前回まで取り上げたフリーゲームはちょっと怖かったり、陰鬱だったりしましたが、今回は心機一転コミカルなRPGを紹介したいと思います。
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今回、紹介するのは『ミーアのグルメ冒険記』です。
食いしん坊の女の子が主人公のギャグ調のRPGとなっています。
概要
ミーアのグルメ冒険記
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タイトル | ミーアのグルメ冒険記 |
ジャンル | 超短編コミカルRPG |
作者 | タンクタウン(敬称略) |
クリア時間 | 4~5時間程度(RPGに慣れている人はもっと早くできるかも) |
備考 | プレイにはRPGツクール2000RTPのインストールが必要 テックウィン2005年1月号コンテストパーク受賞作品 |
以下が『ミーアのグルメ冒険記』をプレイするのに必要な『RPGツクール2000』のRTP(ランタイムパッケージ)のリンクとなります。
あらすじ
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王国を脅かすドラゴンに立ち向かう兵士たち。
しかし、ドラゴンは強大でまるで歯が立たない!
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なすすべが無い国王は仕方なく民衆から生贄を募りドラゴンに捧げることに……。
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生贄に選ばれたミーアの家を訪れたギルバート。
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生贄の少女、ミーアは家から出て開口一番。
「さ~て、ドラゴン食うぞ~~っ!!!」
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ギルバートの説明で自分がドラゴンを食うわけじゃなく食われに行くことを理解したミーア。
それでも、何としてでもドラゴンを食いにお隣さん(パシリ)のビルを連れてドラゴンの元に向かうのであった。
登場人物
ミーア
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本作の主人公。
何よりも食べることが大好きな女の子。
ドラゴンの生贄にされる予定だったが、
逆にドラゴンを鍋にして食うことを楽しみにしている。
ビル
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ミーアに振り回される苦労人。
彼女に半ば強制的に連れてこられる形で旅に同行することになった。
料理の腕は超一流で道中で出会う魔物をおいしく調理してくれる。
ギルバート
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ドラゴンの元までミーアを護衛する役割を担っている騎士。
生真面目な性格。
立ち絵はそうでもないが、顔グラがどうにもやる気がないように見える……。
どんなゲーム?
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フィールドをうろついている魔獣とバトル!
減った体力と気力は戦闘に勝利すれば全回復するので全力で戦うべし!
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戦いに勝利するとビルが魔物を料理してくれるので、喜んでいただきましょう!
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早速、ビルが調理してくれた魔獣料理を味わいます。
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魔獣を食べてレベルアップ!
食べる魔獣の種類によって上昇する能力幅が異なります。
また、その魔獣の特技を会得することもできたり……。
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道中ではアクション要素もあります。
華麗なキーボード捌きを駆使してギルバートを操作して敵デカキャラを倒しましょう!
『ミーアのグルメ冒険記』の魅力
『ミーアのグルメ冒険記』の魅力は以下となります。
・独特の成長システム
・謎解きやアクションなどのRPG以外の要素
・コミカルで明るいストーリー
独特の成長システム
本作では敵を倒してもレベルアップしません。
では、強くなるにはどうしたらいいかと言いますとずばり単純で「食べる」ことで能力があがります。
まず、魔獣を倒さなければ魔獣を料理することはできません。
強い魔獣はパーティがある程度強くなければ倒すのは難しいです。
倒した魔獣はビルが料理してくれます。
できあがる料理は魔物ごとに異なりますね。
お楽しみのお食事タイム!
どの能力がどれくらい上昇するかは食べてからのお楽しみ♪
このサイクルを繰り返すことで強くなっていきます。
ただ、食べてレベルアップできる回数は1人につき4回までです。
また、食べる魔獣の種類によっても上昇する能力値が異なり、ストーリー後半に登場する魔獣を食べたほうが能力の上昇値は大きいです。
しかし、当然のことながら後に登場する魔獣ほど強力になるため倒すのは難しくなります。
なので、誰にどのタイミングで料理を食べさせてレベルアップを図るかということを前もって計画立てておくことが重要になってきたり……。
最終面の魔獣を食べれば非常に大幅に能力値が上昇するので、あえて特定のメンバーに何も食べさせずに最終ステージまで進めば最終ステージで一気に能力アップを行うことができます。
ただ、それをすると難易度は一気に下がってしまいますが……。
RPGらしく手応えを感じて進めたいのであれば、作者様が「ReadMe」で記載しているとおり1ステージで1回魔獣を食べてレベルアップをするのが良いのではないでしょうか?
逆に、俺(私)ツエーを味わいたいのであれば、最終面の魔獣を一気に食してフルパワー状態にもっていきたいところですね。
謎解きやアクションなどのRPG以外の要素
本作ではRPG部分が主体ですが、それ以外の要素もあります。
大別すると謎解きとアクションの2つに分かれますね。
ステージの最後でどちらかをクリアしないと先に進めないようになっています。
ただ、どちらに挑戦するかは選べるのでクイズが得意な人は謎解きをキーボード捌きに自身がある人はアクションを選択すれば詰むことはないと思います。
コミカルで明るいストーリー
このゲームのあらすじが「ドラゴンに生贄に捧げられるはずの少女が逆にドラゴンを食いに行く」といった点からも分かるように全編を通してギャグ調のストーリーが展開されます。
イベントではコミカルな掛け合いが繰り広げられてストーリーを楽しませてくれます。
ギルバート関連のイベントはシリアスになりますが、それ以外はギャグとコミカルで占められていると言っても過言ではないでしょう。
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普段は快活なミーアですが、イベントにとってはこのような曇った表情を見せることもあります。
それでも基本的には笑顔を見せてくれるんですけどね。
疫病や戦争で暗い話題が尽きないこのご時世だからこそ、明るくて楽しめるストーリーは大きなプラスポイントですね。
『ミーアのグルメ冒険記』まとめ
以上が『ミーアのグルメ冒険記』の紹介となります。
超短編と謳っていますが、食べることに着目した独特の成長システムや謎解き、アクション、そして何よりコミカルな話と非常に密度の濃いゲームとなっていますね。
本編ではビルが魔獣を様々な料理に調理してくれるので、プレイしていると思わずお腹が空いてきますね。
さぁて、今日の夕食は何にしようかな……なんてね。
皆さんもぜひプレイしてみてください。
以下が『ミーアのグルメ冒険記』をプレイするのに必要な『RPGツクール2000』のRTP(ランタイムパッケージ)のリンクとなります。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
次回記事:
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画像引用元:『ミーアのグルメ冒険記』本編
サムネイル画像:いらすとや
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