開始時アンタップさせないようになりました。
TCG版ではゴッドが出るたびにシールドが追加できる《霊騎右神ワイアード》と相性が良かったですが、デュエプレでは未登場なので他のシールド追加カードと組み合わせたいところです。
極限右神 オメガ
TCG版からの変更点
・《無法神類 G・イズモ》を介して召喚する仕様に変更。
・アンタップできるクリーチャーが自身のみに変更。
「オラクルジュエル」がゴッド・ノヴァOMGとなった姿がこの《極限右神 オメガ》。
自分のシールドがシールドゾーンから離れるたびに自身(=《無法神類 G・イズモ》)をアンタップさせます。
ブロッカーももっているのでシールドが離れるたびにアンタップしてブロックすることが可能となります。
デュエプレでは自身以外のクリーチャーをアンタップさせることができなくなりました。
なので、《ボルメテウス・武者・ドラゴン》等の攻撃時能力でシールドを破壊するクリーチャーとのコンボは不可能となっています。
光器左神サマソニア
TCG版からの変更点
・《無法神類 G・イズモ》を介して召喚する仕様に変更。
・ドローするのに「手札が5枚以下」という条件が追加(見落としてました……)
・コストの変更。
DCG版)4
TCG版)5
ゴッドがバトルゾーンに出るたびにドローできる左神ゴッド・ノヴァOMGです。
デュエプレではコストが1小さくなり4となりました。
また、デュエプレ特有の調整としてドローができるのは手札が5枚以下の時のみに変更されています。
《無法神類 G・イズモ》がバトルゾーンに出ている時点で手札はあまり重要でない気がしますが、やはり《光器左神サマソニア》のウリはコストが4と非常に軽い事です。
《真滅右神ラウドパーク》と合わせると合計8マナで3体神となることができます。
そこに《インガ・ルピア》が1体でもいればたったの4マナとなりますね。
《無法神類 G・イズモ》が3体神となれば後続のリンクしているゴッドも不死身となるので、真っ先に3体神リンクを達成させたいところ。
なので、軽いというだけでリンク候補に挙がります。
精霊聖邪ライジング・サン
TCG版からの変更点
・《無法神類 G・イズモ》を介して召喚する仕様に変更。
・S・トリガー化が「次の自分のターン開始時まで」に弱体化。
・S・トリガー化するシールドカードの対象範囲。
DCG版)全て
TCG版)ゴッド・ノヴァOMG
登場時能力で次の自分のターン開始時までシールドを全てS・トリガー化させる左神ゴッド・ノヴァOMG。
TCG版ではゴッド・ノヴァOMGしかS・トリガーにできなかった代わりに《精霊聖邪ライジング・サン》が場にいる限り永続的に効果が続いていました。
しかし、デュエプレでは次の自分のターン開始時までしかS・トリガー化できないように弱体化される一方で全てのカードをS・トリガー化できるようになりました。
相手が《無法神類 G・イズモ》の除去を諦めてシールドを狙ってきた際に《精霊聖邪ライジング・サン》を出して牽制するという使い方が良さそうです。
その間に悠々と3体神を完成させましょう。
真滅右神ラウドパーク
TCG版からの変更点
・《無法神類 G・イズモ》を介して召喚する仕様に変更。
・墓地回収できるカードの種類の変更。
DCG版)呪文でないゴッド
TCG版)ゴッド・ノヴァOMG
登場時能力で山札の上3枚を墓地に置き、墓地から呪文でないゴッドを回収できる右神ゴッド・ノヴァOMGです。
TCG版ではゴッド・ノヴァOMGしか墓地から回収できませんでしたが、デュエプレでは呪文でないゴッドは回収できるようになりました。
もちろん、ゴッド・カードも対象となっています。
《無法神類 G・イズモ》から呼び出せる右神の中で最もコストが軽いのでいち早く3体神を完成させたいという時に呼び出すことになりそうです。
魔天聖邪ビッグディアウト
TCG版からの変更点
・《無法神類 G・イズモ》を介して召喚する仕様に変更。
登場時能力で相手のクリーチャーを1体破壊し、さらに相手のクリーチャーをタップするゴッド・ノヴァOMG。
相手のクリーチャーを直接除去できるのはこの《魔天聖邪ビッグディアウト》だけなので、攻撃されないクリーチャーを潰すのに役立ちそうです。
ただ、汎用性の高い能力をもっているので《無法神類 G・イズモ》から呼び出すだけじゃなく、普通に召喚して使ってみたかったカードでしたね。
龍世界 ドラゴ大王
TCG版からの変更点
・特になし
まさかの《龍世界 ドラゴ大王》降臨!?
ドラゴン・サーガのカードがちらほら散見されていましたが、第21弾はエピソード3とドラゴン・サーガの折衷弾なのでしょうか?
《龍世界 ドラゴ大王》はバトルゾーンにいるだけでドラゴン以外のクリーチャーのバトルゾーンへの着地を許しません。
《聖鎧亜キング・アルカディアス》や《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》は相手に対してだけですが、《龍世界 ドラゴ大王》は使用者自身もドラゴン以外をバトルゾーンに出せなくなります。
第20弾の《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》がドラゴンの着地のバトルゾーンへの許さないので、《龍世界 ドラゴ大王》と《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》がバトルゾーンにいれば相手は何もバトルゾーンに出せなくなることに……。
さらに、そこに《光神龍スペル・デル・フィン》か《偽りの王 ナンバーナイン》がいれば相手は呪文も唱えられなくなるためほぼ詰みとなりますね。
TCG版では「VAN大王デルフィン」または「VAN大王ナイン」というロック名で恐れられていました。
また、登場時能力で自分のクリーチャーと相手のクリーチャーを1体ずつ選んでバトルさせることも可能です。
TCG版において《龍世界 ドラゴ大王》はドラゴン・サーガで登場したカードでしたが、ドラゴン・サーガの背景ストーリー冒頭でドラグハートの力を手に入れた光・水文明によって《龍世界 ドラゴ大王》は討たれてしまいます。
なので、TCG版の背景ストーリーをなぞるならドラグハートの実装の可能性が高い第22弾で討たれることはほぼ確定していますが、デュエプレにおいてはTCG版のような出オチでない分恵まれているのかもしれません。
第21弾ビクトリー&スーパーレア紹介のまとめ
以上が、第21弾「ジ・オーバー・ロワイヤル -無法神聖紀-」で実装されるビクトリーの紹介となります。
TCG版のエピソード3の後半のビクトリーはオーバーキルな能力をもっていてはいるが、出すのが困難だったり、特定のカードに対するピンポイントメタなカードで実用性が薄かった記憶があります。
ただ、デュエプレではそんなカードでもランクマッチで最低限実用に耐えるようにしてくれるので、今回実装されたカードがどのように活躍するか楽しみですね。
また、第21弾のスーパーレアのカードも紹介していますのでそちらもどうぞ!
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
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引用元:
・デュエル・マスターズプレイス公式Twitter
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・いらすとや
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