これまで定期的に記事にしてきたフリーゲーム紹介ですがそれも早くも第8回。
これまで和風RPG、洋風RPG、コミカル系RPG、海戦シミュレーションゲーム……と趣向が異なるフリーゲームを紹介してきた。
(ジャンル分けするとRPGが多いですが……)
今回は原点に立ち返って勇者が魔王を討つという王道RPGを紹介したいと思います。
今回、紹介するのは『勇者クエスト』です。
この記事がおススメな方
・『ドラゴンクエスト』のような王道系のRPGが好きな方。
『勇者クエスト』概要
勇者クエスト
タイトル | 勇者クエスト |
ジャンル | RPG |
作者 | くれす(敬称略) |
クリア時間 | 10時間~15時間程度(エンディングまで) |
備考 | 『RPGツクール2000』RTPのインストールが必要 |
以下が『勇者クエスト』をプレイするのに必要な『RPGツクール2000』のRTP(ランタイムパッケージ)のリンクとなります。
あらすじ
復活した魔王「ディーゼンダルク」率いる魔物の軍勢によって危機に陥った王国。
かつて魔王を封印した勇者アレックスの子孫であるアレスは先に魔王を討つと言って飛び出していった姉を探し、共に魔王を討つため魔王討伐隊が結成されている『希望の都』へと赴いたのであった。
登場人物
アレス
かつて魔王「ディーゼンダルク」を封印したとされる勇者アレックスの血を引く本作の主人公。
勇者というだけあって剣技や単体対象の回復魔法、そして特別な技を使用可能。
必然的にパーティの中核となります。
他のパーティのメンバーは入れ替え可能ですが、アレスだけはエンディングまでパーティから外すことはできません。
ケーセル
アレスの友人。
僧侶だけあって回復魔法を得意とする一方、撃たれ弱い。
回復に長けるメンバーはあまりいないので重宝します。
他にも魅力的かつ頼りになるキャラクターが仲間となります。
どんなキャラが仲間になるかは……自分の目で確かめましょう!
どんなゲーム?
魔王討伐隊の拠点の『希望の都』
武器の調達や宿屋での情報収集などアレス達の活動の拠点としてお世話になります。
フィールドやダンジョンではモンスターと遭遇します。
レベルアップのためにも倒していきたいところですが、HPやMPを温存するためにあえて逃げるのも一つの手です。
探索を進めると宝箱を発見!
開けるべきか、開けざるべきか……。
欲に駆られて開けたものの何と宝箱は罠でした!
仲間が無駄にダメージを受けてしまいます。
最奥まで探索すると凶暴そうなモンスターを発見。
奴はここ一帯の草原のボスモンスターです。
いざ、戦闘!
ボスモンスターは雑魚敵と比べてHPや攻撃力が高く、多彩な行動を取ってきます。
最後の最後まで諦めないで勝利をもぎ取りましょう!
何とか勝利……。
ボスモンスターを討伐すると次のダンジョンに向かうことができます。
これを繰り返して魔王「ディーゼンダルク」の居城までたどり着いて魔王を討つのがこのゲームの流れです。
『勇者クエスト』の魅力
『勇者クエスト』の魅力は以下となります。
『勇者クエスト』の魅力
・フィールドやダンジョンを探索する楽しさ
・王道とも言えるストーリー展開
フィールドやダンジョンを探索する楽しさ
『勇者クエスト』でも他のRPGにあるようにフィールドやダンジョンの探索があります。
しかし、『勇者クエスト』の探索は非常にシンプルです。
上矢印で進む、下矢印で退くという形でダンジョンを移動していきます。
移動途中に宝箱や人影の発見などのイベントが起こります。
プレイヤーはそれを調査するかどうかを決めることができますね。
調査の結果、お金が手に入ったりパーティのHP・MPが回復するといったメリットもありますが、逆にお金を奪われたりパーティがダメージを受けたりといったデメリットが生じる可能性もあります。
なので、ボスとの戦いを優先したい際には調査を断念するのも一つの手となりますね。
探索中に謎の石板?を発見。
調査の結果、得することもあれば損することも多々ありますので調査は計画的に。
ただ、強敵を打ち倒すには強力な武器やHPを回復させるアイテムが必要になり、さらにそれらを手に入れるためにお金が必要になるので、どうしてもフィールドやダンジョンを探索してお金をかき集める必要性が出てきます。
仲間の中にはパーティに入れているだけで宝箱や人影の発見率を上昇させるキャラもいるので、そういったメンバーを上手く活用することで効率よく収集を行うことが可能です。
また、フィールドやダンジョンでは仲間になるキャラと出会うこともあります。
物理攻撃に秀でているキャラでも扱う武器の種類が違っていたり、魔法使いでも扱う魔法の属性が異なっていたりと非常に個性豊かなメンツがそろっておりますので、仲間を増やせばより自分好みのパーティを作ることができますね。
フィールドを探索していると仲間候補発見!
仲間への加入の条件に金銭を要求してくる場合もありますのである程度のお金は手元に用意しておいた方が良いです。
フィールドやダンジョンを移動していると当然のことながら敵モンスターとのバトルも起こります。
ボスを倒すことを念頭に置いているならば雑魚敵との戦闘はなるべく逃走したいところですが、一定の探索度で絶対に倒さないといけない敵が登場します。
MPの消費を覚悟のうえで速攻でカタを付けるか、消耗すること前提で通常攻撃で倒していくか……個人の趣向が分かれるところとなりますね。
他のRPGでもそうですが、HPの回復手段は多い一方でMPの回復は店売りのアイテムが無いためMP管理は重要です。
特に序盤は辛いです……。
一応、終盤には歩くだけでMPが回復するアイテムが手に入るのですが……。
王道とも言えるストーリー展開
『勇者クエスト』では復活した魔王「ディーゼンダルク」をかつて魔王を封じた勇者アレックスの子孫である主人公アレスが討つというストーリーになっています。
仲間になるキャラクターも僧侶、戦士、魔法使い……と王道のRPGをなぞっていたり……。
一方の魔王軍も魔王の配下に「四将」と呼ばれるひときわ強い幹部がいたり、また、ゲーム中で1つしか手に入らない伝説の武器など厨二心をくすぐってきますね。
アレス達が各フィールドやダンジョンのボスを討伐するのと並行して王国軍と魔王軍の戦いの戦況もまた変化していきます。
自分達の活躍の結果、全体の戦況が良い方に好転していくというのは見ていて気持ちいいものですね。
物語序盤は城で任務の内容を聞くにしても割と雑に扱われている感じですが……。
物語終盤になると城の中で国王直々に任務の内容を聞かされるというVIP待遇となります。
名誉な事ですがその分責任も重大となります。
『勇者クエスト』にはクリア後の追加ダンジョンや強くてニューゲームの要素もあります。
そして、裏ダンジョンも……。
とある条件を満たすと裏ダンジョンに挑戦することができます。
裏ダンジョンは出現するモンスターが今までとは比べ物にならないくらい強力で、また、前述の歩くだけでMPを回復するアイテムが使用できません。
さらに、戦闘に秀でていないメンバーも戦闘に参加させなければいけないので非常に苦しい戦いとなります。
作者様曰く、パーティのメンバーのレベルを最大まで上げて、かつ、強化アイテムでパーティを強化してクリアできるように調整しているらしいのですが……。
私は残念ながら裏ダンジョンを制覇できていません。
いつかはクリアしたいと思っているのですが……うーむ、厳しい……。
『勇者クエスト』まとめ
以上が『勇者クエスト』の紹介となります。
ダンジョン探索が進むか退くかの二択で非常に単純ですが、シンプルだからこそ何度でも遊んでみたくなりますね。
フィールドを駆け回るRPGとはまた違った楽しさがあるのではないかと思います。
皆さんもぜひプレイしてみてください!
以下が『勇者クエスト』をプレイするのに必要な『RPGツクール2000』のRTP(ランタイムパッケージ)のリンクとなります。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
次回記事:
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画像引用元:『勇者クエスト』本編
サムネイル画像:
・いらすとや
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