2023年11月10日(金)に『デュエル・マスターズプレイス』の第23弾「双剣王凱旋 -DRAGHEART SOLUTION-」のティザームービーが公開されました。
それにともなって、デュエプレ公式X(旧Twitter)で第23弾の新カードの情報が次々と公開されていますね。
今回は最新弾のビクトリーとスーパーレアをTCG版とも比較しつつ紹介していきたいと考えています。
この記事では第23弾で実装予定のビクトリーのカードを紹介していきます。
一応、少し前の記事で予想記事も出してますのでそちらも併せてどうぞ!
ビクトリー
龍覇 セイントローズ & 天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン/天命賛華 ネバーラスト
龍覇 セイントローズ
TCG版からの変更点
・レアリティがレアからビクトリーに昇格。
・ドラグハートを出す能力が任意となった。
・ブロッカー付与の範囲の変更
DCG版)自分の光のドラグナー
TCG版)自身のみ
第22弾の《龍覇 エバーローズ》の強化形態。
登場時能力でコスト5以下の光のドラグハートをバトルゾーンに出せる光のドラグナーです。
一応、ドラグハートを出す能力は任意となりました。
盤面をドラグハートで埋めたくないときには融通が利くようになりましたが、シチュエーションが限定的なためあまり大きな変更点ではありません。
バトルゾーンに出したいドラグハートの筆頭としてはやはり自身に付属する《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》です。
また、光のドラグハートがある時のブロッカー付与は自身だけでなく、光のドラグナー全てが対象となりました。
元々ブロッカーでない光のドラグナーでも《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》の龍解に貢献させることができますね。
天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン
TCG版からの変更点
・特になし
光のドラグハート・フォートレスの中でも最強の一角なのがこの《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》。
ターン終了時に手札の光ブロッカーをタダ出しできます。
《ヘブンズ・ゲート》とは異なり進化クリーチャーも対象です。
また、おまけのように光以外の呪文のコストを1増加させます。
TCG版ではタダ出し効果が強烈なため、呪文のコスト加重効果はうっかり忘れがちでしたが(私でだけかも……)、デュエプレではコンピューターの処理で自動的に重くなるので忘れることはありませんね。
龍解条件はターン開始時に自身の3体のブロッカーがバトルゾーンにあることです。
《龍覇 セイントローズ》のブロッカー付与の範囲が広がったのでTCG版よりも龍解しやすい……かもしれません。
天命讃華 ネバーラスト
TCG版からの変更点
・エスケープがキーワード能力でなくなった。
・エスケープがパワー0以下の時に発動しなくなり、強制かつ戻す手札がランダムとなった。
《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》が龍解すると《天命讃華 ネバーラスト》となります。
自身の光クリーチャーに常勝能力を与え、誰もコスト5以下の光以外の呪文を唱えられなくします。
また、破壊されてもシールドを手札に戻せばバトルゾーンを離れません。
まさに、光の切り札と言っても過言ではありません。
デュエプレではエスケープがキーワード能力でなくなりました。
また、パワーが0以下では発動しなくなり、強制化かつ戻すシールドはランダムで選択されるようになりました。
ただ、破壊耐性としてはTCG版と変わらない使用感を発揮できそうです。
デュエプレでは先行登場した《予言のイザナイ コットン》のエスケープは上記の変更に加え、ターン1限定となっていましたが、《天命讃華 ネバーラスト》のエスケープは同じターンに何度でも使用できます。
そこはビクトリー相応のカードとしての格の違いでしょうか?
龍覇 M・A・S & 龍波動空母 エビデゴラス/最終龍理 Q.E.D.+
龍覇 M・A・S
TCG版からの変更点
・レアリティがレアからビクトリーに昇格。
・ドラグハートを出す能力が任意となった。
第22弾で登場した《龍覇 メタルアベンジャー》がパワーアップした姿。
登場時能力でコスト4以下の水のドラグハートを場に出しつつ、相手のコスト6以下のクリーチャーを1体手札に戻せます。
一応、ドラグハートを出す能力は任意となりました。
盤面をドラグハートで埋めたくないときには融通が利くようになりましたが、シチュエーションが限定的なためあまり大きな変更点ではありません。
出したいドラグハートはもちろん《龍波動空母 エビデゴラス》!
手札戻し能力はデュエプレでは強制化されがちですが、TCG版から引き続いて任意なので登場時能力をもっている相手クリーチャーを戻してしまって能力を再利用される心配はありません。
龍波動空母 エビデゴラス
TCG版からの変更点
・ドローに「自分の手札が8枚以下」という条件がつき強制化。
・龍解条件のドロー枚数の変更。
DCG版)4枚
TCG版)5枚
デュエマ初の横向きカードであるドラグハート・フォートレスとして鳴り物入りで登場した《龍波動空母 エビデゴラス》。
デュエプレでも他のドラグハート・フォートレスに先駆けて詳細が公開されました。
《龍波動空母 エビデゴラス》自身がターン開始時のドロー効果をもち、ターン中に規定枚数のカードをドローすると龍解します。
デュエプレでは《龍波動空母 エビデゴラス》自身のターン開始時のドロー効果が「自分の手札が8枚以下」という条件が付きドローが強制化しました。
これはカードが手札制限の10枚を超えて墓地に置かれないようにするための配慮のようですね。
また、龍解条件のドロー枚数も4枚へと緩和されました。
TCG版でも非常に強力なカードでしたがさらに強化改修が施されることに……。
最終龍理 Q.E.D.+
TCG版からの変更点
・ドローに「自分の手札が8枚以下」という条件がつき強制化。
・アンブロッカブルの対象の変更。
DCG版)水のクリーチャー
TCG版)水のドラゴン
《龍波動空母 エビデゴラス》が龍解すると《最終龍理 Q.E.D.+》となります。
第22弾のビクトリーである《龍素王 Q.E.D.》の強化形態ですね。
山札の上5枚から1枚を選んでドローできる追加ドロー能力と自軍全体をブロックされなくする能力を合わせもっています。
デュエプレでは《龍波動空母 エビデゴラス》同様に《最終龍理 Q.E.D.+》自身のターン開始時のドロー効果が「自分の手札が8枚以下」という条件が付きドローが強制化しました。
また、アンブロッカブルは水のドラゴンだけでなく、水のクリーチャー全体が対象になるという強化を受けました。
横に並んでいるドラグナーもブロックされなくなるのでリーサル力が高まっていますね。
さらに、除去されても「龍回避」で《龍波動空母 エビデゴラス》に裏返り虎視眈々と再龍解を狙う事ができます。
デュエプレでもTCG版同様に活躍しそうですが、1つ注意したいのがデュエプレ特有の手札の枚数制限です。
デュエプレは手札の枚数の上限が10枚までで、10枚以上手札がある状態ではドローできなくなります。
なので、ドローした手札を吐き出す手段を確保しておかないと、龍回避と再龍解を繰り返すうちに手札が一杯となっていずれドローできなくなり龍解することが不可能になります。
それがあるからこそデュエプレでさらに強化が入ったのかもしれないですね。
二刀龍覇 グレンモルト「王」& 最強熱血 オウギンガ & 星龍解 ガイギンガ・ソウル
二刀龍覇 グレンモルト「王」
TCG版からの変更点
・レアリティがベリーレアからビクトリーに昇格。
・ドラグハートを出す能力が任意となった。
・マナ武装の条件の変更
DCG版)5
TCG版)7
2つのドラグハート・ウェポンを操る《龍覇 グレンモルト》の強化形態。
登場時能力でコスト5以下の火のウェポンをバトルゾーンに出して自身に装備させます。
さらにマナ武装の条件を満たせば登場時能力でコスト6以下の火のウェポンも装備できます。
まさに、デュエプレ界の「大谷翔平」と言わんばかりの二刀流もとい、二刀龍を決めることが可能です。
一応、ウェポンを出す能力は任意となりました。
盤面をウェポンで埋めたくないときには融通が利くようになりましたが、シチュエーションが限定的なためあまり大きな変更点ではありません。
デュエプレでは火のマナ武装の条件が緩和されて5となりました。
TCG版では《二刀龍覇 グレンモルト「王」》のデッキは火単色あるいは火の単色+火/自然の多色カードで構成するのが鉄則でしたが、デュエプレではそこまで火単色・準火単にこだわらなくても良さそうです。
同じく火のマナ武装の条件が5となった《怒英雄 ガイムソウ》と併せて使いたいところ。
あと、ウェポンを場に出した時にきちんと《二刀龍覇 グレンモルト「王」》の左右にウェポンがくっつくのかが気になるところです。
まぁ、右に2つのウェポンがくっつくのでしょうが……。
注意したいのが《二刀龍覇 グレンモルト「王」》で二刀龍を決めようと思ったらバトルゾーンの枠を3つとるという事です。
ここに《怒英雄 ガイムソウ》も合わせるとバトルゾーンに4つの枠が必要となってきます。
《二刀龍覇 グレンモルト「王」》のデッキはワンショットキルの性質が強いので、そこまで盤面にクリーチャーを並べることはないと思いますが、枠を3つあるいは4つ取るということにを失念していると肝心な時にその威力が発揮できないかもしれません。
無敵王剣 ギガハート
TCG版からの変更点
・レアリティがダブルビクトリーからビクトリー相応に降格。
・攻撃時の破壊耐性がパワーが0より大きい時のみに働くようになった。
《銀河大剣 ガイハート》の強化形態がこの《無敵王剣 ギガハート》。
装備したクリーチャーにスピードアタッカーを付与し、装備したクリーチャーは攻撃時に破壊されなくなります。
デュエプレでは破壊耐性はパワーが0より大きい時のみに発動するようになりました。
デュエプレでは今のところ攻撃中の《二刀龍覇 グレンモルト「王」》のパワーを0以下まで下げるような手段は無いように思うのでそこまで気にしなくても良いと思います。
TCG版でも龍解は攻撃後なのでパワーを0以下まで下げられると結局破壊されて龍解できなかったのですが……。
龍解条件はターン中に自身のドラゴンが2回攻撃することです。
一緒に《二刀龍覇 グレンモルト「王」》に付属する《銀河剣 プロトハート》で簡単に条件を満たせますし、実質タダ出しできるスピードアタッカードラゴンの《ボルバルザーク・エクス》を活用しても良いですね。
最強熱血 オウギンガ
TCG版からの変更点
・レアリティがダブルビクトリーからビクトリー相応に降格。
《無敵王剣 ギガハート》が龍解すると《最強熱血 オウギンガ》となります。
《熱血星龍 ガイギンガ》の強化版ですね。
攻撃時と選ばれた時に超次元ゾーンからコスト10以下のドラグハート・クリーチャーをバトルゾーンに出し、そのクリーチャーにスピードアタッカーを与えます。
現在のデュエプレのカードプールでも《熱血星龍 ガイギンガ》を出すだけでも十分強力です。
ただ、《二刀龍覇 グレンモルト「王」》から龍解を決めた場合、バトルゾーンが一杯でタダ出し能力が使用できないということも起こりえそうです。
銀河剣 プロトハート
TCG版からの変更点
・レアリティがビクトリー相応となった。
装備したクリーチャーが各ターンはじめてタップするとアンタップさせるドラグハート・ウェポン。
《二刀龍覇 グレンモルト「王」》に装備させると単体で《無敵王剣 ギガハート》の龍解条件を満たせます。
TCG版でも使われた強力なコンボでした。
自分のターン中に《銀河剣 プロトハート》を装備したクリーチャーが2回攻撃すればターンの終わりに龍解します。
星龍解 ガイギンガ・ソウル
TCG版からの変更点
・レアリティがビクトリー相応となった。
《銀河剣 プロトハート》が龍解すると《星龍解 ガイギンガ・ソウル》となります。
各ターン、はじめてタップするとアンタップします。
《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》のように2回攻撃可能です。
ただ、《二刀龍覇 グレンモルト「王」》からのワンショットの場合《星龍解 ガイギンガ・ソウル》に龍解する前に勝負が付いている場合が多そうです。
一応、相手にワンショットを耐えしのがれた場合でも2回攻撃可能なクリーチャーがバトルゾーンにあるだけで結構なプレッシャーを与えることができます。
余談ですが、《無敵王剣 ギガハート》/《最強熱血 オウギンガ》にはビクトリーのマークが付いているのに《銀河剣 プロトハート》/《星龍解 ガイギンガ・ソウル》には付いていません。
あくまでも《無敵王剣 ギガハート》を龍解させるための補助具的な扱いなのでしょうか……?
龍覇 ザ=デッドマン & 侵攻する神秘 ニガ=アブシューム/五邪王 ニガ=ヴェルムート
龍覇 ザ=デッドマン
TCG版からの変更点
・レアリティがレアからビクトリーに昇格。
・ドラグハートを出す能力が任意となった。
・代替コスト能力の仕様の変更。
・代替コスト能力がコストを支払うようになった。
ドラゴン・サーガの物語の黒幕。
登場時能力でコスト5以下の自然のドラグハートをバトルゾーンに出せる自然のドラグナーです。
一応、ドラグハートを出す能力は任意となりました。
盤面をドラグハートで埋めたくないときには融通が利くようになりましたが、シチュエーションが限定的なためあまり大きな変更点ではありません。
目玉能力の代替コスト能力はマナゾーンに5文明のカードが揃っている状態ならばコスト6以上のクリーチャーと呪文のコストが5まで軽減されるという能力に変更されました。
ちょうど、デュエプレのマナシステムに合わせた感じですね。
マナに5文明そろっていれば代替コスト能力は起動できるので、各文明のカードを律義にタップする必要があったTCG版よりも気軽に能力を発動しやすくなっています。
また、コストを支払う能力なので《ウソと盗みのエンターテイナー》のタダ出しを咎める能力にも引っ掛からなくなりました。
ドラゴンもちのドラグナーなので、サポートも豊富です。
第22弾の《始原塊 ジュダイナ》とも相性が良くなっています。
あと、元ネタはWoTC社員のDeadmanですが、デュエプレでのボイスもDeadman本人が当てるようですね。
侵攻する神秘 ニガ=アブシューム
TCG版からの変更点
・特になし
バトルゾーンにある限りマナのカードが全ての文明を得るようになる自然のドラグハート・フォートレスです。
また、自分のドラゴンが破壊された時にマナゾーンに置くことができます。
しかし、戦況を大きく優位にする能力ではないため早々に龍解させたいところ。
龍解条件はターン終了時にマナゾーンのドラゴン5枚を手札に戻すことです。
龍解でマナゾーンを減らしても《龍覇 ザ=デッドマン》の代替コスト能力でカバーすることができます。
そこはTCG版からあったデザイナーズコンボですね。
五邪王 ニガ=ヴェルムート
TCG版からの変更点
・ドラゴンが破壊された時にマナゾーンに置く能力の追加。
《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》が龍解すると《五邪王 ニガ=ヴェルムート》となります。
《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》は自然単色でしたが、《五邪王 ニガ=ヴェルムート》は「五邪王」の名前のとおり5文明のドラグハート・クリーチャーです。
自分、相手問わずクリーチャーの攻撃時に相手のアンタップクリーチャーをマナ送りにします。
なので、攻撃のたびに相手の戦力を削ぐことが可能です。
また、《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》からマナ染色の効果を引き継いでいます。
デュエプレではドラゴンが破壊された時にマナゾーンに置く能力が追加されました。
ちょうど、《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》が有していた効果ですね。
龍回避ももつので除去を受けても《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》に裏返り再龍解を狙うことができます。
デュエプレで追加されたドラゴンが破壊された時にマナゾーンに置く能力によってささやかですが再龍解しやすくなっていますね。
第23弾ビクトリー&スーパーレア紹介のまとめ
以上が、第23弾「双剣王凱旋 -DRAGHEART SOLUTION-」で実装されるビクトリーの紹介となります。
第22弾はウェポン面のあるドラグハートが登場しましたが、第23弾はフォートレス面のあるドラグナーが次々と実装されそうです。
フォートレスは《デーモン・ハンド》のような除去呪文ではどかすことができません。
また、ビクトリーのドラグハート・クリーチャーは「龍回避」をもち除去されてもフォートレス面に裏返ります。
幸い、TCG版同様フォートレスをどかすためのカード指定除去も第23弾に一緒に収録されるようなので、そちらも合わせてチェックしておきましょう。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
次回記事:
※ブログ記事に関するご意見・ご感想等がありましたらコメント欄に記載をお願いします。
引用元:
・デュエル・マスターズプレイス公式X(旧Twitter)
サムネイル画像:
・デュエプレ 第23弾カードパック「双剣王凱旋 -DRAGHEART SOLUTION-」タイトル画像
・いらすとや
コメント