以前、『信長の野望 天下創世 with パワーアップキット』の「合戦エディタ」にて『東方紅魔郷』をテーマにしたオリジナルの合戦を作成しました。
また、「合戦エディタ」で作成したオリジナルの合戦を1つにまとめた「合戦トライアル」についても取り上げました。
以前の記事を見て自分も『東方』シリーズや他の自分が好きなコンテンツを題材にした合戦を作ってみたいと思われた方もいるかもしれません。
当ブログでは、そんなあなたの助けになれるような戦国武将の枠を超えたオリジナルの合戦を作れるような方法を紹介していきたいと思います。
前回は、合戦に登場させるオリジナル武将の作成方法を解説しました。
今回は、攻城戦の舞台となるオリジナル城を作成できる「領地エディタ」の解説をしていきます。
この記事を読めばあなたも『信長の野望 天下創世』で思いのままのオリジナルの城が作成可能です。
この記事がおススメな方
・『信長の野望 天下創世 with パワーアップキット』の「合戦エディタ」やシナリオ本編にオリジナルの城を登場させたい方。
作成手順
領地エディタ起動
以前の「合戦エディタ」で登場させた「紅魔館」を登録しています。
「領地を作成・登録する」をクリックすると、日本地図が出てきます。
これで、自分の好きな城を編集可能となります。
『信長の野望 天下創世』の特徴として各城ごとに曲輪の形や矢倉の配置が異なるというのがあります。
なので、自分の合戦の拠点のイメージに合う城を選んで領地を編集していきましょう。
また、シナリオも選択できるので、オリジナルの登録武将の年代と合わせることも考えておきましょう。
天守の作成
城郭の編集
さて、天守を南蛮天守に変更しましたが、この状態だと何かアンバランス感が否めません。
まるで、コタツにハイスペックデスクトップゲーミングPCを置いているような感じ。
やはり、巨城には二の丸、三の丸は欲しいところです。
また、矢倉も小天守のような巨大なものに変更したいところ。
編集可能なのは以下の箇所となります。
・城門
・矢倉
・城壁
・堀
・石垣
基本的に右の物を採用するほど城が強固になります。
「曲輪あり」をクリックするとグレーアウトした城郭の各箇所を選択できるので、それぞれ好きなものに編集しましょう。
「曲輪あり」をクリックするとグレーアウトした城郭の各箇所を選択できるので、それぞれ好きなものに編集しましょう。
町並の編集
ここまでの工程で三の丸までの曲輪をもった巨城を作成しました。
ただ、城は大きくなったのに町並がしょぼいのは寂しい……。
今回、例として取り上げている「室町御所」は史実では「応仁の乱」で荒廃しているのでそれに沿った形ではあるのですが……。
『天下創世』の本編では町並の施設数の増加に応じて、城が増強されていきますので領地の編集もそれに合わせたいところです。
新規の町並の建設
施設の建設
施設を建設可能な場合は青色で表示されます。
(不可能な場合は赤色)
「施設」コマンドで1つずつ施設を建設するのも良いですが、それだと日が暮れてしまいます。
こだわりがあるのならともかく、ただ「合戦エディタ」の戦場にするだけならばなるべく手早く済ませたいところ。
ワンクリックで町並の施設数を最大数まで増やす方法もありますのでそちらも紹介します。
施設の自動建設
空の町並であっても施設が上限までポポポポーン!と生えてきます。
えっ、ネタが古い?
施設の向きや配置はなかなか思い通りになりませんが、これでも十分見栄えはします。
町並は最大30まで配置できます。
ただ、領地によっては30配置できない場合もありますが……。
室町御所は町並数を30まで建設できるので、限界まで建設したら以下のようになります。
割と発展した街となりました。
ただ、この街が現代まで残っていても「そうだ、京都にいこう」とはあまり思わないだろうな……。
編集を終了する場合は、「編集終了」をクリック。
(上のスクショでは見切れていますが、右のミニマップの一番下にあります)
「保存して終了」をクリックしましょう。
最後にコメントを付けることもできます。
作成した領地が複数ある場合、どういった目的で作成したかを簡単にでも記入しておくと分かりやすくて良いと思いますね。
これオリジナルの室町御所が「登録領地管理画面」に登録されました。
作成した領地を再編集する場合は「登録領地を変更する」をクリックします。
また、「登録領地の反映/保留切替」で特定の領地だけを反映させることも可能です。
登録領地をシナリオに反映させる方法
作成した登録領地をゲームに反映させるにはゲーム開始前の「プレイ設定」にて「登録領地」の項目を「登場する」に設定しておく必要があります。
逆に言えば、登録領地を一切登場させたくない場合は「登録領地」の項目を「登場しない」にしておけば、全てデフォルトの領地でゲームをプレイすることが可能です。
「合戦エディタ」に登録領地を登場させようと思えば、登録領地が登場したシナリオのセーブデータが必要になります。
おまけ
実際の『信長の野望 天下創世』のゲーム本編に作成した領地を反映させるとこんな感じ。
荒廃した街が見事な大都会となりました。
ゲーム序盤は他の大名の領地もさほど繁栄していないので、この領地から手に入る金と兵糧と兵士があれば簡単に他国を占領できそうです。
ただ、少ない資金をやりくりして領地を繁栄させていくのが『天下創世』の醍醐味なので、こう簡単に領地を富ませることができるとゲーム的には逆につまらないような気がしますね。
せっかく領地が都会になったので、『東方project』から都会派魔法使いの「アリス=マーガトロイド」をオリジナル武将として登録して室町御所の領主にしてみました。
この大発展した室町御所に都会派のアリスもにっこりですね。
発展した領地には多くの人が行き交うようになり、カーソルを当てると話しているのを聞くことができます。
自分が作った領地で生活する人々の話を聞くのも『天下創世』の楽しみの1つですね。
畑には農作業をしている農民の姿も。
守りたいこの人々。
早く天下統一をして日本に平和をもたらし、民の生活を安定させたいところ。
まぁ、他大名の領地の人々の生活は略奪と破壊で容赦なくぶっ潰すんですけどね。
「紅魔館」について
「合戦エディタ」及び「合戦トライアル」の記事で登場した「紅魔館」の領地ステータスは以下のような感じです。
もし、ご自身で作成したいという方がおられましたら参考にどうぞ!
「紅魔館」ステータスについて
元城:勢福寺城(シナリオ1)
⇒九州北部にある曲輪の形が特徴的な城です。
本丸
・城門:棟門
・矢倉:小天守
・城壁:しっくい壁
・堀:水堀
・石垣:石垣あり
二の丸
・城門:棟門
・矢倉:大矢倉
・城壁:しっくい壁
・堀:選択不可
・石垣:石垣あり
三の丸
・城門:棟門
・矢倉:矢倉
・城壁:しっくい壁
・堀:選択不可
・石垣:石垣あり
まとめ
以上が、『信長の野望 天下創世』にオリジナル領地を作成&登録させる方法の解説となります。
「合戦エディタ」で攻城戦の舞台となる領地はシナリオ開始時のものを読み込むことでも用意できるのですが、シナリオ開始時の領地は施設数も少なく、城自体も発展していないので攻城戦の舞台とするには少々物足りないような気がします。
なので、迫力のある攻城戦を「合戦エディタ」で作成しようと思えば、先に「領地エディタ」で施設数が多く城が巨大な領地を先に作成しておく必要がありますね。
次回はいよいよ「武将エディタ」と「領地エディタ」で作成した武将と領地をもとにして「合戦エディタ」でオリジナルの合戦を作成していきます。
また、『信長の野望 天下創世 with パワーアップキット』をもっていない方はぜひこの機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか?
『信長の野望 天下創世 with パワーアップキット』は中古でも売っていますが、割と値段が高め……。
steamでも配信しており、だいたい3,000円程度で手に入るのでそちらを当たってみるのが良いと思います。
(今回の合戦を作成したのもsteam版となっています)
Amazonでもsteam版の『信長の野望 天下創世 with パワーアップキット』のオンラインコードを購入することが可能となっていますね。
[Steam] 信長の野望・天下創世 with パワーアップキット|オンラインコード版
「合戦エディタ」に登場させる武将は基本的には当記事で紹介した方法で作成することになります。
次回は「合戦エディタ」の攻城戦で登場させるオリジナルの登録領地(城)を作成する方法を解説していきたいと考えています。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
次回記事:
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サムネイル画像:
・『信長の野望 天下創世 with パワーアップキット』タイトル画像
・いらすとや
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