前回は第18弾で登場すると思われるビクトリーとゼニスのカードを紹介しました。
今回はビクトリーやゼニスでないカードで目ぼしいカードを取り上げていきます。
ビクトリーやゼニス以外にも環境を激変させた強力カードは多数存在しましたね。
「デュエル・マスターズ」公式サイトのカード画像でエピソード2 第1弾のものが非常に見にくいので別のエキスパンションの同名カードの画像があればそちらで代用しています。
「デュエル・マスターズ」公式サイトに代わりの画像が無い場合はTCG販売会社「カーナベル」の画像を使用しています。
また、以前に前弾の予想記事も投稿しておりますので興味がありましたらそちらもどうぞ!
収録カード予想~スーパーレア編~
エピソード2にはゼニス以外にも強力なスーパーレアが登場しました。
今回取り上げるのはガチンコ・ジャッジやゼニスの降臨のサポートに良さそうなカード達です。
アクア・インテリジェンス 3rd G
アクア・インテリジェンス 3rd G SR 水文明 (7) |
クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 7000 |
このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、バトルゾーンにある相手のコスト6以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。(ガチンコ・ジャッジ:各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを一番下に置く。そのカードのコストが相手以上であれば、自分の勝ちとする) |
ガチンコ・ジャッジ中、自分が見せるカードのコストを3多くする。 |
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする) |
攻撃時にガチンコ・ジャッジをして勝てば相手のコスト6以下のクリーチャーを全て手札に戻すリキッド・ピープルです。
さらに、ガチンコ・ジャッジで見せるカードのコストを3上げる能力をもっているので《アクア・インテリジェンス 3rd G》が場にいるだけでガチンコ・ジャッジに有利になります。
デュエプレではコスト6以下の制限が撤廃されそうですね。
《アクア・インテリジェンス 3rd G》まとめ
・ガチンコ・ジャッジで勝てば相手の小型&中堅サイズのクリーチャーを手札に戻せる。
・ガチンコ・ジャッジを有利にする能力もあり。
・デュエプレでは手札戻しのコスト制限が撤廃されそう。
偽りの名 ハングリー・エレガンス
偽りの名 ハングリー・エレガンス SR 自然文明 (8) |
相手がカードを引いた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。 |
アンノウンを自分のマナゾーンから召喚してもよい。 |
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする) |
さらにマナゾーンからアンノウンをマナを支払って召喚することができます。
10コストを超えるゼニスの召喚サポートとして登場する可能性が高そうです。
《サイバー・N・ワールド》とのコンボで5マナ加速できたりもします。
同じデッキに共存させることは難しくないのでデュエプレでも狙ってみたいですね。
《偽りの名 ハングリー・エレガンス》まとめ
・相手のドローのたびにマナ加速できるジャイアント。
・マナからアンノウンを召喚可能にする能力も強力。
・《サイバー・N・ワールド》とのコンボは必見。
偽りの名 オレオレ・ライオネル
偽りの名 オレオレ・ライオネル SR 光文明 (7) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド/アンノウン 8500 |
ブロッカー |
このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、「ブロッカー」を持つクリーチャーが出るまで自分の山札の上からカードをすべてのプレイヤーに見せ、そのクリーチャーをバトルゾーンに出してもよい。その後山札をシャッフルする。 |
W・ブレイカー |
《ヘブンズ・ゲート》などのブロッカー踏み倒し効果と異なり文明を問いません。
無色のブロッカーも対象なので《「俺」の頂 ライオネル》のサポートとして使われることになりそうです。
TCG版ではスーパーレアでの収録でしたが、デュエプレではサポート的なカードはベリーレアに降格して収録される傾向にあります。
《偽りの名 オレオレ・ライオネル》もベリーレアで収録されるのではないでしょうか?
《偽りの名 オレオレ・ライオネル》まとめ
・攻撃時にガチンコ・ジャッジに勝てば山札からブロッカーをタダ出し。
・タダ出しできるブロッカーは文明を問わない。
・収録される際はレアリティがベリーレア以下になりそう。
収録カード予想~闇天使&光悪魔編~
デュエプレ第1弾から登場していた「エンジェル・コマンド」と「デーモン・コマンド」がエピソード2ではそれぞれ闇文明単色と光文明単色のクリーチャーとなりました。
闇のエンジェル・コマンド
光文明の象徴だった「エンジェル・コマンド」が堕天して闇文明になりました。
特徴としては自分のシールドを墓地に送って発動する効果をもっています。
また、闇のエンジェル・コマンドの命名は「結婚式」に関するワード由来となっていたり……。
専用サポートとして光でないエンジェル・コマンドを2体まで場に出せる《ウェディング・ゲート》があります。
ウェディング・ゲート
ウェディング・ゲート R 闇文明 (6) |
呪文 |
S・トリガー |
光でも進化でもないエンジェル・コマンドを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。 |
偽りの星夜ジューン・ブライド
偽りの星夜 ジューン・ブライド P 闇文明 (9) |
このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札から2枚選んで捨てる。 |
このクリーチャーが、自分のターン中はじめてタップされた時、自分のシールドをひとつ墓地に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーをアンタップする。 |
W・ブレイカー |
闇エンジェル・コマンドの1体である《偽りの星夜ジューン・ブライド》。
ターン中はじめてタップされた時にシールドを墓地に送ればアンタップします。
つまり、2回攻撃が行えるというわけですね。
さらに、攻撃時に2枚の手札を破壊するという凶悪なおまけ付き!
元となったエンジェル・コマンドは《龍聖霊ウルフェウス》です。
闇のエンジェル・コマンドまとめ
・自分のシールドを墓地に送って発動する能力をもっている。
・《ウェディング・ゲート》という専用サポートカードがある。
・命名ルールは結婚に関するワード。
光のデーモン・コマンド
闇文明の象徴だった「デーモン・コマンド」が浄化されて光文明になりました。
特徴としては自分のシールドを操る能力や相手の動きに応じて効果が発動する能力をもっています。
また、光のデーモン・コマンドの命名は「推理小説」に関するワード由来となっていたり……。
専用サポートとしてシールドから光のデーモン・コマンドを場に出せる《クリスティ・ゲート》があります。
クリスティ・ゲート
クリスティ・ゲート P(R) 光文明 (3) |
呪文 |
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい。) |
自分のシールドを1つ見る。その中から光の進化ではないデーモン・コマンドを1体、出してもよい。 |
カードを1枚引く。 |
偽りの羅刹 アガサ・エルキュール
偽りの羅刹 アガサ・エルキュール P 光文明 (9) |
相手がクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドをすべて見て、その中から進化ではないデーモン・コマンドを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。 |
相手が呪文を唱えた時、自分のシールドをすべて見て、その中から呪文を1枚選び、コストを支払わずに唱えてもよい。 |
T・ブレイカー |
光のデーモン・コマンドの1体である《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》。
相手のクリーチャーがバトルゾーンに出るとシールドからデーモン・コマンドを場に出せます。
また、相手が呪文を唱えてもシールドから呪文を唱え返すことも可能です。
シールドを多用し、相手の行動に応じてアクションを起こすという意味でまさに光デーモン・コマンドの真髄が詰まったカードといえるでしょう。
元となったデーモン・コマンドは《魔光帝フェルナンドVII世》です。
光のデーモン・コマンドまとめ
・自分のシールドを利用する、あるいは、相手の動きに応じて発動する能力をもっている。
・《クリスティ・ゲート》という専用サポートカードがある。
・命名ルールは推理小説に関するワード。
収録カード予想~対サイキック・クリーチャー編~
サイキック・クリーチャーやサイキック・クリーチャーを呼び出す超次元呪文に対抗するカードが大量に登場し始めたのもエピソード2の特徴です。
サイキック・クリーチャーは強力だから……とあぐらをかいているようでは痛い目にあいますね。
鬼カイザー 「滅」
鬼カイザー 「滅」 SR 火文明 (6) |
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン 7000 |
スピードアタッカー |
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のサイキック・クリーチャーを1体選び、破壊する。 |
W・ブレイカー |
攻撃時に相手のサイキック・クリーチャーを1体破壊するスピード・アタッカードラゴンです。
破壊できるサイキック・クリーチャーはサイズを問わないのが強烈ですね。
TCG版では似たような効果をもっていた《爆竜GENJI・XX》がデュエプレでスーパーレアになってさらなる強化が加えられました。
《鬼カイザー 「滅」》にそのような強化がなければベリーレアとして実装されそうです。
《鬼カイザー 「滅」》まとめ
・攻撃時にサイキック・クリーチャーを破壊するスピードアタッカー。
・収録される際はレアリティがベリーレアになりそう。
拷問ロスト・マインド
拷問ロスト・マインド R 闇文明 (4) |
呪文 |
相手は自身の手札を見せ、その中の呪文をすべて捨てる。 |
相手の手札の呪文を全て捨てさせる凶悪呪文です。
ドロマー(光水闇)超次元のような呪文を多用するデッキにとっては実質4マナの《ロスト・ソウル》!
《永遠のリュウセイ・カイザー》などの手札から捨てられると場に出るクリーチャー、いわゆるマッドネスを躱せるのも大きな利点です。
《拷問ロスト・マインド》まとめ
・相手の手札の呪文を全て捨てさせる凶悪呪文。
・超次元呪文主体のサイキック・クリーチャーデッキに強烈に刺さる。
・対象は呪文オンリーなのでマッドネスも無力。
虚構の影バトウ・ショルダー
虚構の影バトウ・ショルダー UC 闇文明 (3) |
クリーチャー:ゴースト 2000 |
相手の呪文を唱えるコストは、相手の墓地にある呪文1枚につき1多くなる。 |
相手の墓地の呪文の枚数だけ相手の呪文のコストを重くする呪文対策クリーチャーです。
先に紹介した《拷問ロスト・マインド》で相手の手札の呪文を根こそぎ墓地に送り、次に《虚構の影バトウ・ショルダー》を場に立てれば相手は呪文が非常に撃ちづらくなります。
TCG版では《ヴォルグ・サンダー》で相手の山札の呪文を削りつつ、呪文のコストを加重する裏技もありましたが、デュエプレでは《ヴォルグ・サンダー》の山札削りの対象が自分だけになった関係で不可能になりました。
《虚構の影バトウ・ショルダー》まとめ
・相手の墓地の呪文の枚数だけ呪文のコストを重くするクリーチャー。
・呪文主体のデッキに強烈に刺さる。
・《拷問ロスト・マインド》との組み合わせは鬼畜極まりない。
希望の親衛隊ファンク
希望の親衛隊ファンク UC 闇文明 (5) |
クリーチャー:ダークロード/ハンター/エイリアン 5000 |
バトルゾーンにある相手のサイキック・クリーチャーすべてのパワーは-5000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される) |
バトルゾーンにある相手のサイキック以外のクリーチャーすべてのパワーは-1000される。 |
第17弾に登場した《希望の守り手ファンク》の成長?した姿。
相手のサイキック・クリーチャーのパワーを-5000し、サイキック・クリーチャー以外のパワーを-1000します。
《勝利のガイアール・カイザー》は機能不全に陥り、《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》や《巨人の覚醒者セツダン》のばらまきにも対応できます。
余談ですが、第17弾に登場した「希望の守り手」達はエピソード2では「希望の親衛隊」または「裏切りの親衛隊」として登場しました。
彼らに関するエピソードもエピソード2の物語を重厚にしてくれましたね。
《希望の親衛隊ファンク》まとめ
・サイキック・クリーチャーのパワーを-5000、それ以外のクリーチャーのパワーを-1000するクリーチャー。
・小型&中堅のサイキック・クリーチャーを多用するデッキには強烈に刺さる
・《希望の親衛隊ファンク》をはじめとする「希望の親衛隊」&「裏切りの親衛隊」のエピソードは必見。
収録カード予想~その他~
エピソード2では大型クリーチャーや対サイキック・クリーチャーのカードが印象深いですが、脇を固める呪文にも強力なものがそろっています。
デュエマプレイヤーを絶望に陥れたわぁーい、コンボー!なカードが初収録されたのもエピソード2でしたね。
ヒラメキ・プログラム
ヒラメキ・プログラム R 水文明 (3) |
呪文 |
自分のサイキックではないクリーチャーを1体破壊する。その後、自分の山札の上から、その破壊されたクリーチャーよりコストが1多いクリーチャーが出るまで、カードをすべてのプレイヤーに見せる。そのクリーチャーをバトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
SPルールマッチ「ヒラメキ・デュエル」の元となったわぁーい、コンボーな呪文。
過去に「ヒラメキ・デュエル」に関する記事も書いていますのでそちらもよろしければどうぞ!
TCG版ではコスト軽減用もちのクリーチャーとそのクリーチャーよりもコストが1大きいクリーチャー1種をデッキに用意することで好きな大型クリーチャーを早期にバトルゾーンに出すことができました。
TCG版ではその凶悪さからプレミアム殿堂(使用禁止)カードですが、第17弾で《母なる大地》がサプライズ収録されたので《ヒラメキ・プログラム》も収録される可能性はあります。
もし、収録されるのならばコストが5~7くらいまで増加する代わりに相手のクリーチャーも対象にできて、かつS・トリガーが付くとかどうでしょうか?
《ヒラメキ・プログラム》まとめ
・破壊したクリーチャーのコストよりも1大きいクリーチャーを山札から場に出すことができるコスト踏み倒し呪文。
・コスト軽減をもつクリーチャーと組み合わせて任意の大型を早出し可能。
・TCG版では禁止カードなので、デュエプレで出るとしたら何らかの弱体化は必須。
めった切り・スクラッパー
めった切り・スクラッパー R 火文明 (7) |
呪文 |
S・トリガー |
相手のクリーチャーを、コストの合計が6以下になるように好きな数選び、破壊する。 |
相手のクリーチャーをコストが6以下になるように選んで破壊するS・トリガー呪文です。
コストが低いクリーチャーを多用する速攻相手には抜群の効果を誇ります。
収録されるのならベリーレアで実装されそう。
ただ、《スーパー炎獄スクラッパー》が火の守護者グレン仕様で再録されたので、その地位を脅かしそうな《めった切り・スクラッパー》が実装されるかは疑問なところ……。
《めった切り・スクラッパー》まとめ
・コスト6以下になるように相手クリーチャーを選んで破壊するS・トリガー呪文。
・コスト参照なので速攻相手に強烈に効く。
・《スーパー炎獄スクラッパー》と役割が競合するので登場するかは怪しい。
ブレイン・ストーム
ブレイン・ストーム C 水文明 (2) |
呪文 |
カードを3枚まで引く。その後、自分の手札を2枚、好きな順序で山札の上に置く。 |
3枚までドローし、その後手札から2枚を山札の上に置く呪文です。
ガチンコ・ジャッジが登場するならサポートとしてこのカードも登場すると思います。
ガチンコ・ジャッジと組み合わせる以外にも相手の手札破壊に対してキーカードを山札の上に逃がしたり、ドローはせずにカードを山札の上に置いて山札切れを防いだりと様々な使い方ができるカードだったり……。
まさに、使い手の頭脳が試されますね!
《ブレイン・ストーム》まとめ
・手札入れ替えと山札への積み込みを行える軽量呪文。
・ガチンコ・ジャッジのサポートとして登場する可能性大
・ガチンコ・ジャッジサポート以外にも使用用途は多彩。
第18弾の収録カード予想まとめ
以上が、第18弾に収録されるビクトリー及びゼニス以外のカードの予想となります。
TCG版のエピソード2に相当するエキスパンションになるという事で巨大クリーチャーに焦点が当たると思います。
マナを溜めてドカンッと超大型のゼニスで制圧する……。
割と大味で爽快なデュエマが楽しめそうです。
今回のはあくまでも予想で実際にどんなカードが収録されるのかは分からないので意外なカードが収録される可能性もあります。
何はともあれ来年の1月下旬を楽しみに待ちたいですね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
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・「デュエル・マスターズプレイス」公式サイトバナー画像
・いらすとや
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