2024年2月22日(木)から『デュエル・マスターズプレイス』の新たなコラボイベントが開催されます。
今回はタカラトミー製TCGでありデュエマの妹分とも言える『Wixoss』とのコラボ!
ちょうど2回目となるコラボですね!
タカラトミー百周年記念かつ、『Wixoss』10周年記念でコラボが実現したようです。
第1弾『Wixoss』コラボは色んな意味で印象に残っていますね。
レジェンドバトルの伝説級は多くのプレイヤーを絶望のどん底に叩き落しました。
「タマ、バトル、する!」は3年前からデュエプレをプレイしている人はトラウマになっているはず……。
コラボキャラ(特に「るう子」)へのヘイトも凄かったように記憶しています。
普通はあれだけコラボ先にヘイトが向けられてしまったら「もう二度とキャラを貸さない」という事になりそうですが、今回めでたく2度目のコラボと相成りました。
また、2024年2月18日(日)の「デュエル・マスターズプレイス公式チャンネル」の公式生放送にてコラボに登場する『Wixoss』キャラのスキンとコラボプライズカードも発表されました。
こちらは有償の商品となっていますが『Wixoss』好きの方の中にはぜひとも手に入れたいという方も多いのではないでしょうか?
推しのキャラクターのコラボプライズカードが手に入れば、当然それを入れたデッキを使いたくなりますし、そのデッキでデュエマして勝利を手にしたくなると思います。
ただ、このコラボをきっかけとしてデュエプレを始めた方にはコラボプライズカードの有効な使い方が分からないという方も多いのではないでしょうか?
この記事ではそのような方に向けたコラボプライズカードの使い方やコラボプライズカードが活きるデッキについて解説していきたいと考えています。
一応、デュエプレの最低限のルールは知っているという前提で話を進めていきますので、もし、ルール自体がよく分かっていないという方がおられましたら以下のデュエプレ公式サイトのルール解説を先に読んではいかがでしょうか?
この記事がこの記事がおススメな方
・第2弾『Wixoss』コラボをきっかけとしてデュエプレをはじめた方。
・コラボプライズカードの有効な使い方を知りたい方。
カード&スキン紹介
第2弾『Wixoss』コラボではスキン、コラボプライズカードともにルリグのキャラクターが選ばれているようです。
ちなみに、ルリグは『Wixoss』のゲーム内でプレイヤーの分身となるキャラクターを指します。
「girl(少女)」の逆さ読みで「lrig(ルリグ)」らしいです。
精霊龍王 アガピトス(タマ)
「タマ」のコラボプライズカードは《聖霊龍王 アガピトス》!
第1弾『Wixoss』コラボでのタマのイラストが描かれたコラボプライズカードは《連珠の精霊アガピトス》でしたが、今回のコラボプライズカードも「アガピトス」となっていますね。
《連珠の精霊アガピトス》自体がイラスト・名前ともに(おそらく)タマを意識したカードなので、その派生カードである《聖霊龍王 アガピトス》が登場した段階でこのコラボも企画されていたのかもしれません。
さて、《聖霊龍王 アガピトス》は攻撃時に山札の上3枚の中からコスト6以下の光のクリーチャーをタダ出しできます。
タダ出し能力の範囲には《連珠の精霊 アガピトス》も入っているので、ぜひタマイラストの《連珠の精霊 アガピトス》を呼び出したいところ。
また、光のマナ武装5で光クリーチャーがバトルゾーンに出るたびにアンタップ状態の相手のパワーが一番小さいクリーチャーをタップします。
額面のコストは重いですが、光クリーチャーを対象としたシンパシー能力をもっているので早期に召喚可能ですね。
ランクマッチで活躍しているデッキでは【光単サザン・ルネッサンス】等の展開要員として使われています。
《聖霊龍王 アガピトス》(タマ)については以前に第22弾のスーパーレアカード紹介で取り上げていますのでそちらもよろしければどうぞ!
《精霊龍王 アガピトス》(タマ)の評価
・汎用性 :低
・将来性 :高
・必要資産:低
汎用性 :低
《精霊龍王 アガピトス》(タマ)は光の小型クリーチャーを並べるタイプのデッキで本領を発揮します。
逆に言うとそれ以外のデッキタイプでは持ち味を発揮しにくいです。
なので、専用デッキを作らないとその実力は奮えません。
将来性 :高
《精霊龍王 アガピトス》(タマ)はタダ出し先の光のコスト6以下のクリーチャーが登場するたびに拡張性が上がります。
また、低コストで召喚可能な召喚酔いの無い光のコマンド&ドラゴンなためこれから先登場する予定の「侵略」、「革命チェンジ」とも相性抜群です。
必要資産:低
《精霊龍王 アガピトス》(タマ)と相性の良い光の小型クリーチャーはレアリティが低めということで必要な資産は低めです。
ビクトリーの《龍覇 エバーローズ》などは手に入りにくいですが、それでも他のデッキと比べると相対的に資産は少なめで済みます。
タマ(スキン)
甲型龍帝式 キリコ³(ピルルク)
「ピルルク」のコラボプライズカードは《甲型龍帝式 キリコ³》!
登場時能力で手札を0にするかわりに山札から3枚の呪文を唱えることができる水のドラゴンです。
ハンデス(手札破壊)や行動封じは『Wixoss』では青の領分ということでピルルクも手札破壊の能力をもっているらしいですが、デュエプレでは前者は闇、後者は光の戦術となっています。
この《甲型龍帝式 キリコ³》の呪文タダ撃ち能力でハンデス呪文やフリーズ呪文を唱えることでピルルクの得意技を再現できるわけですね。
さて、《甲型龍帝式 キリコ³》は呪文3枚タダ撃ちということですが、マナ加速系のカードをクリーチャーで固めれば狙った呪文を踏み倒すことができます。
コスト7以下の呪文だと《龍素記号Sr スペルサイクリカ》などの汎用性の高いタダ撃ち手段があるため、なるべくコスト8以上の重量級呪文を踏み倒したいところ。
デュエプレのフォーマットだと《インビンジブル・フォートレス》などの踏み倒して嬉しい重量級呪文はほとんどAll Division専用となっています。
New Divisionでの重量級呪文は5ドロー&ドラゴン最大3体タダ出しの《運 命》でしょうか?
(《甲型龍帝式 キリコ³》自身も《運 命》でタダ出しできます)
ただ、《運 命》もコラボ終了後すぐにNew Divisionから外れることになるのですが……。
《甲型龍帝式 キリコ³》(ピルルク)については以前に第24弾のスーパーレアカード紹介で取り上げていますのでそちらもよろしければどうぞ!
《甲型龍帝式 キリコ³》(ピルルク)の評価
・汎用性 :低
・将来性 :中
・必要資産:高
汎用性 :低
《甲型龍帝式 キリコ³》(ピルルク)はマナ加速等のカードをクリーチャーで固めるなどして狙った呪文を踏み倒しやすくする構築にすることで本領を発揮します。
呪文多めのコントロールデッキにただ入れるだけでは爆発力が不安定となり持ち味を活かせません。
将来性 :中
《甲型龍帝式 キリコ³》(ピルルク)は重量級呪文が登場するたびに強化されるといっても過言ではありません。
ただ、All Divisionでは重量級呪文のラインナップが蓄積される一方で、New Divisionでは使用不可になるものも出てきます。
All Divisionで使う分には将来性はありますが、New Divisionだと将来性があるかは微妙です。
必要資産:高
《甲型龍帝式 キリコ³》(ピルルク)で唱えたい呪文が超次元呪文だとレアリティがビクトリーやスーパーレアなので必要資産は跳ね上がります。
また、進化元の水のドラゴンとしてビクトリー相応の《勝利のリュウセイ・カイザー》やスーパーレアの《龍素記号Sr スペルサイクリカ》を採用すればこれまた資産が必要です。
総じて必要資産は多めに見積もっておいた方が良いです。
ピルルク(スキン)
悪魔龍王 ドルバロムD(ウリス)
「ウリス」のコラボプライズカードは《悪魔龍王 ドルバロムD》!
登場時能力で互いのマナゾーンとバトルゾーンの闇以外のカードを全て破壊する闇の進化デーモン・コマンド・ドラゴンです。
破壊を好むウリスにはまさに適任と言えるチョイスですね。
また、《悪魔龍王 ドルバロムD》登場後にクリーチャーもマナも全て破壊されて為すすべの無い相手をじわじわといたぶるというのも嗜虐趣味のウリスに合っています。
デュエマの有名カードである《悪魔神ドルバロム》のドラゴン版とも言えるカードですが、デュエプレではクリーチャーだけでなくフォートレスも破壊できるようになっており、それがウリっス。
(ウリスだけに……)
現在の環境では【闇単ヘルボロフ】のエンドカードとして採用されていますね。
《悪魔龍王 ドルバロムD》(ウリス)については以前に第24弾のスーパーレアカード紹介で取り上げていますのでそちらもよろしければどうぞ!
《悪魔龍王 ドルバロムD》(ウリス)の評価
・汎用性 :低
・将来性 :中
・必要資産:中
汎用性 :低
《悪魔龍王 ドルバロムD》(ウリス)は闇以外のクリーチャーとマナを破壊するという事で闇文明多めのデッキで使用しないと自分の被害も大きくなります。
持ち味を活かそうと思うと必然的に闇単色に近いデッキに搭載せざるを得ないので、汎用性は低いです。
将来性 :中
ドラゴン・サーガ、次シリーズの革命編と現在のデュエプレは単色デッキ推しの傾向があるので、《悪魔龍王 ドルバロムD》(ウリス)の能力は非常に刺さりやすくなっています。
さらにその次の革命ファイナルは多色推しなので少々刺さりづらくなっていますが……。
環境に闇文明を使うデッキが多いかどうかが《悪魔龍王 ドルバロムD》(ウリス)が輝くかどうかのカギとなります。
必要資産:中
現在、《悪魔龍王 ドルバロムD》(ウリス)が採用されている環境デッキは【闇単ヘルボロフ】ということでビクトリーの《極・龍覇 ヘルボロフ》が複数枚採用されいてます。
ただ、それでも他の環境デッキと比べればそこまで資産は必要ではありません。
進化元になる闇のドラゴンには低レアリティのものもありますので、それらを使えば必要資産をより抑えることは可能です。
ウリス(スキン)
運命の選択
第2弾『Wixoss』コラボのレジェンドバトルの報酬がこの《運命の選択》。
コスト3以下の自然クリーチャーを探索してタダ出ししつつ、手札に火のクリーチャーがあればスピードアタッカー、光のクリーチャーがあればターン終了時のアンタップ効果をバトルゾーンのクリーチャーに与えます。
再録版《運命の選択》に描かれている《霊騎幻獣ウルコス》、《ガントラ・マキシバス》、《居合のアラゴアイト》はいずれも《連珠の精霊アガピトス》と一緒に使われたりもしました。
第1弾『Wixoss』コラボのコラボプライズカードであるタマイラストの《連珠の精霊アガピトス》と合わせて上記の3種類のクリーチャーと報酬の《運命の選択》をまとめて使ってみるのも一興かと思われます。
ただ、イラストに描かれている「タマ」(光)、「ピルルク」(水)、「ウリス」(闇)はいずれも《運命の選択》のタダ出しの対象内になり得ないのですが……。
実は自然複合なんですかね?
はじめてデュエプレをするあなたへ
第2弾『Wixoss』コラボではじめてデュエプレで遊ぶという方も少なくないと思います。
コラボセットを購入したはいいけれどどうデュエプレを進めていけばいいのか分からない……。
そんなあなたになるべく役立つ情報を上げていきたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
カードの生成・分解について
デュエプレではカードパックを開封して手持ちのカードを増やし、それを組み合わせてデッキを作成していきます。
しかし、狙ったカードを当てることは難しいので、好きなカードを手に入れるためにはDMポイントを消費してカードを生成する必要があります。
そのDMポイントはどのように手に入れるのかというと手持ちのカードを分解することでDMポイントを増やすことができます。
ゲーム開始時に手に入るカードを分解してどれくらいDMポイントが手に入るのかということは以前、当ブログの記事でも検証しております。
現在では無料配布のスーパーデッキが無いため手に入るDMポイントは少なくなっています。
ただ、第2弾『Wixoss』コラボセットやレジェンドバトルの報酬でもパックが手に入りますので、カードを全分解して手に入るDMポイントはより多いと思います。
もちろん、普通に遊ぶ分にはカードの全分解をする必要はありませんが、自分の作成したいデッキのカードを生成するのに必要なDMポイントを見積もるための参考にしてみてはいかがでしょうか?
アークカードについて
自分の組みたいデッキがあるけれどカード資産が無いということもあると思います。
特にビクトリーやスーパーレアなんて簡単に手に入らないですし、生成するにも莫大なDMポイントが必要となります。
そんなあなたに利用してほしいのが第20弾から実装された「アークカード」です。
「アークポイント」というポイントと引き換えにビクトリーやスーパーレアのカードを一定期間レンタルすることができます。
返却期限とかがイマイチ分かりませんが、不足するカード資産を補うのに利用しても良いと思いますね。
「アークカード」についても考察した記事が当ブログにありますのでそちらもよろしければどうぞ!
また、現在では基本カードのアークカードが多く収録されている「デッキビルダー2024 アークセット」が無償で手に入りますのでチェックしておきたいところです。
(「デッキビルダー2024 アークセット」は2024年12月末まで使用可能だと明言されています)
構築済みデッキについて
現在のデュエプレでは「スーパービクトリーデッキ2024」の「熱き覇闘のドラゴン魂」が購入可能です。
ビクトリーやスーパーレアのカードも入っている豪華仕様のデッキとなっていますね。
当ブログでも記事にしておりますのでぜひ一度目を通してみてください。
こちらは有償商品ですが、パックチケットを購入するよりも確実に強力なビクトリーやスーパーレアが複数枚手に入るということでデュエプレに課金するということなら抑えておいてもよいかもしれません。
ただ、第2弾『Wixoss』コラボのコラボプライズカードと合わないというのが気になるところですが……。
レンタルデッキについて
デュエプレにはカードを所持していなくてもソロプレイやランクマッチ等で利用できる「レンタルデッキ」があります。
現在は第24弾のカードが搭載されたレンタルデッキが使用できますね。
第24弾のレンタルデッキについても以前に当ブログで記事にしております。
第24弾のレンタルデッキには残念ながらコラボプライズカードが使用可能なデッキはありません。
ただ、レンタルデッキの【闇単ヘルボロフ】は《悪魔龍王 ドルバロムD》(ウリス)、【光単ヘブンズロージア】は《聖霊龍王 アガピトス》(タマ)の搭載が検討可能なデッキとなっています。
それぞれのレンタルデッキにコラボプライズカードを入れる前提で使ってみて使用感を確かめてみるのも良いかもしれませんね。
第2弾『Wixoss』コラボカード徹底解説まとめ
以上が、第2弾『Wixoss』コラボのコラボカード解説となります。
推しのキャラクターのコラボカードを使う以上何とか勝ちたいと思うのが人情というもの。
いずれのキャラクターのコラボカードも強力な事には間違いないのですが、使い方が良くなければなかなかポテンシャルを発揮することは難しいでしょう。
ぜひ、この記事を参考にしてあなたの推しと一緒にデュエプレの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?
さて、3年前の第1弾『Wixoss』コラボを思い返してみると割と強烈だった思い出がありますね。
当時、【光火アポロヌス】でレジェンドバトルの伝説級を周回していましたが、レジェンドスキルで進化元のドラゴンがことごとく《予言者クルト》に変えられてしまいました。
まぁ、悪評もむべなるかな……。
今回の第2弾『Wixoss』コラボではぜひとも汚名挽回&名誉返上……じゃなかった……汚名返上&名誉挽回して欲しいところですね!
伝説級「るう子」は良くも悪くも印象に残っているので、ぜひとも復刻して欲しいところ。
現在のカードプールならば3年前よりは突破手段は増えてそうですし……。
えっ、遠慮するって!?
あと、以前にも別コラボのコラボプライズカードの解説記事を投稿していますのでそちらも興味がありましたらどうぞ!
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
次回記事:
引用元:デュエル・マスターズプレイス公式X(旧Twitter)
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サムネイル画像:
・デュエプレ 第2弾『Wixoss』コラボPV タイトル画像
・いらすとや
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