フリーゲーム紹介も第23回となりました。
当ブログでは、『RPGツクール2000』で製作されたRPGについて数多く紹介してきました。
これらは主に「RPGツクール2000」のデフォルト戦闘システムが用いられています。
(『のびハザ』、『のび太戦記』、『マリモパンツ』は自作システムが用いられていますが、そもそもゲームジャンルから異なります)




フリーゲームの中には「RPGツクール2000」のデフォルト戦闘システムを使わずに、戦闘システム自体を自作しているような作品も存在します。

今回、紹介するフリーゲームは『ふしぎの城のヘレン』。
異なる種類の武器・魔法を使い分けて魔物と戦いながらダンジョンを探索するRPGとなっています。
この記事がおススメな方
・一味凝った戦闘システムのRPGをプレイしてみたい方。
概要
ふしぎの城のヘレン

| タイトル | ふしぎの城のヘレン |
| ジャンル | RPG |
| 作者 | satsu(敬称略) |
| クリア時間 | 4・5時間程度 |
| 備考 | 『RPGツクール2000』RTPのインストールが必要 |
以下が『ふしぎの城のヘレン』をプレイするのに必要な『RPGツクール2000』のRTP(ランタイムパッケージ)のリンクとなります。
あらすじ
森の小屋で兄と2人で過ごす少女ヘレン。
彼女は兄から行ってはいけないと言われていた遺跡へと足を運ぶ。
冒険を通じ、彼女は真実を知る事になる……世界について、そして、彼女自身について。
登場人物
ヘレン

『ふしぎの城のヘレン』の主人公。
兄と一緒に平凡な生活を過ごしていた。
物語開始当初は文盲だったが、後に兄に教えられて文字が読めるようになる。
どんなゲーム?

「ニューゲーム」を選択するといきなり小屋の前に放り出されます。
オープニング……そんなものは無いよ。


兄さんからは「北の遺跡には絶対に近づいてはいけないよ。」とのお達し。
ただ、行ってはいけないと言われたら余計に行きたくなるお年頃。


自宅から「ロングボウ」を拝借。
さらに、遺跡の中で「ウッドシールド」をゲット。
これで攻守は万全ですね。

弓と盾をもっていざ魔物とバトル。
自分と相手のコマンドの行動スピードを意識してコマンドを選択するのが勝利のコツ。

ダンジョンにはそこら辺の雑魚の魔物とは一味違うボス魔物もいます。
異なる種類の武器・魔法を組み合わせて迎え撃ちたいところ。
武器の特徴
『ふしぎの城のヘレン』ではダンジョン道中で様々な武具・魔法を手に入れることができます。
同じ剣でも「ロングソード」と「ブロードソード」のように違いが存在したりしますね。
持ち物の数には制限があるため、新しい武具・魔法を手に入れようと思ったら既に持っているものを捨てる必要があったりします。
このゲームでは一度捨てた武具・魔法も再度拾う事のできる場所があるので、捨ててしまったからといって後悔する事はありません。
どんどん、新しい武具・魔法を試してみるのが良いと思います。

剣

弓矢

盾

魔法

『ふしぎの城のヘレン』の魅力
『ふしぎの城のヘレン』の魅力は以下となります。
『ふしぎの城のヘレン』の魅力
・複数の種類の武器を使い分ける自作戦闘
・進行度合いに応じて明らかになっていく世界観
複数の種類の武器を使い分ける自作戦闘
『ふしぎの城のヘレン』の魅力としてはやはり一般的な『RPGツクール2000』製のフリーゲームとは異なる戦闘システムでしょう。
剣・弓矢・盾・魔法のうち、敵魔物に最も効果的なコマンドを使用してバトルの勝利を目指します。
この戦闘システムで最も重要なのがヘレンと敵の行動スピード。
ヘレンと敵の行動にはそれぞれ「行動まで」と書かれている数値があり、時間が経つにつれて減少し、0になれば双方のアクションが行われます。
武器・魔法には行動スピードが設定されており、弓矢は威力がショボい代わりに行動スピードが早く、魔法は敵の防御を無視できる反面、発動間隔が大きいといった形で差別化がなされていますね。
相手の行動スピードを勘案して、ヘレンの使用武器を使い分ければ無傷で勝利する事も可能。


魔物の攻撃に合わせて盾を構えて打撃攻撃を無効化。
そして、弓矢での攻撃でとどめを刺します。
弓矢での攻撃一辺倒では無駄にダメージを受けていました。
ダンジョンの途中で回復スポットはあるものの、わざわざそこまで戻らないといけないので、なるべく魔物との戦闘でのダメージは抑えたいところ。
一応、ゲーム中盤で回復魔法は会得できますが、回復魔法も行動スピードが遅いためボス戦では唱える隙はなかなかありません。
また、バトルに勝つと貰える経験値を消費する事で武具・魔法の強化が可能。
強化させる事で武具・魔法の効果・防御を高めたり、行動スピードを早めたりできます。


経験値を消費して「ブロードソード」を強化。
強化の度合いに応じて+の数字が上昇!
もちろん、数字の値が高くなるものほど強化するのに多くの経験値を消費します。
雑魚敵は武具・魔法の強化を重ねていけば大抵何とかなりますが、道中に登場するボスキャラはヘレンの行動によって自身の行動を変化させるため、こちらも相手の行動をある程度予測して立ち回る必要が出てきます。
たとえ負けたとしてもペナルティは無いため、何度でも挑戦して敵の行動パターンを把握してそれに合った行動を取っていけば勝機は見いだせます。


敵に敗北すると小屋のベットから再スタート。
今までの冒険は夢オチという事なのでしょうか?
ひょっとすると、兄さんがダンジョンの奥から救い出してくれているのかもしれませんが……。
進行度合いに応じて明らかになっていく世界観

『ふしぎの城のヘレン』のストーリーにおいて、主人公のヘレンは好奇心から遺跡の探索する事になります。
さらに、ニンゲンが住む町や魔王の居城といった場所にまで探索範囲が広がることに。
魔王の居城では魔王配下の四天王、そして、魔王本人と戦う事になります。

魔王配下の四天王と対峙するヘレン。
四天王はそれぞれ固有の得意技を有しており、バトルにおいてヘレンを苦しめます。
魔王配下の四天王とかベタな設定だけど大好き!
ゲームを進めるにつれて、プレイヤーの中にはこう思う方も出てくるでしょう。
「この世界は我々が思うような世界なのか?」とね。
町のニンゲンからは「第×階層」という言葉が出てくるため一般的な世界ではないという事は推測できそうですが……。

物語も中盤に差し掛かると、ヘレンは兄から読み書きを教わります。
それによって今まで読む事ができなかった立て看板や書物を読む事が可能となり、プレイヤーにもヘレンを取り巻く世界がどういったものであるかが分かるようになります。
ある程度プレイヤーの中で推測が立てられた上で終盤、世界に関しての真実が明かされることに……。
真相が知りたい欲求に駆られてプレイを進めたくなる面白さがあります。
ちなみに、作者様のnoteによるとゲーム中で情報を小出しにしていったのは意図的なもののようですね。

ニンゲンの町の酒場にいるアンデッドナイト。
彼とは所々で顔を合わせる事になるのですが、ただものではない様子を伺わせてくれます。
個人的には、アンデッドナイトさんが『ふしぎの城のヘレン』で一番好きなキャラ。
『ふしぎの城のヘレン』紹介まとめ

以上が『ふしぎの城のヘレン』紹介となります。
「RPGツクール2000」の一般的なデフォルト戦闘とは一味異なる戦闘システムがウリとなっていますね。
キャラクター自体は主に「RPGツクール2000」のRTPのキャラクターが登場していますが、元々歩行グラフィックが無いキャラにも用意されていたり、サイドビュー戦闘では全ての敵キャラにヌルヌル動くドット絵が完備されており非常に手が込んでいることが伺えます。

道中でボスとして立ちはだかる「グリフォン」。
グリフォン自体はRTP素材で敵キャラのグラフィックがありますが、歩行グラフィックは存在しないため自作かと思われます。

『RPGツクール2000』では人間キャラなのに「野生の猿」扱いされている男盗賊に草生える。
ゲーム中では、行動スピードの早い防御無視の攻撃を繰り返すため強くはないが嫌らしい。
『ふしぎの城のヘレン』は「VIPRPG」の枠組みの作品ですが、別にそちらのネタを知らなかったとしても作中内で話が完結しているため十分楽しめます。
私自身が「VIPRPG」に明るくないため何とも言えないのですが、そちらのネタを知っていたらもっと深いところで楽しめるのかもしれません。
あっ、あと重要な事を言い忘れていた。
それは……ヘレンちゃんがカワイイ!


ステータス画面でウインクをしたり、ダッシュの際には懸命な表情を見せてくれますね。
正直、それだけでもプレイする価値がアリ!
皆さんもぜひプレイしてみてはいかがでしょうか?
以下が『ふしぎの城のヘレン』をプレイするのに必要な『RPGツクール2000』のRTP(ランタイムパッケージ)のリンクとなります。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
ではでは(≧∇≦)ノ
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画像引用元:『ふしぎの城のヘレン』本編
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・いらすとや

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