前回、取り上げたフリーゲームは『神隠し【道切りの果てに】』という和風RPGでした。
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今回は打って変わって洋風のファンタジーRPGを紹介します。
今回、紹介するゲームは『EYE~龍の歌声~』です。
概要
EYE~龍の歌声~
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タイトル | EYE~龍の歌声~ |
ジャンル | ファンタジーRPG |
作者 | チームするめ(敬称略) |
クリア時間 | 4~5時間程度(RPGに慣れている人はもっと早くできるかも) |
備考 | プレイにはRPGツクール2000RTPのインストールが必要 主人公変更可、主人公性別変更可 |
以下が『EYE~龍の歌声~』をプレイするのに必要な『RPGツクール2000』のRTP(ランタイムパッケージ)のリンクとなります。
あらすじ
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何気ない日常……。
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火に包まれた村を前に呆気に取られるあなた。
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あなたに迫る赤騎士達。
彼らはアルテア王国の騎士団の一員のはず……。
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目の前に現れる異形の龍。
この龍こそが騎士達を狂わせあなたの住むイファの村を混乱に陥れた黒幕だ。
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龍はあなたを残して去っていった。
あなたは姉の遺言に従って首都イシスに向かう。
登場人物
主人公(名前および性別変更可)
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本作の主人公。
住んでいた村を騎士達に焼かれ姉を殺される。
姉の遺言に従って首都イシスに向かう。
クレア
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アルテア王国の姫。
おてんばな性格で宰相のアルバールを困らせている。
姫の割にフットワークが軽く、とある依頼の後いつでも主人公の仲間になってくれる。
アルバール
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アルテア王国の宰相。
おてんば姫のお目付け役でもある。何かジョジョに出てきそう
他にもアルテア王国の騎士達をはじめ魅力的なキャラクターが仲間となります。
どんなゲーム?
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依頼一覧。
依頼の報酬に応じて難易度も変わってくる。
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入るたびに変化するダンジョン。
右上のミニマップを参考に進んでいくべし。
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レベルアップ時の能力割り振り。
自分の好きなように主人公を育てられる。
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独特な不気味さにあふれる敵モンスター達。
依頼の難易度が高いダンジョンで登場する敵モンスター程強くなります。
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物語のテーマの中核であるドラゴンは他のモンスターよりもひときわ強力!
仲間の力も合わせて果敢に戦うべし!
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冒険の途中で出会う騎士達。
彼らと一緒にパーティを組んだり技を教えてもらったりしてくれる。
EYE~龍の歌声~の魅力
「EYE~龍の歌声~」の魅力は以下の通りです。
『EYE~龍の歌声~』の魅力
・依頼システムによる自由度の高さ
依頼システムによる自由度の高さ
ゲームの大まかな流れとしては
依頼を受ける⇒ダンジョン攻略⇒目的を達成し報酬を受け取る
というのを繰り返していきます。
依頼をクリアすると報酬がもらえるだけでなく新たなキャラクターが主人公に力を貸してくれたりします。
また、新しい依頼を受注することができ物語が進んでいくとかもありますね。
キャラクターの濃さもこの作品を語る上では外せません。
主人公の性別選択も可能なので女性がプレイすることも想定しているのでしょうがとても女性が好きそうなキャラクターとは……でも、「進撃の巨人」や「ジョジョ」なんかも女性受けが良かったしこういったキャラクターでも腐女子の方々にも好評なのかもしれませんね。
キャラクター自体は依頼イベント中での主人公との掛け合いで魅力が存分に味わえます。
ただ、それだけに主人公以外の他のキャラクターどうしの掛け合いが少ないのが気になるところです。
異なる色の騎士団を仲間に入れている状態で話しかければ何かいつもと違う反応を返してくれてもよさそうなものですが……そこが惜しいような気がしますね。
技を教えてもらうというある意味燃えるシチュエーションも「〇×を教えてもらった」という感じで淡白なのも少し残念です。
あと、王国の城の宝物庫に忍び込む依頼をこなす際に姫や宰相をパーティに入れたまま行える点はもう少しどうにかならなかったんですかね……いくら戦時の混乱下にあるといっても無理がある気がします。
だから、物語の終盤に姫に処刑命令が下るんだよ……。
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※城の宝物庫に侵入して警備の白騎士達に見つかり応戦!
パーティの3番目と4番目がそれぞれ姫と宰相となっています。
まぁ、個人的に一番気に入っているのはやはり作品全体に広がっている陰鬱感でしょうか。
舞台となるアルテア王国は他国に戦争を仕掛けている一方、国中で龍病という奇病が発生し、騎士団の統率も取れていない状況で何気なく過ごしている国民にも不安の影が……。
物語を進めていくにつれて全てが明らかになるわけですが、そのような陰鬱な雰囲気が日々の生活に疲れている自分にとっては……心地よかったりしますね。
まとめ
このゲームを最初にプレイしたのは前回紹介した『神隠し【道切りの果てに】』とちょうど同時期くらいでした。
こちらはこちらで、濃いキャラクター達(褒め言葉)、割と不気味なモンスター(褒め言葉)、そして何より龍によって人間が狂っていき、やがては龍に変化するというのが子供ながらに怖かったですね。
いかに世界観や雰囲気でプレイヤーに訴えかけるかというのが特にフリーゲームにおいては大切な気がしますね。
ぜひ、皆さんもプレイしてみてください。
以下が『EYE~龍の歌声~』をプレイするのに必要な『RPGツクール2000』のRTP(ランタイムパッケージ)のリンクとなります。
次回以降も私の気に入っている「尖った」フリーゲームを紹介していきたいと考えています。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
次回記事:
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画像引用元:『EYE~龍の歌声~』本編
サムネイル画像:いらすとや
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